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ウィキペディアの定義ですと

「数詞(すうし)とは、数を表す語である。言語及び数詞の種類により、名詞、形容詞、限定詞などの下位の品詞に分類されるが、その性質は独特である。文法上の数とは異なる。」

に沿っていくつか分からないことがあります。

(1)「語」は「数」と分けられると思いますが、この定義では「語」となっています。
日本語では、「数」に対する品詞がつけば、「語」となるのでしょうか?

(2)「単独の基数詞は一般に名詞である。」と述べられていますが、数に品詞がついた数詞も、名詞となるのでしょうか?

(3)「言語及び数詞の種類により、名詞、形容詞、限定詞などの下位の品詞に分類される」とありますが、名詞、形容詞、限定詞を具体的に挙げてください。

たとえば数についた形容詞がどうしてもイメージできず、さらに限定詞がどういうものかも分かりません。

よろしくお願いします。

A 回答 (21件中1~10件)

数詞の分類をはじめて知りましたが、なかなか複雑ですね。


わたしの理解した範囲をお伝えしてみたいと思います。

(1)「語」は「数」と分けられると思いますが、この定義では「語」となっています。
日本語では、「数」に対する品詞がつけば、「語」となるのでしょうか?

すでにご指摘があるようですが、「数=語」ではなく「数詞=語」です。
言語に拘わらず、文字化されたものは全て語と呼んで良いのでしょう。

(2)「単独の基数詞は一般に名詞である。」と述べられていますが、数に品詞がついた数詞も、名詞となるのでしょうか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E8%A9%9E
「日本語の品詞」という項目に、
「数詞(学校文法では名詞の一つとされているが、学校文法以外まで視野を広げると、名詞の一部とするかどうかは意見が分かれている)」
という記述がありました。
たとえば、「木が一本立っている」などの場合、「一本」は「本」という助数詞を伴った基数詞と呼んで良いと思うのですが、この場合、この基数詞は「立っている」に対して副詞として働いていると捉えることもできる、といったことなのかもしれません。
少なくとも学校のテストの範囲では名詞ということになるのだと思います。(確信はありませんが)

(3)「言語及び数詞の種類により、名詞、形容詞、限定詞などの下位の品詞に分類される」とありますが、名詞、形容詞、限定詞を具体的に挙げてください。

・「2冊のうち一冊はわたしが持っている」などは名詞分類の基数詞になると思います。

・「インド・ヨーロッパ語族、アフロ・アジア語族などでは、序数詞は形容詞であり、固有の形態を持つ」という記述が見えます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E8%A9%9E# …
おそらくですが、「第二夫人」などは序数詞ではなく形容詞と分類されるのでしょう。

・「限定詞の下位の品詞」に数量詞というのがあるようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%90%E5%AE%9A% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E9%87%8F% …
一枚・四人・五軒のような例が挙がっています。これは基数詞と同じですが、このように数量詞に分類されることもある、ということではないかと思います。

ウィキをざっと読んだだけですので間違った解釈になっているかもしれません。
詳しい方のご投稿を一緒にお待ちしたいと思います。
  

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>「第二夫人」などは序数詞ではなく形容詞と分類される

なるほど!納得です。

ですが

>「数=語」ではなく「数詞=語」です。


「文法範疇(ぶんぽうはんちゅう)あるいは文法カテゴリーとは、語を形成する原理の分類であり…」

と記載されていることから「語」と「数」は同じのようです。

>言語に拘わらず、文字化されたものは全て語と呼んで良いのでしょう。

そのとおり、数字も文字化されているのですから「語」なのではないかと思うのですが、では数は語ではなく、なんと呼ぶのでしょうか?数詞の中では「基数詞」と呼ばれてますが、「数詞=語」でしたら、「基数詞」も数詞ですので語だと思いますが、いかがでしょうか?


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%B3%95% …

補足日時:2013/10/23 19:47
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#20です。



大体のところはお伝えできたようです。

(1)名詞
(2)数詞
(3)助数詞
(4)基数詞
という品詞は「5個」という言葉を成立させている要素であり、式的に表わせば
名詞≧数詞≧基数詞

という点に関してもそのとおりと思います。
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この回答へのお礼

ここで締めきりたいと思います。

長い間おつきあいくださいまして、本当にありがとうございました。
とても勉強になりました!

