プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は現在、Windows XP (sp3)でFoobar2000を使って
PC → USB-DAC: Styleaudio CARAT-PERIDOT → ヘッドフォン: SHURE SH940
という環境で主にジャズ・クラシックを楽しんでおります。

ヘッドフォンの鳴り方に余裕(?)がもっと欲しい、
(ちなみに同ヘッドフォンは42Ω 100dB/mWと低インピーダンスです)
できれば音場が広がればなお良いと感じており、
一案として、USB-DACのグレードアップを検討しています。

候補機種としては、
FOSTEX HP-A8
LUXMAN DA-100
ONKYO DAC-1000S
あたりを考えています。
(雑誌で高評価なのと、ある程度値が張るので良いのでは? という理由だけです)。

が、本当に買う価値があるかどうかで悩んでおります。

なぜかというと、現在の1万円台USB-DAC使用時と、ヘッドフォンジャック直挿しでの違いといえば、
1)ノイズ低減 (これは明らか)
2)何度も聞き比べないとわからない程度の、わずかな質感の違い
程度ですので、USB-DACの存在意義そのものに多少の不信感を抱いてしまっているからです。


PCオーディオでヘッドフォンを良く使用される方、
複数のUSB-DACを使用・比較したご経験のおありの方など、
USB-DAC交換とは全く異なった観点からのヒントでも結構ですので、
なにかしらご教示いただければ幸いです。


(当サービスは始めての利用なので、お礼のタイミングの行き違いなどあるかもしれませんが、
どうかご容赦のほど、よろしくお願いいたします)。

A 回答 (12件中11~12件)

はじめまして♪



子供の頃に、スピーカーって不思議だなぁと感じて、スピーカーに興味を持ったのがオーディオの始まり、大人に成った今でもスピーカー工作が好きな者です。

私が子供の頃は、コンピューターと言えばまだ矩形波の3和音+ノイズと言うくらいの、、(ありゃ、年代がバレそう、苦笑)

今ではオーディオの中心にパソコンを置いています、再生機器でもありますし、録音機器でもあるのですが、スピーカー工作時の測定機器にも今では使えるのでコンピューターはお手軽便利で使い方次第で問題なく高音質も得る事が可能ですね。

最初は、外部機器の利用でノイズが減ったというのが確かに実感でしょう、私の場合はパソコン特有の音源では無く、通常の音楽をコンピューターでも利用するように成ったのが2000年に購入した当時一番安いノート型のMac、iBookと言う機種でした。イヤホン端子は在る物のその他に音声入出力が無かったので、後年にオーディオインターフェースを導入、とは言っても安価な物で、ノイズも音質も付属イヤホン端子からとさほど違いは有りませんでした、(一部の運用では、むしろイヤホン端子の方が好ましい位、、、)

本質的に、音への影響度はスピーカーやヘッドホン等の電気信号を振動に変換する部分が最も変化が多き事で間違いは有りません。
しかし、ケーブルでも音が微妙に変わりますし、ヘッドホン駆動のアンプ回路やその回路を動作させる電源回路のクオリティーの方が、ケーブルよりは影響が大きく成ります。
このアナログ回路も重要なのですが、そのチョット前のデジタルデータからアナログ信号に戻す、デジタルtoアナログコンバーター、頭文字でDACもかなり音への影響度が高い部分です。

DACに関しては、単に優秀なDACチップを使えばそれで良い、と言う事では無く、DAC以後のアナログ回路も重要ですし、その前に有るUSB通信チップとかデジタル分野も高いレベルの再現を求めると手抜きは出来ません。

USB-DACとか、ヘッドホンアンプ等は比較的小規模の生産ラインで製造が可能ですので、非常に多くの分野の企業も参加しています。

残念ながら、デジタル部だけが良くても、アナログ部に定評が有るアンプICを組み合わせただけでは、本当に高度なサウンドまでは到達出来ません。
同様に、老舗のオーディオメーカーでアナログ部分が非常に贅沢でコダワリの有るサウンドに仕上げている製品も有るのですが、デジタル部が汎用品だったり他社から基盤購入しただけと言うアンバランスなケースも存在します。

また、今回はフォステクス、ラックスマン、音響と言う中での検討のようですが、各社とも非常に長い歴史を持った国内のオーディオ機器メーカーです、しかし各社のサウンドポリシーと言う、音の表現方向性は弱冠違いがありますので、どのブランドのサウンが好きか?と言う判断も高度な音楽再生では重要なのかと思います。

オーディオ機器は科学と工業技術で造られていますが、出て来る音は音楽と言う芸術を楽しむ、聴いた人の感性で好みが分かれて来ます、単純な優劣で良い物だ毛が売れてそれ以外は駆逐される、と言う物では有りません、そもそも「オーディオ」と言うカテゴリーが「趣味」の中に有るのはそういう事なのでしょう。

私個人としては、スピーカー工作が好きなので、フォステクスを押したい所。しかし、冷静でカチッとしたサウンドを得意とするテアックがテープレコーダー(カセットデッキやオープンデッキ)で好んだので、そちらも一押ししておきますね(苦笑)

有る程度、高度な環境に成ると、耳で聞こえるノイズは論外で、回路内や電源部に影響するノイズ系の対処が効果を発揮して来ます、音の印象、サウンド傾向はそれぞれですが、より滑らかで静かに、それでいて表現力と言いますかより細かな演奏者の心情が豊かに感じられる音に成って来ますよ。

非常に良いヘッドホンをお使いのようですから、かなり高度で微妙な変化も、きっと感じ取って、音楽表現の豊かさを得られるように成ると思います。
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この回答へのお礼

「心のゆとりを取り戻して楽しみましょう!」という暖かいメッセージと共に、
大変奥深いアドヴァイスをありがとうございました。

実は都内在住ですので、フジヤエービックでの試聴が可能なんです。
ただ、USB接続ではなく、CDプレーヤー接続での試聴とのことらしいので、
意味なしと短絡的に判断しておりました。
各メーカーの色合いの相対的な比較と考えれば、意義あることに思えてきました。

あと、回答者No.3様も言及しておられるティアック製品ですが、
i-Book-2001さまもそのあたりを示唆してくださっているようで、大変気になります。
さっそく調べてみますね!

貴重なご教示を誠にありがとうございました。

お礼日時:2013/07/04 21:51

ヘッドフォンもUSB-DACも使用経験がありませんので、あくまで一般論ですが、(パソコンとオーディマニアではあります)



市販のパソコンのサウンド機能はDA変換も含めてごく安価な回路(チップ)です。ほとんど聞こえればいいという程度のものです。原価的に言ったらたかだか数百円以下(数十円?)でしょう。単体で1万円台で売られているUSB-DACとは比較になりません。増幅をしないヘッドアンプではそれほどの差は分からないでしょうが、アンプに繋いでスピーカーに出力したら差は歴然なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました。

なるほど、やはり音場感や空気感を求めるならば、スピーカーが良いのでしょうね。
心置きなく立派なスピーカーを鳴らせれば良いのですが・・・

ちなみに、簡易型のスピーカーHarman Kardon SOUNDSTICKS3Jでは、
PCのフォンジャック直挿しと現在使用中のUSB-DAC経由で音にあまり違いなしでした。
このスピーカーはもともとが、ポップ・ポップした軽い音ですので、無理もないですね。

機会があれば、また違った傾向のアンプ・スピーカーで実験してみようと思います。

お礼日時:2013/07/04 21:35

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