No.11ベストアンサー
- 回答日時:
hirohiroct様、
お礼ありがとうございます。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M7YS6A0D9L35 …
説明をすっ飛ばしてしまい、失礼いたしました。たしかに財務省の管轄です。
こちらの記事で述べられているように、通告なき為替介入と見られてしまいます。
27club様、
日本銀行は商法の定める営利企業でなく、日本銀行法で定める認可法人です。
http://www.boj.or.jp/announcements/education/osh …
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H09/H09HO089.html
(目的)
第一条 日本銀行は、我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うことを目的とする。
2 日本銀行は、前項に規定するもののほか、銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資することを目的とする。
であり、営利が目的の行動はできません。ポリシー違反になってしまいますので。
上場も違う目的です。
参考URL:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H09/H09HO089.html
教えていただいたブルームバーグの記事は大変参考になりました。去年の夏頃の記事のようですが、やはりもうすでに検討済みの方法なのですね(笑) 中に"外債購入は「日銀法との関係で大きな問題を引き起こす」とけん制"という記述がありましたが、どのように日銀法に触れるのか興味のあるところです。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
12、13ですが(^_^;)
多分、根本的なところをhirohiroctさんは理解なさっていないのでは?
もし、米国債が「円建て」で発行されているのであれば、hirohiroctさんのいう理屈も通ります。ですが、米国債はそもそも「ドル建て」で発行されています。
ですから、どのような方法で入手した「円」でも、「円」のままの状態では米国債を買うことが出来ません。米国債は「米ドル」でしか買えないのです。
ですから、円で米国債を買おうとすれば、必ず円をドルに替える、という手続きが発生するのです。それはhirohiroctさんがどのような理屈を述べたとしても覆すことは出来ません。
米国債は「ドル」でしか買えないのです。
ですから「円」で「米国債」を買おうとすれば、どうしたって為替変動が起きるのです。
また、別に日銀が市場から国債を買ったからと言って、赤字国債が増えることはありません。
最終的に、いざとなれば国会の決議を経て、政府から日銀が直接国債を買い取ることも可能なわけですから(日銀と日本国政府を連結することで負債と債権を相殺することが可能ですから、赤字国債の発生を防ぐことも理屈上可能です)、わざわざ日銀券を発行して米国債を買う意味がありません。
急激な円高を防ぐため、という理由しか日本国政府が米国債を買い入れるためのメリットがありません。
ちなみに、リーマンショック前に日本国政府が保有している米国債の額は10兆円でしたが、リーマンショックが発生したことで、米国債の価値は8兆円になりました。つまり、円を米国債に替えて保有していただけで、日本は2兆円も損をしたのです。
円高対策のために10~20兆を米国債購入のために充てる、というのであれば理解できます。ですが、米国債を購入し、その利息を円に換えることで財政を・・・などと考えるのであれば、それであれば最初から米国債を購入せず、10~20兆を市場に流した方がよほど道理にかなっています。
重複しますが、日銀は資金不足に陥って日本国債を買っているわけじゃありません。
市場の流動性を高くするために、市場に流れている流動性の低い国債を流動性の高い日銀券に交換しているにすぎません。
震災後に行った買いオペは、確かに満期が1年未満のものを購入していますから、1年経てばその債権は市場に戻ります。ですが、それが5年物、10年物国債であれば、5年間、10年間の間、国債は日銀の中に滞留します。日銀は自力で通貨を発行できるのですから、わざわざ資産を増やすために国債を買うようなバカな真似はしません。
そもそも、「日銀券」とは、日本銀行にとっては「負債」なのです。
日本国債が日本国政府にとっての負債であるのと同様に、日銀券は日本国銀行にとっての負債なのです。つまり、自身の負債を増やすために国債を買って、どんどん負債額を増やしていく、などということを日銀がするわけがない、ということです。
日銀が国債を買うのには、ちゃんとした目的があるんです。
・米国債が「円建て」でないことくらいわかっています。
・「円建て」の場合に私の理屈が通るというのは理解不可です。
・日銀が市場から国債を買うと赤字国債が増えるとは言っておりません。
(日銀が買うことを当て込んで赤字国債が発行されることはあると思います)
・日銀が資金不足に陥って日本国債を買っているとも言っておりません。
・「資産も増えて"負債も増える"」と書きました。にもかかわらず日銀にとって日銀券は負債であると力説されている意味がわかりません。
ときどきこういう方がいらっしゃるのですが、脱線した内容をいくら力を込めて回答して来られても意味がありません。根本的にこちらが理解していない、と言われたいのであればそれで結構です。言い合いの議論するつもりはありませんので。これ以上はご遠慮いただけますか。
回答をありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
No.7です。
ご自分の質問文をもう一度ご自身で読み返してみてください。
>日銀は市場から国債を買って通貨量を増やす
のは、何のために行うのかという理由をきちんと考えてください。
円高を防ぐために流動性を高めている(市場から国債を買って通貨料を増やす)のだと、多くの国民が勘違いしていることがそもそもおかしい。
通貨量を増やしただけで円安に振れるわけがないでしょ?