お礼日時:2013/11/04 14:35

#19です。



論点を明確にするため、該当部分を全て引用します。

>(1)【基数詞】
日本語では基数詞は名詞に分類されており、助数詞(東アジアから太平洋岸のアメリカ大陸原住民にかけての言語における接尾語で、通常は数詞の表しているものの種類によって変化する)が付くことで形容動詞的な使用が可能となる。例えば、物の個数を表す「~個」や人数を表す「~人」は助数詞と結びつけて数を数える基数詞である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E6%95%B0%
--------------------------
(2)【基数詞】
基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」、「に」、「さん」は基数詞である。~「基数詞」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E8%A9%9E
--------------------------

前者の定義に沿う場合、数を表す「5」が基数詞となりますが、「5個」も基数詞とよべるのはなぜか?という疑問になります。
ご回答者様の言われているのは前者の定義を用いているのではないですか?(「例えば、物の個数を表す「~個」や人数を表す「~人」は助数詞と結びつけて数を数える基数詞である。」の箇所)
私は後者の定義を対象にしました。そのため基数詞を指す場合「5個」ではなく「5」ではないのか?と思っていましたため、
>「数」は概念である、という前提がある以上、数(という概念)に助数詞をつけることはできません。
というご指摘があったかと思うのです。
ではいったい上のふたつのうち、どちらの定義が正しいというか、信用に値するのでしょうか?それともいずれも正しくて、いずれかが含意されているのでしょうか?

おっしゃられるように「いずれも正しくて、いずれかが含意されている」ということになるかと思われます。
わたしが、『単独で数を表わすものを基数詞と呼ぶが、助数詞の付いたものもまた基数詞と呼んで良い』と判断した根拠は以下のとおりです。

1.
前者(ウィキの「基数詞」ページ)については、
基数詞というのは、『助数詞(~~)が付くことで形容動詞的な使用が可能となる。』という解説なので、「助数詞が付かない場合は、(形容動詞ではなく)名詞として働く」という意味に解釈しました。
つまり、名詞としての基数詞(=助数詞の付かない基数詞:5)と形容動詞的な使用が可能となる基数詞(=助数詞の付いた基数詞:5個)の2種類があると解釈したわけです。

2.
後者(ウィキの「数詞」ページ)の場合も、
『単独の基数詞は一般に名詞である。日本語、中国語など、多くの言語では、基数詞単独では名詞と結び付かず、助数詞と結び付けて数を数える(例:個数を表す「~個」、人数を表す「~人」)』
という記述が続いています。
このことこから、わたしとしては、
「単独の基数詞(=5)」と、「単独でない基数詞(=5個)」がある、という解釈をしました。
つまり、助数詞の付かない基数詞が本来の基数詞であるが、助数詞が付いても基数詞と呼ぶ、と思ったわけです。

3.
さらに、下記ページ(ウィキの「名詞」ページ)には、
『数詞・数名詞・数量詞
物事の個数や数量などを表す名詞。文法上は、単位や助数詞を伴うときはこれも含めて数詞とすることが多い。通常の名詞と異なり、助詞を伴わず連用修飾語になれる。』
という記述があります。
「単位や助数詞を伴うときはこれも含めて数詞とすることが多い」ということなので、「単位や助数詞を伴わない数詞」も当然あるはずで、それが本来の数詞だと思いました。
そして、その「単位や助数詞を伴わない数詞(=5)」などの場合は単なる名詞(=数詞=基数詞)として機能する。
しかし、「5個」のように助数詞が伴うと、「りんごが5個あります」のように、用言である「あります」に係る連用修飾語になれる、という解説。(「りんごが5あります」とは言えません)
これも通常の名詞の働きとは少し異なるが基数詞と呼ぶ。
のように解釈しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%A9%9E

4.
ただ、挙げられている例が、どのページでも、その両方を網羅しておりませんので、一応、他も検索してみたところ、先にもお示し致しましたように、
基数詞とは『数や事物の数量を表すものを基数詞(「いち・ふたつ・三枚・四本」など)』である、と解説しているネット辞書がありました。
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E6%95%B0%E8%A9% …

この回答への補足

基数詞について

>名詞としての基数詞(=助数詞の付かない基数詞:5)と形容動詞的な使用が可能となる基数詞(=助数詞の付いた基数詞:5個)の2種類がある

後者は逆の発想で、また、用言の働き(活用するもの)から基数詞の種類を分けたわけですね。

>助数詞の付かない基数詞が本来の基数詞であるが、助数詞が付いても基数詞と呼ぶ


「5」=(本来の)基数詞
「5個」=基数詞
ということですね。


名詞について

例「5」➔名詞(=数詞(本来の数詞)=基数詞)
これは
>「単位や助数詞を伴わない数詞もある」
という理由から。

例「5個」➔数詞
これは
>「単位や助数詞を伴うときはこれも含めて数詞とすることが多い」
という定義から。

例「5個」➔基数詞

これは
>用言である「あります」に係る連用修飾語になれる、という解説
から。

ということですね。


つまりこれまでテーマとなってきた以下の

(1)名詞
(2)数詞
(3)助数詞
(4)基数詞

という品詞は「5個」という言葉を成立させている要素であり、式的に表わせば

名詞≧数詞≧基数詞

ということが結論ということになりますか?

