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医用画像機器(MRI)に詳しい方への質問です.

MRIを撮影する際に金属を外すのは発熱や体内での移動が問題になると思うのですが、一方で医療用デバイスで用いられている金属(チタンプレートやプラチナコイル)は体内に入っていてもMRIを問題なく撮られていると思います.

チタンは非磁性体なので磁場による影響がなさそうなのは理解できるのですが、血管内治療などで用いられるプラチナは常磁性体なのにMRIでも多少のアーチファクト程度でとくに問題なく撮影できるのはなぜなのでしょうか?

物理を勉強したことがないものです.MRIがプラチナに対し発熱、移動の点で影響が少ない理由を教えていただけるとうれしいです.

A 回答 (3件)

「移動」の危険に関しては、#2様ご回答の通りです。

静磁場から力を受けて危険なのは(そして磁場分布を歪ませて画像NGになるのは)強磁性体。常磁性体といっても、普通の感覚で言えば殆ど非磁性体です。

「発熱」の危険については、原理的には可能性として否定はできないです。これは磁性体かどうかということとは別で、導体であるということです。RF(高周波磁場)を浴びせれば電磁誘導現象で導体に電流が流れ、発熱します。程度問題ですが。大きな導体だと無視できませんが、小さなものなので無視できるでしょう。
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この回答へのお礼

お礼の仕方がわからず遅くなって申し訳ありません.
大変わかりやすく回答していただきありがとうございました.
導体という概念を勉強してみます.

お礼日時:2013/05/13 11:14

常磁性体って、ほとんど非磁性体ですよ。

 プラチナが常磁性体だからと言って磁石に付くわけではありません。常磁性体ということなら酸素だって常磁性体です。

磁気に反応して力を発生するのは強磁性体です。精密に測るとほとんどのものは磁気に反応して力を出しますが普通は無視できるオーダーです。なので、非磁性体と言ってひとくくりにしています。

磁気の影響はプラチナには無いと思って良いです。

むしろRFに対して支障が出ることを心配すべきです。多少のアーチファクトで済んでいれば良いのですが・・・。
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この回答へのお礼

お礼の仕方がわからず遅くなって申し訳ありません.
力はほとんど発生しないということですね.どうもありがとうございます.

お礼日時:2013/05/13 11:17

パワーや時間を調整しているのでは。

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