
『ABS車の停止距離はABS未装備車より長くなる』旨の投稿を目にしますが本当でしょうか。
道路状況や車両の違いで停止距離が変ることは当然ですが、仮の話として同一道路状況、車両もABSの有無だけが違う場合のパニックブレーキ(タイヤがロックするほどの急ブレーキ)はABS車の停止機を離が延びるのでしょうか。
積雪・凍結地の住人ですがアイスバーンでのブレーキングでたまに『ガツッ、ガツッ』音とともに強い制動力を感じ明らかにABS非装着車(会社の車ですが)と違います。
ABSはタイヤロックさせないことでスピン防止の代償として停止距離が伸びるとは考えられませんので、パニックブレーキでもABS車が停止距離は短くなると思います。『ABS車の停止距離はABS未装備車より長くなる』は根拠の無い都市伝説と思いますがいかがでしょうか。
No.17ベストアンサー
- 回答日時:
>ABS車の停止機を離が延びるのでしょうか。
停止距離ですよね、停止距離はのびません。
>パニックブレーキでもABS車が停止距離は短くなると思います
ABSは停止距離が短くなることより車両の方向安定性(スピン防止とかハンドル操作できる)が大事です。そもそも車間距離を保つことが前提です、まあ突然対向車が突っ込んできた、トンネルの天井が崩れたたのでパニックブレーキ・・・レヤーケースですな。
>根拠の無い都市伝説と思いますがいかがでしょうか。
根拠の有無は別として都市伝説の類でしょう。私が最初に目にしたのは車雑誌の評論家の試乗記でしたな。
No.18
- 回答日時:
昔はベテランドライバーになるとポンピングブレーキでABSがやってる仕事をドライバーがしてましたが、ドライバーの技術が低下したので機械で補うようになりました
条件次第ではABSが無い方が短い距離で止まれる事もありますが、乗ってるドライバーが路面状況を判断しブレーキを制御できなければならないので現実的には難しいように思います(要するに100点ではないけどどんなドライバーが乗っても90点近く出せるなら安全って事です)
トラクションコントロールも昔はドライバーがしてた事ですができない(スリップを感じるとアクセルをベタ踏みする)ドライバーが増えたので機械でやるようになりました
No.15
- 回答日時:
日産のホームページから引張ってきた画像ですが、
添付画像を見て下さい。
横軸がスリップ率
(車の速度ータイヤの回転速度)x100
スリップ率0はタイヤと車の速度が同じ状態
スリップ率100は完全にタイヤが止まった状態
スリップ率50は 時速100kmの車に対してタイヤが時速50kmの状態、
縦軸はタイヤと路面の摩擦係数
摩擦係数が高いほど,強いブレーキが利きます。
グラフから判るようにスリップ率が10~30%の範囲が最も摩擦係数が高くなっています。
自転車で下り坂を下りながら,後輪のブレーキの強さを変えて実験すれば判ると思います。
この範囲でブレーキをコントロールすることが出来れば,最も短い距離で車を止めることができます。
プロのドライバーはABSがなくても、この最も効果的なスリップ率の範囲でブレーキをコントロールします。サーキット等でレースをする方は,このブレーキコントロールが勝敗を左右します。
レースではブレーキの感覚が掴みやすいパッドやローターを使用します。
しかし,一般のドライバーが緊急時にブレーキを踏んだ場合,最も摩擦係数の高い部分でコントロールするのは至難の技です。
路面の温度や天候,雨の場合は降り始めと小雨、豪雨では路面の摩擦係数が異なりますから,それぞれに適切な力でブレーキをコントロールする必要があります。
ABSはグラフに示された最もブレーキ効率の高い部分でブレーキをコントロールするシステムです。
タイヤ等に取り付けられた各種センサーで,車の速度とタイヤの回転速度の差を検出し,最もタイヤと路面の摩擦が大きくなる範囲でブレーキをコントロールします。
最高の摩擦力が得られるスリップ率になった時点で油圧を保持
スリップ率が適正範囲を超えると減圧、
適正範囲で保持
を短時間で繰り返しますが,ブレーキに対する圧力は適正範囲に保持されます。
決してポンンピングブレーキみたいに油圧が抜けることはありません。
したがって,大多数のドライバーの場合,ABS装着車の方が短い距離で止まることができます。
数ヶ月前、若い女性の運転するワゴンRがパニックブレーキで急制動する場面を目撃しましたが、4個のタイヤから白煙を上げて,見事なブレーキングでした。
もしもABSが無かったら、事故になっていたのではないかと思います。
参考URL
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/ch …
http://www.nissan.co.jp/COMPASS/ISF/5TH/

丁寧なご回答ありがとうございます。ご紹介のサイトも見ました。
