プロが教えるわが家の防犯対策術!

今日、松本被告に死刑の判決が出ましたが、事件の内容から私は当然と思います。
しかし、弁護団は控訴するとのことです。
事件の重大さ、遺族の感情などを考えると、何故と思ってしまいます。
首謀者であることは、明白なはずです。
弁護団は何を弁護したいのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

裁判というのは



「被告と原告の、どちらのいっていることが正しいか、どちらの提出した証拠(証人もふくめて)が正しいか」

ということです。
裁判所以外の世間で起こっていることは考慮しません(もし考慮したら、法の下の平等が確保できませんよね?)。

そして、被告側の弁護士つまり「弁護人」の役割とは、あくまでも被告の利益を最大限に確保することです。

ですから、たとえ被告がどんな人間であっても、その利益を最大限確保するためには、控訴できる限り控訴するのが当然です。

もちろん、被告本人が「控訴しない」ときめたら、弁護人は控訴申請できません(と思いましたが、この一行のみ自信なし)。


ということで、首謀者であるのが明白だから、とか、あんなやつは死んで当然だ、といった感情論は、控訴する、しない、とは無関係ということになります。

心情的には質問者さんとおなじ「思い」ですけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
証拠主義、弁護人の役割等を考えるとその通りですね。

お礼日時:2004/02/28 09:34

#7さんの


>だって、「人殺し」の「味方」をしているわけですから。
そう思いませんか?
これは心情としては理解できますが,現在の裁判制度では弁護人がいないと裁判そのものができないのでどうしようもないですね。
だから弁護士としても#8さんの
>弁護し尽くせないくらい悪い奴だということを証明するため
という感覚は多分に有ると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
弁護人もつらいのでしょうね。
でも、役目は役目ですからという状況でしょうか。

お礼日時:2004/02/28 09:44

「毎日新聞」(2004/2/28東京本社14版3面)によると、控訴は「被告人本人に念を押したが、反対しなかったので、了解したと判断した」(渡辺弁護団長)となっています。



少なくとも「麻原」本人の口から控訴するという明確な意志かがあったわけでは無いようです。ならば、このまま放置して本人の口から明白な意志を引き出すというやりかたもあったのではと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですよね、本人が明確な意思表示をしないのであれば、控訴しない方向に導いてほしかったですね。

お礼日時:2004/02/28 09:42

推定無罪、これが裁判です。

彼方は首謀者であることは明白と言いますが、裁判において証明されない限り事実ではないのです。そして日本では3審まで認められているのですから、結審しない限りは明白とはいえません。

私は弁護すべきだと思います。なぜなら十分過ぎるほど弁護して、弁護し尽くせないくらい悪い奴だということを証明するためのプロセスだからです。

それと刑事裁判というのは遺族や被害者の感情は関係のないものです。国が法律に照らして有罪か無罪か決めるのが目的です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
制度的には理解できるのですが、むなしいですね。

お礼日時:2004/02/28 09:28

本当に腹が立ちます!!



いったい弁護士の連中は何を考えているんだ。といいたいのですが。これが裁判なんです。

何で上告するんだ!

被告が望むからだ!

ただそれだけだったらあんたらただのロボットか!

と、言いたい。

いったいあの、国選弁護人」という奴らは何者なんだいと言いたいです。

普段の収入より半額に減っただとかいって文句を言っている割に今回の麻原の判決に対してまた上告して引き延ばしているのはいったいどうなっているんだと思います。

あの、国選弁護士の連中が裁かれないと納得いきません。

だって、「人殺し」の「味方」をしているわけですから。

そう思いませんか?

何であんな馬鹿野郎に弁護士を、しかもその弁護士費用は税金で支払っているということです。

こんな馬鹿なことがあってもいいでしょうか。

はっきり言ってあの弁護士連中もろくなもんじゃあありませんね。

なぜなら、今日の判決で、何故上告したんですか?

