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一部のネットメディアにおいて、参院選後には、安倍晋三首相が内閣改造・党役員人事を実施することが予想されており、石破茂自民幹事長が入閣して封じ込めを行い、後任に二階俊博総務会長が有力視されている記事があります。
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskill …
二階氏と言えば言わずと知れた眉中派の代表格ですが、尖閣諸島問題があるこの時期にこのような人物が政党の責任者になれば、「尖閣は中国領」などの妄言を発する可能性(私見ですが)も否定できず、日本国の利益に反する可能性大であると思われます。
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/571.html

そこで質問ですが、仮に二階氏が幹事長に抜擢された場合にどのようなメリット、デメリットがあるのかについて教えて下さい。

※  

A 回答 (1件)

二階氏は前回参院選・衆院選の選対戦略を練った自民党政権奪還の立役者であり現在、実質的な幹事長のようなポジションにいます。



※メリット
・院政的な状況から、実勢に合わせた形となる。
・与野党で国対経験があり議会運営に精通しているので、山積する法案を素早く大量に処理できる。
・豊富な党務経験があり、党内の取りまとめには高い能力が発揮される。
・選挙指揮で右に出る者がいないので、選挙は盤石。
・仕事がハードなので、若手がしごかれる。
・海外(特に特定アジア諸国)でいわゆる「タカ派」と見られがちな安倍政権の印象が変わる。

※デメリット
・世代交代が遅れること。
・仕事ができすぎるので将来の党務人材の育成に難がある。
・相対的にベテラン勢の発言権が強くなることによる、いわゆる族議員的な色合いが強い議員が台頭する可能性がある。
・野党が分割された状況が維持されるために、自民に対抗する野党勢力が育たない。
・一人で党務をやりきれてしまうので、自民党の党内改革が遅れる。
・ベテランであり守旧派とみなされているので、支持率にプラスとはならない。


あと外交を心配されているようですが、少なくとも現安倍政権下では外交は政府であって党幹事長はタッチしていない状況ですので、考慮する必要は皆無だと思います。二階は基本的に主に忠実な職人タイプであり、己の領域を侵されなければ仕事はしっかり仕上げるでしょう。

ただ、必然的に経済政策が安倍色(と思われているもの)から二階色(国土強靭化&経産サイド)の強いものに変わるということは確実だと思います。

もっとも、既に党内において幹事長並の権勢がある現場でわざわざ幹事長を欲するというのは意味がないような気もしますがね。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。参考にします。
>己の領域を侵されなければ仕事はしっかり仕上げるでしょう。
と言う事であれば問題はないのですが、眉中派故に政府の対中政策について干渉し、政府のみならず日本国全体を混乱させることだけは御免被りたいものです。

お礼日時:2013/06/22 06:55

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