>大多数のドライバーの場合,ABS装着車の方が短い距離で止まることができます。
そうんなですよね。他にいただいた回答のなかに『プロレーサー・・・』とか『未舗装・・・』などレヤーケースを引き合いにだしている回答があり困惑していました。
No.14
- 回答日時:
相当前にJAFが比較した記事を出していました。
素人女性からプロドライバまで3人が数回制動テストを実施し、計測したところ、ABSを上回れた人はいませんでした。プロが1回か2回上回れた、という程度だったと思います。(半数以下)
考えてみればあたりまでよね。ABSは4輪独立して制御できます。ですが、人が行うと4輪まとめての制御しかできませんから。
No.13
- 回答日時:
>『ABS車の停止距離はABS未装備車より長くなる』旨の投稿を目にしますが本当でしょうか。
よくある誤解です。ABSは非常に誤解されているシステムで、ここでの回答も多くは誤解に基づくものです。
まず断っておくと、低ミューの地面の場合は、制動距離が延びること「も」あります。
ABSが働くのはタイヤがロックする前ですので、ロックと解除を繰り返すわけではありません。づっとグリップした状態を保ちます。タイヤはゴムですので伸び縮みしますが、この伸び縮みのずれをタイヤのすべりと感じることがあります。これが、いわゆる10%ちょっと滑るところが一番ブレーキが効くところと言われるものです。つまり決してロックして滑っているわけではないのです。そして、ABSはこの状態を維持します。つまり一番制動の効く状態を維持してくれるのがABSなのです。
ここまでなら、人間のレーサーも勝ち目があるのですが、ABSはさらに4輪独立にこれをやります。人間が出来るのはせいぜい2輪までですので、制動競争において、素人が運転するABS付きのクルマがちゃんとブレーキングすれば、プロレーサーに勝ち目はありません。
ではなぜ、ABSは制動距離が長くなるという誤解が広まっているのか。これはABSが動作したときのブレーキペダルから感じるキックバックが問題なのではないかと思います。ABSの動作を知らない場合は壊れたと思いブレーキを緩めるでしょう。また知っている者でも、ロックする寸前が一番ブレーキが効く=ABSが動作する寸前が一番ブレーキが効く、という誤った知識で、ABSが動作しなくなるまでブレーキを緩めることもあると思います。
「ABSが動作しても、思い切りブレーキを踏み続ける」
これが正しい急制動なのです。
しかし、これが中々できる人が多くないために、ABSが動作した→制動距離が伸びた、と感じる人が多いのだと思います。最近ではブレーキアシストなるものが働き、思い切り踏まなくても思い切り踏んだ状態になるような機能もついてたりしますが、誤った知識による誤った操作方法をしている限り、その機能も働かないかも知れません。
丁寧なご回答ありがとうございます。 私もこのとうりと思います。
いただいた他の回答で『プロのレーサーが・・・』とか、一般の人が走るとは思えない『未舗装の砂利道・・』などのレヤーケースを持ち出れて分かりかねていました。
No.12
- 回答日時:
>ABS装備車の停止距離は長いですか
「タイヤがロックしない状況に限って」と言う条件付きで、ABS装備車の方が、未装着車よりも停止距離は長いです。
ABS動作時は「ブレーキ作動」と「ブレーキ非作動」が短時間で繰り返します。
「タイヤがロックしない状況」と限定して、ABS機構が「ブレーキ作動」と「ブレーキ非作動」が1対1の比率になっている場合を考えてみてください。
「ブレーキが作動しっぱなしなら、5秒間で停止する」って言う状況では、停止まで10秒かかります。だって「10秒のうち、ブレーキが作動しているのは5秒間」なのですから。
ABS非装着車なら5秒で停止するのに、ABS装着車なら10秒かかる事になります。
停止するまでの時間が長いなら、その分、停止するまでの距離も長くなります。これは「当たり前の話」です。
以上を踏まえて。
◎タイヤがロックしない状況の場合
ABS装備車⇒未装着車よりも停止距離は長い
ABS未装備車⇒装着車よりも停止距離は短い
◎タイヤがロックする状況の場合
ABS装備車⇒未装着車が「停止しない」ので、比較は不可能。
強いて言えば「非常に短い」になり、ハンドルのコントロールも可能。
ABS未装備車⇒「停止しない」ので、装着車との比較は不可能
強いて言えば「非常に長い」になり、ハンドルのコントロールも不可能なので、こういう状況になったら「全身の筋肉を硬直させ、衝突の衝撃に備える」しか手は無くなる。
---
貴方は「停止距離は長いけど、イザと言う時にハンドルのコントロールも効いて回避可能かも知れず、止まれる可能性もある」と言う状況と「停止距離は短いけど、イザと言う時にハンドルのコントロールが効かずに回避不可能で、止まれる可能性が無い」っていう状況と、どっちがお好きですか?