補足日時:2013/11/03 23:15
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#17、#18です。



1.
>つまり名詞が上位概念であり、上位にいくほど包括するものも多くなり、名詞は数詞をその下に含み、数詞は基数詞や序数詞、反復数詞以下は数詞のカテゴリ範囲内にある。
ということですね?

そのとおりと思います。

2.
>>「個」などの単位を表わす助数詞は接尾語であり、それだけでは数詞と呼ばないと思います。
これについては私も同感です。
>たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。
>5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。
私は回答者様のいわんとしているところを理解していると思いますが、言い表わし方が違うと印象も違うものですね。
前者(私の)ですと、積極的に助数詞をつけて数詞にさせようという感じ、後者(回答者様の)ですと結果的な印象となります。

おそらくですが、わたしの意図が正確に伝わっていないような気がします。
確認されるべき問題点が2つあると思います。
まず、最初の文でわたしが申し上げたのは、「個=数詞」ではない、という意味です。
つまり、助数詞だけでは数詞とは呼ばない、ということです。
これは、あくまで「数詞を助ける」という意味合いでつけられた名前だと思います。
しかし、「5」という数詞(基数詞)と組み合わせた「5個」は数詞(基数詞)である。

次に、≪たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。≫という表現はこの際、好ましくないと思うわけです。
なぜなら、すでに合意に達しているところの、
『数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。』
という定義と矛盾してしまうからです。
「数」は概念である、という前提がある以上、数(という概念)に助数詞をつけることはできません。
つまり、助数詞との組み合わせを言う場合には、あくまで「数」ではなくて「数詞(基数詞)」といった語として示す必要があるでしょう。
≪『5』は数である≫という表現も、
【『5』=『5』という数の概念】
なのか、
【『5』=『5』という数詞】
なのか、を明確にする必要があります。
≪たとえば『5』という数(の概念)がある。この数(概念)は「5」という基数詞で表わすことができる。また、この基数詞に助数詞(個)をつけた「5個」なども基数詞と呼ばれる。≫
のように表現しないと論点がぶれてしまうと思います。

というわけで、
『ただ、5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。』
と述べたことに関しても誤りではない、と考えます。

3.
>「」は結論の部分ということですか?

紛らわしい表現をしてしまい、申し訳ありません。
数詞の分類の中でお示しした例の中にある「」のことです。
「番・回・個・日・・・」などを指します
  

この回答への補足

品詞についてのカテゴリーが整理されていませんでしたので、理解が進まず混乱しておりましたが、まとめることができました。

視覚で認知される「5」という数(概念)を、表記での言葉(語)に表わす。
(1)『基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」、「に」、「さん」は基数詞である。』➔基数詞(例_5)
(2)『助数詞(じょすうし)は、数を表す語の後ろに付けてどのような事物の数量であるかを表す語要素である。』➔助数詞(例_個)
(3)『数詞(すうし)とは、数を表す語である。』(基数詞は数詞の下位カテゴリのひとつである)➔数詞(例_5個)
(4)数詞(以下基数詞、助数詞)などの品詞はすべて「名刺」の下位カテゴリにある。➔名詞>数詞

これで「5個」という語となる。
このように語(例_5個)を分解するとこれらの品詞が用いられている。

*『』内は定義

ということで、

>つまり、助数詞だけでは数詞とは呼ばない、ということです。

>「数」は概念である、という前提がある以上、数(という概念)に助数詞をつけることはできません。

が理解しました。助数詞の前に基数詞が必要ということですね。

>【『5』=『5』という数の概念】
なのか、
【『5』=『5』という数詞】
なのか、を明確にする必要があります。

これが基数詞ということですね。


ですが前回の回答にある
>「5」という数詞(基数詞)と組み合わせた「5個」は数詞(基数詞)である。

>基数詞に助数詞(個)をつけた「5個」なども基数詞と呼ばれる。

についてです。

ウィキの基数詞の紹介にはページがふたつあります。

--------------------------
(1)【基数詞】
日本語では基数詞は名詞に分類されており、助数詞(東アジアから太平洋岸のアメリカ大陸原住民にかけての言語における接尾語で、通常は数詞の表しているものの種類によって変化する)が付くことで形容動詞的な使用が可能となる。例えば、物の個数を表す「~個」や人数を表す「~人」は助数詞と結びつけて数を数える基数詞である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E6%95%B0% …
--------------------------
(2)【基数詞】
基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」、「に」、「さん」は基数詞である。~「基数詞」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E8%A9%9E
--------------------------

前者の定義に沿う場合、数を表す「5」が基数詞となりますが、「5個」も基数詞とよべるのはなぜか?という疑問になります。
ご回答者様の言われているのは前者の定義を用いているのではないですか?(「例えば、物の個数を表す「~個」や人数を表す「~人」は助数詞と結びつけて数を数える基数詞である。」の箇所)
私は後者の定義を対象にしました。そのため基数詞を指す場合「5個」ではなく「5」ではないのか?と思っていましたため、
>「数」は概念である、という前提がある以上、数(という概念)に助数詞をつけることはできません。
というご指摘があったかと思うのです。

ではいったい上のふたつのうち、どちらの定義が正しいというか、信用に値するのでしょうか?それともいずれも正しくて、いずれかが含意されているのでしょうか?

