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フェノール樹脂100gとホルムアルデヒドが縮合重合してできる樹脂は理論上何gかの問題なんですが

私は

2ph-OH +HCHO→HO-ph-CH2-ph-OH

で反応するのように反応し

フェノールのモル数は、

100/94=1.06mol

ホルムアルデヒド

45/30=1.5mol

生成量は1.06の半分のモル数の0.53モル
だから

HO-ph-CH2-ph-OH
の分子量は200だから

200×0.53モルで106gになるのではないかと思いますが

答えは118gと書いてあります.

どうししたら118gになるのか教えてください。

A 回答 (3件)

フェノール2分子とホルムアルデヒド1分子が反応して2量体が合成された式を


比較すれば分かりますが、
メチレン架橋が一個形成されるごとに水1分子が脱離しています。
だからホルムアルデヒドが樹脂合成に完全に消費されれば、
それと当量の水が縮合の際に脱離していることになります。
だから、最初の原料の重さから、失われた水分の重さを引けば
合成された樹脂の量が求まるわけです。
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樹脂(プラスチック)というのは、何千何万というモノマー(単量体)が結合してできた


巨大分子ポリマーが絡み合っているものであり、
質問に書いたような二量体で反応が終了するのは、
フェノールに対して反応するべきホルムアルデヒドが半分しか無かった時です。

またmatagaplaさんが回答されている通り、フェノールのオルト位とパラ位で
メチレン架橋が形成され得るので、原料のフェノールに対して最大で3つの架橋が
形成されます。

つまりフェノールに対するホルムアルデヒドのモル比が0.5から1.5までの間であれば、
フェノールもホルムアルデヒドも未反応物を残すことなく反応できます。

問題ではフェノールが1.06 mol、ホルムアルデヒドが1.50 molなので、
フェノールもホルムアルデヒドも理論上全て樹脂の合成に利用できます。
反応の結果ホルムアルデヒドと同じ量の1.50 molの水が縮合により放出されるので、

100 g (フェノール) + 45 g (ホルムアルデヒド) - 1.50 x 18 (水の分子量) = 118 g
が生成した樹脂の量になります。

この回答への補足

問題ではフェノールが1.06 mol、ホルムアルデヒドが1.50 molなので、
フェノールもホルムアルデヒドも理論上全て樹脂の合成に利用できます。
反応の結果ホルムアルデヒドと同じ量の1.50 molの水が縮合により放出されるので、

100 g (フェノール) + 45 g (ホルムアルデヒド) - 1.50 x 18 (水の分子量) = 118 g
が生成した樹脂の量になります。

のぶぶんがよくわかりません
教えてください。

補足日時:2004/02/14 09:02
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今年の同志社の問題ですね。



確か、フェノールとホルムアルデヒドは、オルトだけではなく一つ置きにパラでも反応したと思います。
それを考えてなかったのでは?
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