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 「一部の恐竜があれほど巨大になれたのは、当時の地球の重力加速度の値が現在よりも小さかったからである」
という仮説があるそうです。
 恐らくは冗談の類ではないかと思いますが、その説に対する反証として、実際に存在する証拠に基づいて、当時の地球の重力加速度の値が計算された事はあったのでしょうか?
 もしあった場合には、どの様な証拠に基づいて、どの様にして求められたのかを御教え願います。

 尚、恐竜の足跡化石の歩幅から、恐竜の歩行速度が推定されたなどと聞きますが、地球の重力加速度の値を変更するのに応じて、歩行速度の値の方も修正しますと、歩幅の値との整合性は取れるのではないかと思いますので、足跡化石の歩幅の値のみから重力加速度を求める事は出来ない様な気がします。

A 回答 (14件中11~14件)

そもそも、重力のせいで大きくなったとか小さくなったとするならば、


地上より重力の影響が加わらない水中生物はどうなるのでしょうか。

現在も海の中は恐竜のような巨大生物だからけ・・・というなら納得できますが、
大型~小型様々ですよね。

また、数十年前に比べ日本人の身長や体型は大きくなっています。

たった数十年で数センチも平均身長が大きくなるというのは、
地球誕生からの時間を考えれば劇的な変化と言えます。

日本だけ重力が小さくなっているのでしょうか?

現在でも、ある海域では特殊な環境の為栄養豊富になり、
通常よりも数倍大きな個体が生息している巨大生物地域があります。

その他にも、昔よりも大きくなっている動物という方が多いくらいです。
(人間も含め)

という事からも、生物は環境に適し食べ物が豊富なら少しづつ大きく進化する、
と考えるのが最も妥当だと思われます。

恐竜が生息していた時代というのは、まだ火山活動も活発で、
二酸化炭素も現在より多く、場所によっては今よりも高温多湿・・・
植物も生息しやすい環境だと言われています。

結果、それを食す草食動物も繁栄を極め、徐々に巨大化していった、
とするのが、現在と比較しても納得出来る理屈だと思われます。

重力云々・・・という仮説を立てるには、
まず、海の生き物・水中の生き物がすべて恐竜時代のような大きな個体でなければ
辻褄が合いません。

それに、恐竜時代でも海の生き物はそんなに大きくなっていないんですよね。

※ 大きな個体もいましたが、小さな個体の方が多く、種類も現在より多い。

と考えると、陸は草食動物に都合が良く大きく進化、
それに伴い、捕食する肉食動物も大きく進化、

しかし、海の中は陸上よりも良い環境とは言えず、
大きくなる個体が少なかった、と考えるのが妥当だと思われます。

重力云々より食事や環境が大きいと考えるのが妥当じゃないですか?
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この回答へのお礼

 御回答頂き有難う御座います。

 私の質問の仕方が悪くて誤解を招いてしまった様ですが、私は別にその様なトンデモ説が事実であったなどと信じている訳では御座いません。
 又、本質問は一部の恐竜が巨大になる事が出来た理由を尋ねている訳でも御座いません。
 私自身は、先述の仮説は、「可能性の話として、こんな事も無いとは言えない」という考え方から生まれた話だと思っております。
 ですから、幾ら他の考え方の方が妥当であると考えられたとしましても、妥当であるとは、単に「その可能性が高いと思われる」というだけの事に過ぎず、先述の仮説が事実では無かった事を証明している事になる訳ではない以上、本件にはあまり関係のある話ではない様に思います。
 科学的には、事実に基づいた証拠が無ければ、仮説を肯定する事も否定する事も出来ませんから、先述の仮説を直接的に否定する証拠の一つとして、当時の重力加速度の値が、「地球の質量や万有引力定数の値は変化しなかった"筈"という前提を必要とする事なしに」推定された事は無かったのかという事を質問致した次第です。

お礼日時:2014/01/19 12:13

トンデモ説に近いと思いますが、考察すると



当時は、今より月が地球に近い位置にありましたから、赤道面など影響が強く出るところでは平均的には重力が小さかったと言うことは可能だと思います。
ジュラ紀を1億5千万年とし、一年3cmの数字を使うと現在より4500Km近かったことになりますが、これは現在の距離より1%強、多めに見ても2%近いだけですから、巨大化には関係ない程度でしょうね。
http://www12.plala.or.jp/m-light/Distance.htm

又、地球の自転速度は潮汐の影響で落ちています。6億年前だと現在より10%程度早かったようですから、ジュラ紀には2.5%程度早かったと考えられます。単純計算だと、遠心力で2.5%、付きの影響で2%、合わせておまけして5%ですが、巨大化の理由とするには厳しいでしょう。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0320a/conte …

現在、赤道と両極では1%程度重力が違います(赤道のほうが重力が小さい)が、生物界にはベルクマンの法則という寒冷地の方が体が大きくなるという法則があり、1%程度の重力の違いは軽く吹っ飛んでしまいます。

当時の重力加速度が計測できるとすれば足跡化石の深さでしょうが、体重と足跡がついた時の土質や水分量がわからなければどうにもなりません。
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この回答へのお礼

 御回答頂き有難う御座います。

 月が地球から離れて行く速度や、潮汐の影響で地球の自転速度が遅くなって行く割合は、時間の経過とともに変化して行きますから、一概に、4500Km近かったとか、2.5%程度早かったという事は出来ないとは思いますが、仮の話としてその値を採用した場合には、赤道において月が真上に来た際の、海抜0mにおける重力加速度の値は、現在と比べますと、