>たとえば『5』という数(の概念)がある。この数(概念)は「5」という基数詞で表わすことができる。

つまり、決定に近い定義として、この箇所については理解できているのですが、

>また、この基数詞に助数詞(個)をつけた「5個」なども基数詞と呼ばれる。

と続く箇所については、そのような理由から、まだ納得できていません。

補足日時:2013/11/01 19:09
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#17です。



すみません。
訂正があります。

×
(5も5個も3人も基数詞と呼ぶ)


(5という数詞も5個という数詞も3人という数詞も基数詞と呼ぶ)

この回答への補足

○の
>5という数詞

についても前回の補足で述べた

-----------------------

>5という数詞

とありますが、これは

>5という数

の誤りではないでしょうか?

-----------------------

と同様です。

補足日時:2013/11/01 11:35
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#16です。



>『数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。』

肝心な点で一致を見たようです。

>『「数」とは概念であるので「語」ではない。
「語」となるためには、「数」が「詞(基数詞)」で表わされることである。

「基数詞」以外でも「数」を表わすことができます。
言い直すとすれば、
『「数」とは概念であるので「語」ではない。
その概念である「数」を「語」として表わしたものが「数詞」である』のようになるかと思いますが、これは、ほとんど最初の定義と同じことになるでしょう。

>たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。

という記述が気になりますので、改めてウィキの定義を元にまとめてみたいと思います。
現段階においては、「抽象的概念としての数というもの=数」「数を語として表わしたもの=数詞」という意味で厳密に使い分ける必要があります。

≪大前提:数詞とは数という抽象的概念を表わす語である≫
数詞の種類として以下のものがある。

1.名詞≧数詞≧基数詞
<基数詞:分けて数えられるものの個数を表す数詞>
a.基数(5)
b.基数+助数詞(5個・3人・・・)
(5も5個も3人も基数詞と呼ぶ)

2.名詞≧数詞≧序数詞
<序数詞:分けて数えられるものの順番を表す数詞>
a.「第」+基数詞(第2)
b.(「第」)+基数詞+「位・回・・・」((第)3位・・・)
c.基数詞+「番・回・個・日・・・」+「目」(1回目・5日目・・・)

3.名詞≧数詞≧反復数詞
<反復数詞:回数を表す数詞>
基数詞+「度・回」(1度・3回)

4.名詞≧数詞≧集合数詞
<集合数詞:複数のものからなる組を表す数詞>
基数詞+「組・・・」(3人組)

5.名詞≧数詞≧倍数詞
<倍数詞:何倍であるかを表す数詞>

6.名詞≧数詞≧分数詞
<分数詞:分数の分母を表すのに用いる数詞>

5と6に関してはよくわからないので例は挙げませんが、分類を再確認しておいたほうが良いように思うので、あえて記してみました。
「」内の語は助数詞という区分になるかと思います。
  

この回答への補足

なるほど、

●名詞≠数詞



◆名詞≧数詞


●名詞≧数詞
●名詞=基名詞=数詞



◆名詞≧数詞≧基数詞

という式に直す必要がありますね。

つまり名詞が上位概念であり、上位にいくほど包括するものも多くなり、名詞は数詞をその下に含み、数詞は基数詞や序数詞、反復数詞以下は数詞のカテゴリ範囲内にある。

ということですね?

また

No.16の補足での

>たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。

について

>気になる

ということですが、

これは、前回の回答では

>「個」などの単位を表わす助数詞は接尾語であり、それだけでは数詞と呼ばないと思います。

これについては私も同感です。
>たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。

>5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。

私は回答者様のいわんとしているところを理解していると思いますが、言い表わし方が違うと印象も違うものですね。

前者(私の)ですと、積極的に助数詞をつけて数詞にさせようという感じ、後者(回答者様の)ですと結果的な印象となります。

ところで、

>5という数詞

とありますが、これは

>5という数

の誤りではないでしょうか?