そもそも日銀の買いオペはそういう目的で行われるわけじゃありません。
国債(など、流動性の低い資産)のままでは「通貨」として利用することが出来ませんから、新たなる投資(民間企業への融資など)が出来ないから、または国債が破たんするのではないか、という愚かな思想から国民を開放するために、「国債」を「現金化」しているのです。
たとえとしてよく用いるのですが、東日本大震災直後、日銀は市場から105兆円分の短期証券を買い取り、105兆円分の資金を市場に撒きました。
つまり、105兆円分の「買いオペ」を行ったのです。長期国債ではありませんから、同じレールで比べることはナンセンスかもしれませんが、「市場の流動性を高める」という意味では、全く同じ意味合いのことを行ったのです。
その結果、日本国から引き揚げられようとしていた外資は、市場に撒かれた日銀券を買うため、一気に日本に集まってきました。東日本大震災の影響で、円安にシフトしようとしていた市場は、大幅に円高へと転じたのです。
この事例だけ見ても、日銀が流動性を高める『だけ』で市場が円高になる、と考えるのは、非常に愚かな妄想です。
日銀が撒いた資金が、新たに株式などの国債以外の分野に投じられ、国ではなく民間の資金的余裕が生まれ、市場に投資対象としての魅力が生まれて初めて為替相場は動き始めるのです。
況して、米国債を買う、などという発想は、つまり国内ではなく、アメリカの市場に日本の資金を撒く、ということを意味していることくらい、たとえ素人でも容易に想像できると思います。
「日銀は市場から国債を買って通貨量を増やす」と聞いた、とは書きましたが、それが円安にする目的だとは書いておりません(^_^; 日銀が米国債を買って通貨量を増やしたなら円高対策「にもなる」のではないか、ということです。
105兆円は知りませんがその証券がそれからずっと売られることなく日銀に留まっていられるものではないと思いますし、であれば資産も増え負債も増えてトントンなのかな(?)とも思いますが(詳しくないので的外れかもしれません)、すみません、何れにしても日本の国債や証券を買うという質問ではないので、何を言われたいのか少々よくわかりません。申し訳ありません。
回答をありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
お礼、有り難うございました。
「日本国債を裏打ちとした通貨の円が流されるのであれば負担は国民にきますが、日本国債は増えずに円が供給されるのであれば円高対策にもなるのでは?と思いますがどうでしょうか。」
これをすると、一気に円安になり、破綻してしまいます。担保も無しに借金するような物で、国際的信用が0になります。お隣の国でも、やっていないはずです。その代わり、日本が、その国の通貨を買っていました。第一、日銀は株式を上場している営利企業のはずです(現在は、どうなったか知りません)。物を買わずに、お金だけを払うことはないでしょう。もしくは、ただの印刷屋さんになれば、別ですが。
私は、こう思うのですが。
質問の内容からいけば「ただの印刷屋さん」になって米国債を買うことを指してます(笑) ただ回答にある「一気に円安になり破綻してしまう」ということはよくわかりません。たしかに円安にはなるのでしょうけども、ただの印刷屋さんが刷った円で米国債を買うだけなので、日本政府の財政には何も影響はないような気がしますが・・・(^_^;
回答をありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
為替介入というのは、一般的には市場経済に反すると考えられており、あんまり頻繁に介入を行うと「為替操作国」と認定され、
太平洋岸の何処かの友好国から罰則を受けることになります。
しかしながら、中央銀行の基本的な行動として為替介入は主権であるので、市場介入を「匂わせる」発言をすることになります。これを「覆面介入」と言います。
為替介入は非常に大きなお金が動きます。
為替ディーラーは自分がそんな介入に巻き込まれて大損をしたくないので、日銀総裁や財務大臣からの「匂わせる」発言から微妙なシグナリングを感じ取り、
「90円までなら大丈夫」と言ったような判断をします。
しかしながら、民主党の政権になって政治家の発言が軽くなってしまったので、昔ほど番記者が「匂わせる」発言をいち早く伝える意味は薄くなったように感じます。
為替介入ではなく単に米国債を購入するイメージでした。にわか知識ですが為替介入の場合は「円でドルを買う」ことが主で、買ったドルは「米国債にして財務省で保管」ではないでしょうか?
