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開高 健が「小説は読み終わった時に、一言半句が残っていれば良い」
というようなことを言っていましたが
皆さんが印象に残っている一言半句を教えてください。

私は
梶井基次郎「檸檬」の「焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか」
岡本かの子「鮨」の「鮨屋は何処にでもあるんだもの」
ジョイス「フィネガンズ・ウェイク」の「川は流れる、アダムとイヴを過ぎて」等です。

A 回答 (11件中1~10件)

司馬遼太郎の「燃えよ剣」。

土方の「命を燃やして生きる」という言葉ですね。
男として生まれたからには、そうあるべきだと思います。なかなか難しいですが・・・

この回答への補足

そろそろ締め切らせて頂きます。
当然ではありますが、それぞれお人柄が良く表れている文章だと思いました。

皆様ご回答ありがとうございました。

補足日時:2012/10/18 17:24
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この回答へのお礼

「命を燃やして生きる」
良い言葉ですね。
確かに、命は燃やしてなんぼだと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/18 17:20

そういえばございません☆



自身の詩を含めた中途半端作品ではございます☆
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この回答へのお礼

minaotehonさんって詩人だったんですか!?
さぞや生きづらいでしょうね(笑)

一行だけで良いですから教えてください。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/18 07:04

【ばか正直こそ尊い】




小説「巨人の星」

川上哲治の名言
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この回答へのお礼

私、野球ファンではありませんし、ましてや大阪在住ですので
巨人ファンではないのですが、川上さんは好感を持てました。
やはり人格者だったのですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/18 06:59

こんばんは alterd1953 様


正確に 思い出せないんですが … ミロラド・パヴィチ 『風の裏側』 で
両側から (読み始めた ほうから …) 始まった 物語が 真ん中で
もう 一方へと 移行する 寸前の ページに、「… 三日目の 晩にして
ようやく、… 生首は、ぞっとする ような 低い … 声で 悲鳴を
あげ始めた …」 (恋人の … 首を 切り、三日間 持っていた のですが …)
ベッケル 『緑の瞳・月影』 の 中の 『白い手』 … 違った 『誓い』 の
老楽師が 歌う 物悲しい 調べの リフレイン、 「空しかる 男の誓い 待つ
乙女子の こころね 哀し」 (宮仕えで 若殿様と 結ばれ、戦に 向かう
若殿様は 生きて帰って 娶ると 誓うが、家名を 汚したと 兄に 殺され
埋められた 森の 墓で、約束の 指輪をした 白い手が どうしても 土の
下に 埋まらず 墓の 上へ 差し伸ばされる … 戦では 何度も 死の淵に
立つ 若殿様の 前に 白い手が 現れ、馬の はみを 掴み、槍ぶすまを
ついて 生還させる … 憂いに 沈む 若殿様は 戦後 この歌を 聴き、
森へ 赴いて、墓の 傍らに 膝まづき、白い手を 握り、婚礼を 行う …
すると 手は 墓に 沈んで 二度と 不思議は 起こらなかった …)
メリメ怪奇小説選 から 『ヴィーナスの殺人』 の 結び …
「(亡き 息子の 父も すぐ後に 亡くなり、夫の 死後、未亡人の 最初の
心遣いは この像を 鋳潰して、鐘を 作る こと だった … けれども
何かしら 悪運が この 青銅を 所有せる ものに 付き纏う …)
この鐘が イールの 空に 鳴り渡る ように なって から、既に 葡萄が
二度 も 凍った のである …」 (古代の 青銅の ヴィーナスが 掘り出され、
村の 名士の 庭に 安置される … 時 あたかも 息子の 婚礼の 日 … 仲間と
テニスに 興じようと 息子は その直前、婚礼の 指輪を ヴィーナスの 指に
預け、試合に 挑む … 戻ってみると、指輪を 嵌めた ヴィーナスの 指は
握り込まれて しまっている … 婚礼の 初夜、花嫁の 部屋へ 階段を 昇る、
やけに 重い跫 … どすんと 隣へ 横たわる 凍るような 青銅に 触れた
花嫁は 壁と ベッドの 隙間へ 転がり落ち … やがて 来た 花婿は あっと
息を 呑むも その腕に ひしと 抱かれ … 夜明け、圧殺された 遺骸へ
指輪を 抛り 捨て、重い 跫が 階段を 下りてゆく … 気の 触れた 花嫁を
残し … 早朝、散歩に 出た 客の 学者は、元の 場所に 立って にやついて
いるような 笑みを 湛えた 女神像を 見ている …)
ラフカディオ・ハーン 小泉八雲 の 『心』 だったか、(小さな 貧しい
女の子が 立った 後の 座布団へ 坐ろうと した 八雲を その娘が 制し、
主人の 翁に、座布団を 叩いてから 坐られるよう、一心に 説明する …
そうしないと 前に 坐っていた ものの 不幸が 移ってしまう から、と …
この子は 心配して 居ります … と 通訳した 翁を 前に 八雲は 一言
述べて そのまま 座布団へ 腰を 下ろす … 翁が 小娘に 言う …) 「安心
しろ、先生は 今 お前の 不幸を 全部 お引き受け下さったぞ」 (その時
翁は 最上級の 敬語の 動詞を 用いた と … 娘は 尚も 心配していた …)
デュアメル 『真夜中の告白』 老母と暮らす 青年の物語 …
(… 私はパンの切れをコーヒーに浸しながら、絶望的な気持ちでつくづくと
かう思つてゐました。「お前といふ人間はなんて気概がないのだ。
張りのない人間、矜りのない人間なんだ。」 私はさう考へてゐたのです。
強くではありますが、たゞ心のなかで考へてゐただけです。
ところが不思議なことが起りました。吃驚したことが起りました。
母親が不意に大きな聲でかう言つたのです。)
「そんなことはないよ、ルイや。そんなことはないよ。」
(どうしたことでせう。なぜ 「そんなことはないよ。」 などと言つたのでせう。
私は確かに心のなかで考へてゐただけなのです。
本当に唇すら動かさずにゐたのです。…)
alterd1953 様 好みと なります よう 「至上の愛」 を 流していた のですが …
いやはや こんなことに … しかも 百万語、五十万句で …
至上の愛 さまざま という ような ことにて … お許し いただきたく …
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この回答へのお礼