前回の回答の

>ただ、5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。

についてご確認ください。


>「抽象的概念としての数というもの=数」「数を語として表わしたもの=数詞」という意味で厳密に使い分ける必要があります。

大きく分けると

数+詞=語

なんですよね。

数;詞=語

だと思っていたが違っていたわけです。

しかしその詞についても、品詞の種類がたくさんあるわけですから、どの品詞が正確かというのはカテゴリにそう必要があるわけです。

名詞≧数詞≧(数詞のカテゴリ内の品詞)

ということですよね。

>「」内の語は助数詞という区分になるかと思います。

「」は結論の部分ということですか?

補足日時:2013/11/01 11:11
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この回答へのお礼

最後について訂正です。

「」は何を指していますか?

お礼日時:2013/11/01 11:14

#15です。



>◆名詞(数詞)とは以下の定義である。

数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。

概ね合意に達することができたように思います。
ただ、
「◆名詞(数詞)とは以下の定義である。」ではなく、
「◆数詞(名詞)とは以下の定義である。」のようにしないと、続く説明内容と齟齬が生じるでしょう。

ひとつ気になったのは、
>「5は数である⇒数詞(個)をつけた場合=数は語である」
ということです。

という箇所。
「個」などの単位を表わす助数詞は接尾語であり、それだけでは数詞と呼ばないと思います。
ただ、5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。
つまり、「5」も「5個」も基数詞と呼んで良いのではないでしょうか。
下記のネット辞書にも、
『数や事物の数量を表すものを基数詞(「いち・ふたつ・三枚・四本」など)』という記述があります。
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E6%95%B0%E8%A9% …
「助数詞」に関しては、
『文法的には通常、数を表す語要素から助数詞までがあわせて1つの数詞とみなされる。たとえば「三人」で1単語である。』
という解説がウィキに見えます。
「あわせて」という箇所が大事です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E6%95%B0% …

また、
>「名詞に含めないことがあるもの」として「数詞・数名詞・数量詞」が挙げられています。

とのことですが、ウィキでは、
『数詞・数名詞・数量詞
物事の個数や数量などを表す名詞。』と明確に定義されていますので、基本的には名詞と分類して良いと思います。
ただ、たまに「名詞に含めないこともある」というだけの話でしょう。
  

この回答への補足

【結論】数とは概念であるので「語」ではない。

【課題】どの品詞をつければ「語」になるのか?


数は概念であり、名詞、数詞、助数詞は品詞として独立しているというのがひとつの結論でした。
(私がこれまで文法的な分解にこだわっていたのは、概念である5と「個」という助数詞が混同して「語」となっているということです。文字や文法上ではなんとなく矛盾を感じたので)。

品詞がついた場合に語となる(数=抽象的概念≠語。名詞=数詞で表わされた数)と導きたい場合、以下の可能性が考えられます。

(1)「名詞(個)をつけた場合=数は語である」
(2)「数詞(個)をつけた場合=数は語である」
(3)「助数詞(5)をつけた場合=数は語である」
(4)「基数詞(5、個)をつけた場合=数は語である」

数という概念を表す品詞ということで結論がでましたが、何の品詞を使うかということについてのテーマについてもう一度考えたいと思います。

再度、定義を改めると
---------------------------------------------
(1)名詞(めいし、noun)とは、品詞(語の文法的分類)の一つで、典型的には物体・物質・人物
・場所など具体的な対象を指示するのに用いられ、時間の経過と関係のない概念を表す語である。~「名刺」

(2)数詞(すうし)とは、数を表す語である。~「数詞」

(3)基数詞(きすうし)とは、基数、すなわち分けて数えられるものの個数を表す数詞である。日本語の「いち」、「に」、「さん」は基数詞である。~「基数詞」

(4)助数詞(じょすうし)は、数を表す語の後ろに付けてどのような事物の数量であるかを表す語要素である。数詞を作る接尾辞の一群。類別詞の一種である。~「助数詞」
---------------------------------------------
これらについて検討します。

(4)の助数詞については
「数詞を作る」がポイントです。

No.16の回答で
>「個」などの単位を表わす助数詞は接尾語であり、それだけでは数詞と呼ばないと思います。
ただ、5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる、ということでしょう。

という回答から(4)は除外することとします。(接尾語がつかない場合、それだけでは語(数詞)といえないからですね?)