「日銀が日本国債ではなく米国債を買ったら?」の意味で質問しておりますが、米国債を買うために円をドルにするのであれば、やってることは同じになってしまうので「為替操作」にはあたらず「米国債の引き受け」であるとするのはやはり難しいかもしれませんね。
回答をありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
日本はこれまで円安誘導の触れ込みで150兆円以上米国債に突っ込んできました。
その結果現在40兆円以上の含み損を抱えており、この損はすべて日本の国民負担になっています。また円安のために為替介入をするといって実際に円安へと誘導できたのは日米で協調介入をした90年台の時だけです。それ以外では持って数日程度、ほとんど効果なしであるものばかりでした。
例えば2003年から2004年にかけて30兆円ほど為替介入を行なっていますが、ほとんど効果が出ていなく、もし為替介入に効果があったならドル円相場が70円代80円代になっているはずもありません。
効果があっても短期的なものであり、その短期に一部の輸出系の大企業が一時的に利益を得て終わりですね。含み損とセットで米国債150兆円を日本経団連などに買い取らせるべきでしょうね。そうすれば日本の財政が幾分良くなります。
少し勉強してみました。
為替介入の場合、その原資は短期の国債、買った米国債は財務省で保管、ということですから、日銀は介入実行の事務をやっているだけのようですね。
元手が財務省から出ているということは元を辿れば結局は国債・税金なのでしょう。ただ、大もとが日本の国債であれば国民負担になるかもしれませんが、そこが米国債であればどうでしょう。日銀がただ単に増やした円でドルを買い米国債を買う。この円には何の後ろ盾もないですが、日本の国債を引き受けるとしても同じことではないのか?、と。・・どうなのでしょう。
回答をありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
米国債を買っても、これを売却して日銀券に変えなければ日本国内で利用することは出来ません。
これを行おうとすると、結局米ドルを日本円に換える手順が必要になりますから、赤字国債を増やさない、ということと円高対策を行う、ということは同時に行うことは無理です。
むしろそれだけの米国債を買って日本の歳出不足を行おうとすれば、却って円高が嵩み(円高が悪い、というわけではありませんが)、特に今の日本にとってはいい影響を与えないように思います。
円高を防ぐため、日銀に短期証券を発行させ、為替介入を行うことがありますが、これは実質的には日本国内では使えないお金です。(外貨預金準備高として簿外計上されています)
ちなみに麻生内閣において、麻生さんと中川昭一さんは、この使えないお金である米国債を、リーマンショックの災厄で苦しむ発展途上国、新興国の為、IMFを通じて当時の円ドルレートで10兆円分の融資を行うための基金を作りました。
このお金で(実際にはギリシャショックの時に使われた何百億円程度しか使われていませんが)多くの国々が助けられました。また、日本だけにそれをさせるのは恥だ、ということで、アメリカとイギリスも同じ基金を後発で作り、合計30兆円分の基金が作られました。
買った米国債を円にする必要はないでしょう。もともと存在しなかった円で米国債を買うわけですし、期限が来れば償還されるわけですからそれまで毎年利子が入ってくるだけで御の字かと思います。その分だけ円に換えていけばそれほど円高への影響はないのではないでしょうか。(米国債の利子分でいくら入ってきたとか聞いたことがないので現状で受け取れてないのかもしれませんが・・・(笑))
米国債を買って直接日本の歳出に充てるイメージではなくて、日本の借金国債も増やさず、円高対策も同時にやれて、対米政策にも効果があり、少しでも輸出で儲けられればもらいもの、という、そんな程度の素人考えです(^_^;
回答をありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
日銀というのは、日本のためにあるのではなく、日銀のためにあるのだと思っていました。
日銀も、利益追求企業でしょう。しかし、一般の銀行と違って、資金は、自分で作る(印刷)ことが出来る。そのためには、どうすることが一番かと考える。で、無かったら、政策なんか政府だけが、すれば良いことです。で、国債、米国債を買っても、国民は、何の痛みもないかと言えばそうでない。税金が上がったり、物価が上がったりで、その負担は、全部、国民が負担します。儲けだけが、日銀に落ちるという仕組みではないかと思っています。資本主義というのは、こうした砂上の楼閣の様な仕組みの上に成り立つ物だと思います。
と言うことで、国内的、国際的等、色々な事も勘案して決めているので、裏の事まで分からない我々には、何とも言えないと思います。でも、米国債だけに絞ると、危険が大きすぎるでしょう。株だって、1つの株に全財産を掛ける人は、たいてい失敗して破産でしょうから。
日本国債を裏打ちとした通貨の円が流されるのであれば負担は国民にきますが、日本国債は増えずに円が供給されるのであれば円高対策にもなるのでは?と思いますがどうでしょうか。
そうですね。米国債だけに集中すると危険かもしれません。中国には国債という概念自体が無いかもですから、他であればロシア国債を買い込んでロシアから中国に圧力をかけるなど良い手かもしれませんね。
回答をありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
日本が米国債を多量に買っているのは事実ですが、これをそのまま日本通貨には出来ません。
日本の国債のようなわけには行かないのです。アメリカは米国債を発行して日本などに買ってもらった時点でその分のドル札が出せます(日本が国債でそうしているのと同じです)が、日本が米国債を持っていても、手続き上これをいったん市場で売ってドルに替え、それを更に日本円に変えねばならないのです。米国債を多量に売ると市場が反応して相場が下がりますので、米国は嫌がります。様々な圧力をかけてそれをさせないようにしてきます。実際には不可能なことです。
米国債を日本が買っているのは儲かるからそうしているのではなく、政治的な配慮なのです。かくて日本には米国債がどんどんたまっていく一方なのです。
日銀が円の通貨量を増やすにあたって、増やした円で日本が発行増しした日本国債を買うのでなく、ドルを買って米国債にしたらどうか、という意味になります。もともと存在していなかった金(円)なので「政治的配慮」でも問題ないのでは?と思いますがどうでしょうか。
回答をありがとうございました。
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