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メスはアゴで木に穴を開けることは簡単でしょうが、

オスは角で掘れるとは思えないんですが、どうやって出てくるのでしょうか。

いま菌糸瓶で何匹もサナギになっていて、底の方でサナギになってたオスが心配になって

別の容器にうつしたのですが、それが悪かったのか綺麗に脱皮できませんでした。

かといって瓶の底で成虫になって上に出てこれなくて死んだら可哀想ですし、

ほっといたら出てくるものなんでしょうか。

A 回答 (3件)

>羽化したオオクワガガタ♂どうやって木から出る?


メスはアゴで木に穴を開けることは簡単でしょうが、
オスは角で掘れるとは思えないんですが、どうやって出てくるのでしょうか。

自然界で、クワガタムシが蛹室を作るのは、白枯れした朽木の柔らかい部分なので、オスも自力で出てきます。また倒木の場合は、下側の表皮に近い部分に作ることが多く、下へ最短距離を進んで脱出します。オオアゴは振り回しにくいものの、パワーは強大なので、簡単に出てきます。オオクワの場合、自然界では幼虫時代が2年なので、その間に枯れが進み、羽化するころにはグサグサの木質になっています。
>いま菌糸瓶で何匹もサナギになっていて、底の方でサナギになってたオスが心配になって別の容器にうつしたのですが、それが悪かったのか綺麗に脱皮できませんでした。

大変な間違いをされましたね。多くのクワガタはビンの底や壁面を利用して蛹室を作ります。自然界で言えば樹皮の近くということになります。
自然に放置して、羽化して10日以上放置したのちに、大型のフォークやスプーンで掘り出すのが正しい方法です。
あまりにも底である場合、羽化するときに放出する体液が、後ろ羽根にまとわり付いて、キレイに伸びない場合もあるので、蛹室の底がまともにプラスチックになる状態であるなら、菌糸ビンの天地を逆にして放置します。このようにすると蛹室の底がオガになるので羽化不全率が下がります。しかしプラスチックには爪がかからず寝返りが打ちにくいので、要注意ビンとして羽化の様子を観察してビンをさらに傾斜させるなどの工夫とケアが必要です。ビンの側面に作っている場合はほとんど心配はありません。

>かといって瓶の底で成虫になって上に出てこれなくて死んだら可哀想ですし、

ほっといたら出てくるものなんでしょうか。

上記のとおり、羽化したら10日以上放置して、腹部の体色の赤味が消え黒くなったら掘り出します。
また、蛹室は必ずしもビンの底や壁面に作るとは限らず、居食い穴という部屋をビンの中央に作って、あまり徘徊せずに近辺のオガを食べて太り、その穴をそのまま蛹室として、蛹から羽化するものもいます。その場合は大型が出る可能性が高いですが、外観からは判りにくいので、同期の幼虫達の進度から推し量って、羽化した30日以上を目安に掘っていきます。羽化後90日くらいは放置していても大丈夫です。大型スプーンでオガの表面をそぐようにはがすように掘り進めるとやがて蛹室の天井を抜くことになるので、万一まだ蛹であれば、作業を中止して羽化を待ちます。オガがくずれて蛹室に大量に落ちた場合は、ピンセットなどで根気よく取り除きます。
居食い穴での羽化の場合は、多くは蛹室の端がビンの側面からほんの少し見えるケースが多いです。直径5ミリくらいののぞき穴状態になるわけです。その場合は、よく観察すると黒いものがゴソゴソ動くのが見え、羽化したことが確認できます。居食い穴がまったく見えないビンの場合は、食痕がまったくで無いので、「ビンの中で死んだのだ」と早合点してはいけません。慎重にオガの表面をハギながら掘っていって下さい。
硬詰めの菌糸ビンの場合は、自力で出て来られない様子が観察できる場合もありますが、オオアゴでオガを掘りくずしながら、飼育者の気が付かないうちに自力で出ている場合もあります。
菌糸ビンからオスが自力で出られるのか、蛹室で死ぬのかを最後まで観察した人は多分いないと思います。羽化後6ヶ月から1年くらい蛹室で待機する新成虫もいるからです。人工飼育の場合は、基本的に成虫を得たいわけですから、羽化後10日ほど待ったら早々に掘り出して、体長を測定して、成虫飼育ケースに移したり、販売用に回したりする場合が普通だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変よくわかりました。

お礼日時:2013/06/22 23:48

せっかく蛹室を作ったものを、別の容器に穴を作って移し替えるなど、余計なことをしたと言わざるを得ないでしょう。

水分が気になるなら、露天掘りにしてちょっと蓋を開けておけばいいじゃないですか。それだけ、穴の形が変わると言うことはリスクを伴うのです。よっぽど羽化シーンを観察して、蛹室壁面がどのように使われるのか、把握した者にしか人工蛹室の作成は出来ないでしょう。私は昔、カブトの人工蛹室で、下翅を後足で踏みつけて軒並み羽化不全にしたことがあります。人工蛹室は簡単に作るものではありません。どうしてもやむを得ない事情の時だけ、マットに蛹室に似せた幅と高さの穴を作成するべきです。

ほっといたら出てくるって、羽化不全のヤツでしょうか。羽化不全の度合いにもよると思いますが。いずれにしても長生きは出来ないので、ペアリングするなら短期決戦になります。オオクワガタは産卵期が熟成するまで半年かかるなどと言われているので、そこまで生き長らえさえるのはなかなか難しいかもしれません。

掘り返していない、羽化不全じゃない成虫が菌床フレークを破れない筈はありません。彼らは自然界では、もっと固い木を破ってくるのですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/22 23:30

菌糸瓶の底?


何匹も?

普通は菌糸瓶ひとつに1匹ですよ。

本来は朽ちた木の中でサナギになります、成虫になってその朽ちた木を潜って地上に出てきます、この時朽ちた木に接触して引っかかって、サナギの皮が取れてしまいます、地上に出る頃にはちゃんとした形のクワガタが出てきます。

菌糸瓶の菌糸が、掘れる物でしたらちゃんと地上まで上がってきます、掘れない物だったら、終わりですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/22 23:28

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