よってNo.15のお礼で私が述べた
「5は数である⇒数詞(個)をつけた場合=数は語である」
については、ご回答者様のこのご指摘のように
「たとえば『5』は数である。数に助数詞(個)をつけた場合に『数詞』となる。品詞がついたのであるから『5個』は語となる」

(3)の基数詞については
No.13の回答で
「「5」という数でも、それを「5」と鉛筆で書いて見えるように表わせば、それは基数詞という「語」です。」

とおっしゃっています。
さらにNo.16の回答でも

「数や事物の数量を表すものを基数詞(「いち・ふたつ・三枚・四本」など)」
という定義も鑑みると、基数詞は適合だと思います。

問題は(1)名詞と(2)数詞についてです。

---------------------------------------------
・「名詞に含めないことがあるもの」のうち「数詞」がある。~「名詞」
・基数詞(きすうし)とは物事の数を表す数詞である。~「基数詞」
・日本語では基数詞は名詞に分類されており~「基数詞」

まとめ↓

名詞≠数詞
名詞=基名詞=数詞
---------------------------------------------

このことから基数詞は数詞、名詞であるが、数詞は名詞と、名詞は数詞とは重ならないということになります。

No.16回答での
>「◆名詞(数詞)とは以下の定義である。」ではなく、
>「◆数詞(名詞)とは以下の定義である。」のように表現する必要があると思います。

とした方がよいと、前回でご指摘がありましたが、私はすでにNo.14補足欄にて
---------------------------------------------
「名詞=数詞で表わされた数」
ではなく、
「数詞=数詞で表わされた数」
に差し替えになるかと思われます。
---------------------------------------------
と述べました。(補足に投稿したのは、お礼に書きこんだ後にこの間違いに気付いたので)
「名詞に含めないことがあるもの」として「数詞・数名詞・数量詞」が挙げられていたためです。
これについては、
>5という数詞と組み合わせて「5個」と言う場合は、「5個」も数詞と呼ばれる
というご指摘と同様、
---------------------------------------------
名詞≠数詞
であるため、
◆名詞(数詞)とは以下の定義である。
◆数詞(名詞)とは以下の定義である。
も矛盾していることになると思いました。
逆に、名詞であり、数詞であるのは、上で述べたように基数詞となります。

これらを考えると、前回の定義の

『数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。』

『「数」とは概念であるので「語」ではない。
「語」となるためには、「数」が「詞(基数詞)」で表わされることである。

というのが再度の結論になりますが、いかがでしょうか?

補足日時:2013/10/31 08:54
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#14です。



>数とは名詞であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。

後者が「数詞で表わされた数」なのですから、
前者は「数詞で表わされていない(数詞で表わされる前の)数」という意味になります。
つまり、前者の「数」はあくまで(名詞ではなく、または、名詞になる前の状態の)概念ですから、
『数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。』
のように表現する必要があると思います。

>概念(数)と語(詞)ということであり、概念が入っているわけですから「語」ではないということは理解しています。
ですが最初は「詞」が入っているから定義の通り「詞」=「語」ではないかと思っていたわけです。

「詞」=「語」という解釈でよろしいと思います。
言語・文字・単語のように言い換えても構いませんが、全て「語」でしょう。
「概念(数)と語(詞)」について、もう少しお話ししてみたいと思います。
今回の場合は「数詞」がテーマでしたので「概念」ということになりましたが、ここでの概念はあくあまで、『「語」でないもの』という意味にすぎません。
要するに、『「語」でないもの』と『語』の関係についてわたしたちは論じているわけです。

『「語」でないもの』が、『「数」という抽象的概念』ではなく、『「動物」という生き物』であっても同様の論議が可能です。
数詞の場合は、おっしゃるように、
・文字化する前→概念(数)、
・文字化→語<例;5(基数詞)、個(助数詞)>
という関係性になります。

その他に、
・文字化する前→生き物(動物)、
・文字化→語<例;虎(名詞)>
でも論理は同じことです。
この場合、「虎は名詞である」と言うことができます。
しかし、これは正確に言うと、「虎という生き物(=動物)を文字化した虎は名詞である」という意味ですよね。
「虎という動物」は黄色に黒の縦縞があって、のしのしと歩き回る鋭い牙を持つ猫科の動物です。
「虎」という動物は「生き物」であって「名詞」ではありません。
ただ、「虎という生き物(=動物)を文字化したもの=虎」であることは明白なので、省略して「虎は名詞である」と表現できるだけです。
同様に、「5は数詞である」と言うことができます。
しかし、これは正確に言うと、「5という抽象的概念(=数)を文字化した5は数詞である」という意味になります。
「5」という数自体は「概念」であって「数詞」ではありません。
ただ、「5という抽象的概念(=数)を文字化したもの=5」であることは明白なので、省略して「5は数詞である」と表現できるだけです。
前回、ご同意いただけましたように、数と名詞(数詞)の関係について論じる場合、この省略されている中身を分解する作業が必要になるため、省略したまま「5は数詞である=数は語である」と考えてしまうと分解ができなくなります。
「動物は名詞である」とは言えないように、
「数は数詞である」と言うこともできません。
「動物は生き物」であり、
「数は抽象的概念」なので。

