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建築の勉強をしていますが、応力度の単位は何でN/mm2なのですか?

A 回答 (3件)

一般に、部材が安全かどうかは、求めた応力度(最大応力度)が許容応力度以下であることで判断します。

この許容応力度は、建築基準法・同施行令等の法令により定められており、単位としてはN/mm^2で規定されています。よって、応力度の単位としては、N/mm^2を使用します。

参考図書(一部引用):「計算の基本から学ぶ 建築構造力学」上田耕作、オーム社
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この回答へのお礼

なるほどわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/28 11:45

応力度は単位面積当たりの応力。


応力は構造物に外力を与えた時に、構造物や部材に生じる力。
曲げモーメントであったり、軸方向力、せん断力、ねじり力などいろいろ。
応力度はその応力が発生した時に部材に生じる単位面積当たりの応力。

例えば、100mm角の木の棒を一端を固定して、他端に2kNの鉛直力を与えると、
木の長さを2mとすると

スパン2mの片持針であるので

応力
 曲げモーメント M=2kN×2m=4kN・m=4×10^6 N・mm
 せん断力   S=2kN=2000N

応力度
 曲げ応力度
   σ=M/Z
    Z:断面係数 b・h^2/6=100×100^2/6=166666.7(mm^3)
    σ=4×10^6/166666.7=24N/mm^2

  せん断応力度
   τ=S/A
    A:断面積 b・h=100×100=100000mm^2
    τ=2000/100000=0.2N/mm^2

 曲げ応力度、せん断応力度の場合のディメンションを考えると
   曲げ  σ=M/Z=N・mm/mm^3=N/mm^2
   せん断 τ=S/A=N/mm^2

  どちらも、N/mm^2になる。
  ちなみに、応力の単位としてはkN/m^2でもMN/m^2でもいいことになる。
  これらは単位は違うが、ディメンションは同じと言うことは習いましたか。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/27 13:35

【応力stress】…物体の内部に生じる力のこと


【応力度stress intensity】…単位面積当たりの力のこと
なので、応力度は応力(N)を面積で除した(/mm2)値になり、単位はN/mm2になります
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/27 13:35

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