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以前の話ですが、チューブの中にあらかじめパンク修理剤(スライム状のもの)が入っているものを使用していたのですが、この修理剤でも修理が不可能なパンクが発生してしまいました。

そこで、缶に入った注入式のパンク修理剤(ムース状のもの)も使用してみたのですが効果はなく、パッチを使用した本修理を行うことになりました。

ところが、スライムとムースが混ざることで良くない方に作用したのでしょうか、パッチを張り付ける際に使用するゴムのりの接着効果が得られなくなってしまいまして、何度貼り付けても簡単に剥がれてしまうということを繰り返したために、このチューブをお釈迦にしてしまったことがあります。

缶に入っていた修理剤は効果がなかった場合は本修理をするように書かれておりましたし、あらかじめチューブに入っていた方も、効果が得られなかった場合は本修理をするようになっていると思います。(そうでなければ、その都度廃棄せざる負えませんから。)

そうなりますと、チューブの中で混ざり合った異なる修理剤がパンク穴から染み出てきて、パッチを貼る際に使用したゴムのりを溶かすか何かして、接着効果をなくしてしまったような気がしてなりません。

この理屈は正しいでしょうか。
また、同様の経験をされた方はいらっしゃるでしょうか。

A 回答 (3件)

現象の理解としてはだいたいあっているとは思います。



ゴム糊とは単なる有機溶剤にゴムが加えられた物です。
聞いたことがあるかも知れませんが
ゴム表面にヘキサンなどの硫黄を含む有機溶剤を塗りつけてやることで
ゴム同士を「加硫効果」により溶着させるものです。
そして有機溶剤だけでは十分にチューブ表面にとどまりませんので
液状天然ゴムを混入しているものです

で、いわゆるパンク修理剤ですが
即効性にしろ遅効性にしろ
理解としては木工用ボンドとお考えください
エマルジョンのゲルが乾燥により固着するのです。
http://www.monotaro.com/g/00242991/
グリコール=樹脂ゲルです
そして水溶性です。
即効性は水ではなく有機溶剤で溶かされていると
理解すると即効性も理解できます=すぐ乾燥する。

化学的な現象としては
その水分を含むゲルが染み出してきて
チューブ表側に膜を形成してしまっており
それを十分にやするなどして剥がしていないために
硫化の有機溶剤を弾いてしまい
ゴムを溶かすことが出来なかった。

こう考えてください。

なお。
ごらんの通りパンク修理剤は
水などの「溶剤」を多用に含む物ですので
チューブには決して良い物ではありません。

パンク修理の際には
丹念にチューブ表面をやすり、
完全にゴムがでるように作業すると
ちゃんとそれでもくっつきました。
が、有機溶剤の即効性のゲルも
使用したようですので
其れを落としてゴムの本来の表面を出すのは
事実上不可能である場合もあるでしょう。

質問者さんは
ダブルでゲルを塗ったので
相当頑固なチューブ表面になっていたことでしょう。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧な御回答を頂きまして、有難うございます。

長年の疑問が解消しまして、スッキリいたしました。

お礼日時:2013/02/17 20:17

充填剤の種類によってはフツーのゴムノリと相性の悪いものもあります。

(シリコン系など)

なので本修理する場合は注入されていた薬剤を取り除いて、内面に付着したものも完全に乾燥させる必要があります。(にゅるにゅるとパンク穴に移動するとやばいわけで)

自動車でも同様のパンク修理剤がありますが、こちらはチューブレスでパッチではなくプラグをパンク穴に挿入するタイプです。

自動車の例で言うと一度パンク修理剤を使って止まらなかった場合、パンク穴の充填剤を完全に除去するのが難しいのでプラグでの修理はまず無理(タイヤ丸ごと交換)、という話でした。



つまり一見便利そうな充填剤も実質的に『一発で決まらなければアウト』というリスクがあるわけです。
この辺が普及にブレーキを掛けていると思われます。
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この回答へのお礼

早速の御回答を頂きまして、有難うございました。

値段が高いのに難題を抱えているのであれば、今後の使用は避けたほうがよさそうですね。

お礼日時:2013/02/17 20:20

念のための確認です。



パッチの貼り方ですが、ゴムのりが完全に乾燥してから貼ってますか?

ゴムのりは、紙を貼る時ののりとは違い、乾燥させてから貼らなければなりません。
もし、乾燥させてからやっっているのでしたら、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

御回答を頂きまして、有難うございます。

指で触ってもベトつかない程度に乾くまで待ったと思います。

お礼日時:2013/02/17 20:13

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