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登録されると具体的に何がどうなんですか?
箔がついて輸出に有利とか恩恵はそれだけなのでしょうか?

A 回答 (2件)

保全が義務化されます。

そして申請した要件を満たせなくなったら認可が取り消されます。
たぶん、和食とキムチの話だと思いますが、この2つの場合、無形文化財に指定されたのは、食事や食品自体ではありません。和食を中心とする日本の文化、キムチを漬ける年中行事(マツリ)としての文化を申請し、認可されました。
なので、モノそのものの輸出がどう、ではなく、海外で現地の人が正しく和食のお店を開いてくれるとか、昔から海外の展示会では、中華、洋食、和食が食事として提供されてきましたが、もっときちんとした和食を提供するとかを日本として努力する、ということになるんじゃないなか。個人的な経験ですが、機内食で羊羹のようなこんにゃくの筑前煮は、あまり食べたくないですし。。。

コレ、日本の場合、和食以前に、アニメ文化をきちんとまとめて文書にして申請したら一発で通る気がするんですよね。あと、源氏物語や竹取物語。

これまで日本の無形文化遺産はたくさん登録されてきましたが、業界色の強いものばかりでした。そろそろホントの日本の文化と誇れるものを登録しておいてもよい気がします。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答にかんどうしました

わかりやすかったです

ありがとうございました

お礼日時:2013/12/08 13:56

 世界文化遺産は「重要で」「卓越した普遍的価値」を有することが前提になっています。

つまり文化のエリートです。

 無形文化遺産は、こうしたエリート主義に反発して、まず「世界」という名称を外しました。「重要な」という言葉もありません。つまり、平凡で、商業的に見捨てられたものが対象です。

 具体的に言うと「コミュニティによて幾世代にもわたって伝えられてきた無形文化遺産」の保護が目的です。だから箔がつくとか、輸出に有利というのとはまさに正反対です。

 というわけで、当事者以外は知らん顔するのが一番この条約の精神に近いのでしょう。
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