(「万有引力定数」×「月の質量」÷「当時の月まで距離」^2+「赤道半径」×(2×「円周率」÷「当時の自転周期」)^2)÷(「万有引力定数」×「地球の質量」÷「赤道半径」^2-「万有引力定数」×「月の質量」÷「現在の月まで距離」^2-「赤道半径」×(2×「円周率」÷「現在の自転周期」)^2)
=(6.6738480×10^-11[m^3/kg・s]×7.347673×10^22[kg]÷(3.844×10^8[m] -6378137[m]-4.5×10^3[m])^2+6378137[m]×(2×3.14159÷86164[s]×0.975)^2)÷(6.6738480×10^-11[m^3/kg・s]×5.9736×10^24[kg]÷6378137[m]^2-6.6738480×10^-11[m^3/kg・s]×7.347673×10^22[kg]÷(3.844×10^8[m] -6378137[m])^2-6378137[m]×(2×3.14159÷86164[s])^2)
≒0.003304873

という事で、約0.33%小さいという事ですね。
 しかしながら、こういった考え方はあくまで地球や月の質量、及び万有引力定数の値が変化しないと仮定した場合の話である様に思えます。
 勿論、それらのの値が、常識的に言えば大きく変動しない事は私も承知しております。
 只、それはあくまで常識を信じているというだけの事に過ぎず、実際に変動する事が無かった事を、事実に基づいて証明している訳では御座いません。
 最後の所で仰っておられる

>当時の重力加速度が計測できる

様なデータはない物でしょうか?

お礼日時:2014/01/19 11:19

物理学的に荒唐無稽な説ですからまともに反証する人もいないでしょう。



>重力加速度の値が現在よりも小さかった

地球の質量が今より小さい、自転速度が今より速いのどちらかしか有りませんから。
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この回答へのお礼

 御回答頂き有難う御座います。

 荒唐無稽な話である事は御指摘を受けるまでも無く、私もその様に思ってはおります。
 ですが、単に常識に反するという事だけを理由にして、説を否定する事は非科学的な考え方です。
 例えば、運動速度によって時間の経過する速さが変化するなどという事は、19世紀末よりも前の時代の常識からしますと荒唐無稽な話でしたが、現在では当然の事として受け入れられています。
 この様に、直感的には、どれ程荒唐無稽に思える話であっても、荒唐無稽である事と、誤りである事とは別な話なのですから、科学的には証拠を示す事なしには否定する事は出来ません。
 そういった意味で、冒頭の「一部の恐竜があれほど巨大になれたのは、当時の地球の重力加速度の値が現在よりも小さかったからである」という仮説を否定する証拠が本当にないのか、それともあるのかという事と、もしある場合には、それがどうして証拠となり得るのかという事を御教え頂きたいという事が、本質問の趣旨です。


>地球の質量が今より小さい、自転速度が今より速いのどちらかしか有りませんから。

との事ですが、地球の質量(重力質量)が現在と比べて本当に(大幅に)小さくは無かったという事や、自転速度が今より本当に(大幅に)速くはなかったという事が、証明された事は無かったのでしょうか?(厳密には、隕石や宇宙塵の落下により、地球の質量は僅かながら増え続けていますし、月の潮汐力によって移動する海水と、海底との間に働く摩擦により、自転速度は遅くなり続けているため、ここでは「大幅に」という断りを入れさせて頂きました)
 それに、その2つの値が現在のそれと比べておおむね同じ値であったとしましても、万有引力定数の値が現在よりも小さかった場合には、地球の重力加速度の値は小さくなりますが、何千万年という時間的スケールにおいても、万有引力定数の値が一定であったという事が証明された事はあるのでしょうか?

お礼日時:2014/01/19 03:39

 引力は物体の質量で決まりますから、地球の質量が大きく変動したようなことがなければやはり大きく変動していないでしょう。

あえて「重力」が変動したというなら、自転が早くて遠心力で相殺したとかいうのも考えられますが、痕跡からは原始時代でも今より1日が一時間も早くはないぐらいの差しかありません。
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この回答へのお礼

 御回答頂き有難う御座います。

>引力は物体の質量で決まりますから、地球の質量が大きく変動したようなことがなければやはり大きく変動していないでしょう。

 質量だけではなく、質量と万有引力定数ですね。
 この2つの値は、常識的に言えば大きく変動しない事は私も承知しております。
 只、それはあくまで常識という、経験と先入観に基づいた話に過ぎず、実際に変動する事が無かった事を証明する証拠では御座いません。
 例えば、昔は、宇宙の膨張は重力の影響により時間の経過とともに次第に減速して行くと考えるのが常識でしたが、現在では暗黒エネルギーの影響で、約66億年前に減速膨張から加速膨張へ転じた事が判っています。
 この様に、常識だけで判断していたのでは、誤りを犯す恐れがありますので、実際のデータに基づいた証拠が必要となる訳です。
 地球の重力加速度の話も同様で、時間の経過とともに変化する事は無かったとするのが常識ですが、本当にその考えが正しいと証明された事はあったのかどうかという事が、本質問の趣旨です。
 そして、もし、証明されていたとしますと、どの様な論理によって証明されているのかも合わせて御解説をお願いしたい次第です。


>痕跡からは原始時代でも今より1日が一時間も早くはないぐらいの差しかありません。

 「痕跡からは」と断りが入っている事からしますと、その「1日」とは、「月や地球の質量と万有引力定数が現在と同じであると仮定した場合における計算値」等ではなく、過去の「痕跡」から直接的に計算された値という事だと思いますが、その「痕跡」とはどういったもので、それがどうして1日の長さが変わらない事の証拠となるのか、という事が何も書かれておられないため、その辺りの事をもう少し詳しく御説明頂けたら幸いに思います。

お礼日時:2014/01/19 02:59

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