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とある本に、創業融資時には銀行に一年分の個人通帳提出が求められ、株の売却益など一時的に増えたお金や、親から贈与されたお金を自己資金とするより、給料をこつこつと積み立てたほうが金融機関の評価が高いと書いてありました。
私は貯金はせず株の運用に回しているのですが、こういう場合は評価が低くなって融資を断られる可能性が上がるということですか?
お金に色はないと思うのですが。

A 回答 (2件)

金融機関の融資の審査の目的は、「ちゃんと約定どおりに返済できるのか?」です。



そのためには様々な角度から融資先を判断します。
既存事業の場合は、過去の収益状況などからその事業の継続性や将来性なども審査しやすいですが、創業時となればそれがないわけで、もちろん事業計画書などで審査はしますがいかんせん信憑性は低いでしょう。

そうなると事業主体(個人事業主なら本人、法人であれば経営者)の資質の審査に重点が置かれます。
その上でいえば、コツコツと貯金をしてきた人は「万が一事業が上手くいかなくなっても、コツコツと返済してくれるであろう」という印象を金融機関に与えます。
一方で、一時所得(相続や譲渡所得など)で得た貯金しか無い場合は、その信用がないわけです。

逆に言えば、現預金は手元にあまりないけど、運用している株が時価で1億円あるとなれば、金融機関は「いざとなれば株を売って返済は可能だな。」と判断します。
ただし、そもそもの疑問として「なんで株を売って事業資金にしないのか?」ということはあると思うので、そこには明確な理由付けが必要でしょう。(取得価格が低く売却すると譲渡益で課税されるからなど)

金融機関の審査は、「こうすれば絶対に大丈夫」とか「これでは絶対に無理」っていうのはありません。
(もちろん、99%大丈夫なケースもあるし99%無理なケースもあります。)

エグイ言い方をすれば、審査のポイントは金融機関に「何が起きたって貸倒にはなりませんよ」ということを納得させるかです。
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知り合いの話ではやはり継続性を入念に


チェックされた、と言ってましたね。つまり、
責任と計画性を持って返してくれそうか、性格の
方を見ているということでしょう。

現在資金があるかどうかというのは、事業を
行うという観点ではあまり返済可能性には意味が
ありません。億単位の資金であっても簡単に
吹き飛ぶ世界です。そのような観点から、
お金の色ではなく、性格の方をチェックする
ということだと思います。
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