「動物という生き物を表わすもの」は名詞(例:虎)と呼ぶのと同様に、
「数という抽象的概念を表わすもの」は数詞(例:5)と呼ぶ。
のように、
「動物という生き物」と「動物という生き物を表わすもの」、あるいは、
「数という抽象的概念」と「数という抽象的概念を表わすもの」を区別(分解)することによって、「動物と名詞の関係」や「数と名詞(数詞)の関係」について論じることが可能になります。
  
  

この回答への補足

大きな間違いをしてましたので訂正です。

(×)「数=名詞=数は語である」

(○)「数≠名詞≠語。数=抽象的概念。名詞=数詞で表わされた数」

(×)「数=名詞≠語。名詞=数詞で表わされた数」

(○)「数=抽象的概念≠語。名詞=数詞で表わされた数=語」


No.13からこれまでの、結論とそれの訂正を簡単にまとめました。
(×)が私、(○)がご回答(訂正)です。

しかし混乱状態のため、名詞について引っかかってましたが詳しく読まず、数詞は名詞に含まれていると勘違いしてました。


ウィキの「名詞」定義には

「名詞に含めないことがあるもの」として「数詞・数名詞・数量詞」が挙げられています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%A9%9E# …

とありますので、名詞とは独立した品詞になるでしょう。

そのため、上のまとめでの

「名詞=数詞で表わされた数」

はすべて

「数詞=数詞で表わされた数」

に差し替えになるかと思われます。

補足日時:2013/10/29 20:11
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この回答へのお礼

確かに表現を変えた方がよいかもしれません。

最初の回答者様の

数とは名詞であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」

という定義ですと、結論(数≠語)の根拠(名詞であること)として結論を説明することが不足しています。
数は語ではない(数≠語)の根拠(概念的であること)の方を説明した方が説得力がありますね。

>要するに、『「語」でないもの』と『語』の関係についてわたしたちは論じているわけです。

そのとおりだと思います。

>「5は数詞である=数は語である」

ではなく、厳密に説明されると

>「5は数である⇒数詞(個)をつけた場合=数は語である」

ということです。

◆名詞(数詞)とは以下の定義である。

数とは概念であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。

なぜならば

文字化以前→【概念】
文字化→

【語】
●例:数の場合

名詞>基数詞(ex/5)、助数詞(ex/個)

●例:動物の場合

名詞(ex/虎)


ということで最終的な結論がでました。

今までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

もし、また何か訂正や補足がありましたら、もう少しここを開けておきますので、投稿してください。

お礼日時:2013/10/29 19:24

#13です。



>[基数詞は数を表す数詞のひとつであるが、数とは名詞であるので「語」。同様、(「詞」とつくものから)基数詞も語である]

という結論でよいでしょうか?

『数とは名詞であるので「語」』ではなく、『数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」』ということになります。
ウイキの定義にもあるように、「数」自体は名詞ではなく、あくまで抽象的な概念です。

「数は名詞である」という表現が一概に誤りだと言っているわけではありません。
ただ、この場合の「数」は、数という概念そのものではなく、実際に書かれた「1・5個・ふたつ」などの数詞を指していることになります。
つまり、「名詞(数詞)によって表わされた数は名詞(数詞)である」と言っていることになります。(でなければ矛盾するので)
「1は名詞(数詞)である」のように言うことはできます。
間違いではありませんが、数と名詞(数詞)の関係について論じる場合、「数詞によって表わされたのではない数」について述べる必要があるわけです。
「数詞によって表わされたのではない数」は、「数詞によって表わされる前の数」と言い換えることができると思いますが、それはあくまで抽象的概念であって、数詞と呼ばれる「語」とは別物です。
  
>「個」の他の単位<「センチ(cm)」や「キロ(Kg)」>などがつけば「語」になるのか?
ということです。
同じ単位ですが、センチやキロは記号です。(どういう呼び方の記号か分かりませんが)
また円(\)は価格ですから、数というより価値と思えるものです。
これらの単位がつく場合も「語」になるのでしょうか?

なるのではないかと思います。
『数詞・数名詞・数量詞
物事の個数や数量などを表す名詞。文法上は、単位や助数詞を伴うときはこれも含めて数詞とすることが多い。通常の名詞と異なり、助詞を伴わず連用修飾語になれる。
例: 「1個」、「2000年」、「3m」、「50g」など。』
という記述があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%A9%9E# …

この回答への補足

>「数」自体は名詞ではなく、

そうでした。もっとも大切なところを読み落としてました。
はじめに名詞ありき…ではなく、「詞」ありきなのでした。

文字化する前→概念、
文字化→語<例;5(基数詞)、個(助数詞)>

数とは名詞であるので「語」ではなく、
数詞で表わされた数とは名詞であるので「語」である。


>数と名詞(数詞)の関係について論じる場合、「数詞によって表わされたのではない数」について述べる必要があるわけです。

これはすごく納得できます。
これまで何度も「分解する」という表現を使ってきましたが、このように関係性という言葉を使えば良かったです。
概念(数)と語(詞)ということであり、概念が入っているわけですから「語」ではないということは理解しています。
ですが最初は「詞」が入っているから定義の通り「詞」=「語」ではないかと思っていたわけです。
--------------------------

