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今、古いけど立派に使われているトンネルについて調べています。

一人の人間がノミと槌で掘ったという「青の洞門」や、明治の時代に作られて、
今もちゃんと使われているトンネルなどがあることがわかりました。

そこで質問ですが、これらのトンネルが、数百年の長い時間による風化や劣化に耐え、
いまだに使うことができているのはなぜなのでしょうか?
是非、教えていただきたいのです。

また、どのカテゴリに質問すればいいのかわからず、
とりあえずここに質問していますが、「ここで質問しては?」という意見があれば、そちらもお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


岩石が風化するには条件があります。

◎多種類の岩石が入り混じってるような場所。
◎次に気温の上下が激しいと早いです。
◎水が入ると早く風化します。

これらの条件がない所で、硬い岩盤をくりぬいたようなトンネルは長生きですね。
青の洞門はその苦労話が出てきますが、確か「猿面岩」という名前で出てくる岩は「チャート」といって非常に風化てにくい、硬い岩石です。
普通のノミやタガネで叩いても、ノミやタガネの歯が潰れてしまうほど硬いです。

また、水の影響もあるので、水はけのよい構造、中が坂道になってるなどは重要でしょう。

逆に先にあげた条件がある所に無理やり作ったトンネルでは、現代の技術をもってしても、いつぞやの北海道のトンネル崩落でバスが潰れた時のように短命なものになってしまいます。

特に日本では火山活動・地震活動がさかんなので断層破砕帯という、非常にもろい地層が多く、これを無理やりくりぬいて作った青函トンネル、清水トンネル・・・など沢山の大トンネルがありますが、現代科学が自然の摂理にどこまで抵抗できるか、興味がある所です。

また、青の洞門は別としても、昔のコンクリートは今のコンクリートに比べて非常に手間をかけて打ち込んであり、耐久力が違うようです。

明治時代などに作られたいくつかのビルなどは現在でも使用に耐え、現役のものが数多くあり、保存運動なども起きているようです。
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岩石は丈夫だから、そのままくりぬいたら、コンクリートみたいに「あとで固めたもの」より長持ちします。



また、古いトンネルで「レンガ」で回りを固めているものは、「焼いたレンガ」のほうが「流して固めたコンクリート」より長持ちします。

昔のトンネルは、「掘りやすい場所」を狙って掘られていますが、現在のトンネルは「まず路線あり」で、岩盤が崩れているような地形でも強引に固めて掘削して、コースどり優先ですから、地下水が出たりして耐久性で問題のあるところでも掘っちゃいます。
トンネルの規模もちがいますし、通行する車両の重量も桁違い。メンテナンスでどこまで延命できるのやら、興味はあります。(青函トンネルの寿命より私の寿命のほうが短いだろうけど)
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