いや~。よくもあんなに激しく濃密な音楽を聴きながら書けましたね(笑)

でも、さすがにそれに負けない濃密な文章です。
今回はhazarさんのご回答をいつも以上に期待してましたが凌駕しました。
人間の核心にあるものは「情念」ではないかと思いました。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/18 06:53

以下、原文と少し違っているかもしれませんが、



「天に意思があるとしか思えない」
(「竜馬がゆく」司馬遼太郎著)

「何故、あなたは黙っておられる(いる)」
(「沈黙」遠藤周作著)

「ほんとうに美しいもの(大切なもの?)は目にみえない」
(「星の王子さま」サン・テグジュペリ著)

「この善良な王(ルイ16世)は一体何を待っているのか」
(「王妃マリー・アントワネット」遠藤周作著)
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この回答へのお礼

「星の王子さま」はheartoheartさんにドンピシャな気がします。
私は同じくサン・テグジュペリの「人間の土地」に異様な感銘を覚えました。

遠藤周作も分かる気がしますが、司馬遼太郎がちょっと意外でした。
でも、heartoheartさん、おてんばで正義感強そうですから
合ってるんでしょうね(笑)

ではまた(笑)

お礼日時:2012/10/18 06:37

開高氏なら『オーパ!』の「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。

」が浮かびますね。

『体のほうはわりと早く許すけど、心はなかなか許さない女もいる。』

阿刀田高氏の・・・表紙が思い出せるのに作品名が思い出せません。m(_ _)m
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この回答へのお礼

「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい」ですね(笑)
あの本は本当に良かったです。
私は勝手に日本のヘミングウェイと思ってます。

阿刀田さんは確か、開高健と付き合いがあったと思いますが
さすがに良いこと言いますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/18 06:29

あまりにも有名なファウスト博士のことば:



「止まれよ、瞬間よ おまえは余りに美しい」

上のような文言で覚えていたのですが、本を開いてみると(〇十年振り!)、以下のようになっていました。

| その時は、瞬間に向かってこう言ってよいだろう、
| とどまれ、おまえは実に美しい! と、

(ファウスト「第2部」より)

引用元:河出書房新社 世界文学全集2 ゲーテ 高橋健二・訳


あと、 シェンケビッチの「クオ・ヴァディス」から、

「主よ、どこに行き給うや」

でしょうか。
 
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この回答へのお礼

何故かゲーテは苦手意識があって読んでなかったんですが
そんな素晴らしい文章があったんですね。
まさかパクリではないでしょうが
永ちゃんの「時間よ止まれ」を思い出しました。
後、ブレイクの「エネルギーは永遠の喜びである」とか。

「クオ・ヴァディス」も未読です。
やっぱり名作は読まないといけませんね(笑)

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/17 21:11

こんばんは。



アーサー・コナン・ドイルを偲んで死後続編が書かれました。
確か、クロフツかエラりー・クイン・・・著名な推理作家だったように、
記憶しています。
40年ほど前なので、今ではもう調べようもありません。
その本の最後の一章節を今でも思いだします。

「欧州はこれから大変な時代に入るだろう・・・、
でもね、それでも東風はふくのだよ、ワトソン君。」

もう一つ、池波正太郎さんの鬼平です。
お礼を言おうとする相手に・・・、
「よさねぇか、言葉にすればあじない、あじない・・」

実に味のある言葉ですね。(笑)
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この回答へのお礼

さすがはturukamejirouさん。
大変味わい深いです(笑)

昔から、言葉にしてしまうと何かが失われてしまうのが不思議です。
とりあえず、歌詞などでも「好きだ」とか「愛してる」とか言ってしまうと
終わりですよね。

さてと、後はhazarさんの登場を待ちます(笑)

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/17 19:44

 こんばんは(^○^)


 三島由紀夫「潮騒」の「歌島は人口千四百、周囲一里に充たない小島である。」
 川端康成「伊豆の踊子」の「道がつづれ折になり、いよいよ天城峠にさしかかると思う頃」
 私はこの二つが、思い浮かびました!
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この回答へのお礼

annkoromochiさん、ひょっとして旅行好きですか?
一瞬、旅行をしている気分になりました(笑)

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/17 19:37

alterd1953さん、こんにちは。



「リリー、モーツァルトを弾いて下さい」 多胡 吉郎
『音楽には天国と地獄しかありません』(リr-・クラウスの言葉)

「出口なし」 ジャン・ポール・サルトル
『地獄とは、他人のことだ』

「マクベス」 ウィリアム・シェイクスピア
『Life’s but a walking shadow』(人生は所詮、歩くまぼろし)

一言半句…捜しました。次は「二言目」のアンケをお願いしま~す(笑) けっこう有るんですよ。
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この回答へのお礼

31192525さん沢山あるでしょうね。
今回のターゲットのお一人でしたから(笑)

どの文もさすがに味わいが深いです。

それはそうと、お礼が遅くなりましたが
モーツアルトのレクイエムのご紹介ありがとうございました。
今まで、ちょっと軽いイメージがあり、あまり好きではなかったんですが
これは凄く良かったです。
久しぶりに鳥肌が立ちました。

ではまた(笑)

お礼日時:2012/10/17 18:33

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