「詞」

(1)人の発する音声のまとまりで、その社会に認められた意味を持っているもの。感情や思想が、音声または文字によって表現されたもの。言語。

(2)ものの言い方。ことばづかい。
「丁寧な―を使いなさい」
(3)言語を文字に書き表したもの。文字。
(4)語彙(ごい)。単語。

--------------------------

私が文法範疇やこれらの定義は広義に考えていたために、すれ違いが生じたようでしたが、数の文字化とそれに必要な要素の関係性についてが質問の主旨に沿った、これまでのご説明であったいうことでよいでしょうか?

補足日時:2013/10/29 14:04
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#11です。



>そもそも抽象的な概念それ自体は文法に表わされるものではないということは理解しておりますし

ということは、
「数(かず、すう)とは、数量を表すために用いられる抽象的な概念である」とウィキにもありますように、『「数」は文法に表わされるものではない』ということもご理解なさっているということですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0
それであれば話は早いと思います。
現在、ご質問にあるところの『日本語では、「数」に対する品詞がつけば、「語」となるのでしょうか?』という箇所が論点になっているわけですが、品詞がつくかつかないかという問題ではなく、「数」という抽象的概念を見える形で表わした場合に、それを「数詞(=語)」と呼ぶ。
ということになるかと思います。
「一」という数自体は数量を表わすために用いられる、あくまで抽象的概念にすぎませんが、「一」とノートに鉛筆で書いた段階で、その書かれたものを「語(数詞)」と呼ぶわけです。

>「5個」とすれば「数詞」となるというお話でした。
「5」だけでは「数」という抽象的なものなので、「数」そのものには品詞が付かない。付けるとしたら「数詞」となる。つまり数そのものは語とは呼ばず、品詞がついた場合、数を表す数詞という語になる、という理解でよいかと存じます。

若干、違います。
「5」という数でも、それを「5」と鉛筆で書いて見えるように表わせば、それは基数詞という「語」です。
「5個」とと鉛筆で書いて表わせば、それは基数詞+助数詞(この場合も基数詞と呼んで良いのでしょうが)という「語」です。
どちらの場合も、「数として表わされた目に見える状態のもの」が「語」で、「数として表わされる以前の目に見えない状態のもの」は「抽象的概念」ということだと思います。
次の項目に関連させて、もう少し詳しく述べます。

>つまり、数字は語ではないとすると、抽象的な名詞である他のすべての語も語ではない、ということになります。

おっしゃりたいことはよくわかりますが、若干勘違いなさっているような気がします。
「一」という数(=概念)がそうであるように「愛」という概念も「語」ではありません。
しかし、それを文字化して表現した場合に、はじめて「数詞」あるいは「名詞」という名称を持つ「語」となり得るわけです。

テーブルの上にりんごがひとつあるとします。
それを見た私は、りんごがひとつあることを認識できます。
仮に、「ひとつ」という言葉を忘れたとしても、「ひとつであること」は認識できます。
数の概念を理解しているからです。
つまり、わたしがりんごの個数を認識する段階においては、数という抽象的概念だけあれば十分なのです。
「ひとつであること」を何と呼ぶのだったか忘れても、テーブルの上にりんごが何個であるのかは理解できるはずです。
しかし、そのことを他者に伝えようとする場合には言葉(語)が必要になります。
「テーブルの上に、りんごがひとつあるから食べていいよ」などというメモを残した場合、そのメモに書かれた「ひとつ」という語がはじめて数詞と呼ばれるわけです。
  

この回答への補足

>「数」そのものには品詞が付かない。

について、若干違うとのご指摘がありましたが、厳密に「助数詞」というべきでした。


結論として、文字化する前の概念だった数は、文字化した際、単位をつけて初めて語になる。

文字化する前→概念、
文字化→語<例;5(基数詞)、個(助数詞)>

[基数詞は数を表す数詞のひとつであるが、数とは名詞であるので「語」。同様、(「詞」とつくものから)基数詞も語である]

という結論でよいでしょうか?


次ですが、また新たな疑問がでてきました。

「個」の他の単位<「センチ(cm)」や「キロ(Kg)」>などがつけば「語」になるのか?

ということです。

同じ単位ですが、センチやキロは記号です。(どういう呼び方の記号か分かりませんが)

また円(\)は価格ですから、数というより価値と思えるものです。

これらの単位がつく場合も「語」になるのでしょうか?

補足日時:2013/10/28 15:11
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