全く馬鹿野郎のろくでなしの役立たずのこんこんちきです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
厳しいですね。でも、心情的には同じです。
ほかの方の意見を聞いて、弁護団の立場も少しは理解できました。

お礼日時:2004/02/28 09:24

「IF」で説明します



松本サリン事件の後、自分の奥様も被害にあいながら警察やマスコミに犯人扱いされかけていた方(最近、テレビにも出ておられますね)がいます。

もし警察や検察やマスコミがグルになって、彼らの「世間体」のためにその方が告訴され、マスコミもその方が犯人であるかのような報道をして、結果彼に死刑判決が出たとします。

そのときにあなたは「実行犯であることは明白。被害者の感情を考えるとなぜ後訴するのか?」とここで質問しますか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
そういう事件がありましたね。
でも今回は、明らかでは・・・。

お礼日時:2004/02/28 09:22

弁護団の意地で控訴するという意見があるようですが、それは誤解かと思われます。

というのは、現在の第1審弁護団長の先生は、第2審では弁護団を総入れ替えすると仰っております。また、金銭的なことをいっても、あの弁護団にとっては、この事件はそれほどうまみはなかったとおもいます。マスコミにも叩かれておりましたし・・・

では、なぜ控訴するのでしょうか?
まず、被告人がそれを望んでいることが考えられます。被告人が控訴を望んでいるのにもかかわらず、弁護人が手続きを取らなかったとすれば、それこそ大変な問題であります。そうすることによって、人1人が死んでしまうのですから。
次に、本当に有罪であるかをあらゆる観点から徹底的に検証すべきと考えていると思われます。人一人を死刑という制度で殺すためには、万が一にも、億が一にもまちがいはあってはならないからです。
確かに、マスコミの報道を見れば松本被告が行ったというのは明白な感じはしますが、今までにそのように言われ無罪の罪を着せられ死刑にされた方は大勢います。
事件の重大さ、遺族の感情だけで、審理を不十分にしていいという理由はまったくありません。むしろ事件が重大であるからこそ、丁寧な審理をすべきかと思います。
しかし、現在の裁判法の制度には確かに問題があると思います。迅速な裁判が望まれます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
迅速な裁判が望まれますよね。
また、被害者の戦いは続くのですから・・・・。

お礼日時:2004/02/28 09:21

控訴というのは被告本人の意思を無視してはおこなわれませんから、弁護士が何かを弁護したいのではなく、被告の意思なのでしょう。

(実際弁護士は全員辞任しましたね)

裁判には全く参加しないのになぜ控訴するのか。
どうあっても死刑を免れる事はできないが、控訴することで死刑執行の先延ばしができます(確定したらいつ刑の執行があってもおかしくない)。
控訴することでまた被告は数年は拘置所の中で生きていられるわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

死刑執行の先延ばしだとしたら、姑息な手段ですよね。

お礼日時:2004/02/28 09:19

控訴ってシステムがあるからでしょうね。


何万分の1かの冤罪等があるかもしれないからじゃないでしょうか?
被害者や亡くなった方がた、そのご家族の心中は察するにあまりありますが・・・制度ですから仕方ないのでは?
それを否定してしまうのは、この被告となんら変わりないです。
とても時間がかかりすぎますが、法に従って裁かれるのを見ていくしかないようですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

今回の場合は、罪は明らかだと思うのですが。
それにしても、被害者の家族はいつまでも安らげませんよね。

お礼日時:2004/02/28 09:17

弁護団が控訴するのは当たり前のことです。


それが仕事なんですから。
これでまだ数年は松本被告は生きていられるわけですが、悪いのは弁護団より日本の裁判のシステムでしょう。

でも先進国で死刑があるのは日本とアメリカだけです。
罪を重くしても犯罪は減らないそうなので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
ホントに日本の裁判て時間がかかりますよね。

お礼日時:2004/02/28 09:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!