ご回答ありがとうございました。
>どっちがお好きですか?
交差点とか対向車、後続車、歩行者などの条件が全て異なりますので選択できるのでしょうか
No.11
- 回答日時:
絶妙なブレーキング行う事が出来るドライバーの場合
ABSが作動すると制動距離は長くなります。
スポーツABSならマシですが
一般的なABSだと、実際に、かなり長くなります。
ちなみに
>パニックブレーキ(タイヤがロックするほどの急ブレーキ)
ですが、ロックするほどであって、ロックしない場合は
ABSが作動と必ず制動距離が長くなります。
しかし実際には
>パニックブレーキ(タイヤが完全にロックしてしまった急ブレーキ)
のことを仰っているのでしょうから
当然ABS付車でロックしない方が制動距離が短いです。
No.10
- 回答日時:
極論的に言いますと、特定の条件下では伸びる可能性は有ります。
が、トータルな安全性では殆どの場面でABS付きの方が安全でしょう。制動距離が延びる条件としては、砂利道、浅いぬかるみ、薄い積雪路等、下地の方がグリップ力が有る場合です。
その場合敢えてタイヤをロックさせて表層を削って下地を出した方が制動距離そのものは短いです。
ですがそこまでの判断はABSのみならず普通のスキルの運転者でも判断は困難でしょうし、
車輪がロックする事による、スピンの危険性等の弊害の方が大きいでしょう。
其れとタイヤにもよりますが、時速20キロ程度以下の場合もロックさせた方がわずかながら制動距離は短く、スピンの心配も少ないです。
よって、時速15キロ程度以下ではABSを解除停止させる車種も有ります。
基本的にABSは制動距離短縮が目的ではなく、最大限の制動力を発揮させつつ車体の安定性を維持し、
車をドライバーの制御下において、ハンドル操作による回避操作等を可能にして安全性を向上するためのシステムです。
緊急時にドライバーは余計な心配をせず全力でブレーキを踏め、安定した状態で回避操作や他の判断等に注力出来るのが目的です。
早速のご回答ありがとうございます。
>時速15キロ程度以下ではABSを解除停止させる車種も有ります。
マイカーは3600のSUVですが取説には『10km/h以下では動作しません』とあります。でもアイスバーンの交差点停止時徐行に近いスピードてのブレーキングでもABSが働いたことがありこの点の疑問は残っています。
>ABSは制動距離短縮が目的ではなく、最大限の制動力を発揮させつつ車体の安定性を維持し・・・
参考になります。ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
>ABSはタイヤロックさせないことでスピン防止の代償として停止距離が伸びるとは考えられません
「スピン防止てはなく、ステアリング操作(回避)の可能性を残す」のが主たる目的。
ブレーキを瞬間的・断続的に解除する訳ですから、その分距離が延びるのは当然ですが、
それ(ABS無しの方)が理解出来ないのであれば、先ずは体験されてはどうですか。
どのクルマもABSのヒューズを抜けば、「ABS無し」と同じになりますから。
一般人が一番制動距離を短く出来るのは、4輪フルロック。(でも、それすら出来ないかも)
スピンはしません。
ただ、慣性モーメントに従って真っ直ぐ進むだけなので
カーブだとコースアウトしてしまうからカーブ中のブレーキはダメ、と教えているだけです。
直進路であれば別に問題は起き無いから、広い駐車場などで体験してみてください。
圧雪路ではABSを切った方が効きが良いとのことで
ABS解除スイッチが付いているアウディがあるそうです。
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