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アンプについての質問です。 音われします。

画像のCR・TC部分にはhttp://www.zea.jp/audio/schematic/sc_file/008.htmこのサイトの下から二番目の50kのΩのボリュームを使っている回路、
秋月パワーアンプ部分に、http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05965/を使っています。

トーンコントロールを入れないと、かすかに音割れする程度ですが、入れるとすごく音割れします。

因みに、ボルテージフォロワ部には4580DD、負帰還非反転アンプ部には8920Dを使っています。

どうしたら音割れが改善できるでしょうか?

「アンプの音割れについて」の質問画像

A 回答 (2件)

早速ですが、ボルテージフォロワ部の4580DDと負帰還非反転アンプ部(回路図からは反転


アンプになってますが)の8920D、これらのOPアンプの電源には±の2電源を使ってますか?
もし、単電源で使用されてるとGND以下に信号が振れますので信号は歪んでしまいます。確認願います。

次に、「負帰還非反転アンプ部には8920D」ですが添付されてる回路図では反転アンプになってます。お使いのCR・TC回路は出力インピーダンスが10kΩ程度と大きいので反転アンプの入力抵抗10kΩがつながるとTCの特性がずれてしまいます。非反転アンプに変更しないとまずいです。

それから、「秋月パワーアンプ部」ですがゲインが40dB程度ありますので全体のゲインが大きすぎると思います。入力はCDプレーヤの出力だとすれば100mVrms程度の大きさを考えればよいので、その時のSPの出力を1Wと仮定した場合で計算します。SPのインピーダンスを8Ωとすれば、出力1Wの時のSPの電圧振幅Voutは
 Vout=√(1W×8)=2.83Vrms
ですので入力から出力への総合ゲインGtotalは
 Gtotal=20×log(2.83/0.1)=29dB
と求まります。TCのゲインはf=1kHz、ボリュームセンタ位置で約-15dBです。その次の非反転アンプで20dBですから、「秋月パワーアンプ部」のゲインは 29dB-15dB+20dB=34dB と計算できますので「秋月パワーアンプ部」基板搭載のボリュームを絞って使った方が良さそうです。

一応、OPアンプの電源を±12V、「秋月パワーアンプ部」の電源を+12Vとした場合の全体の回路図と周波数特性のシミュレーション結果をこちら(http://yahoo.jp/box/dHgiLV)にアップしておきます。アップした回路図で反転アンプの部分は非反転アンプに変更してあります。

この回答への補足

回答していただき有り難うございます。
電源はプラスマイナス5Vです。
先ほど、改善しようと8920の入力側にカップリングコンデンサとして0.47uFのフィルムコンデンサをいれてみました。そうすると音割れは軽減したのですが低音が弱くなりました。何uFくらいのコンデンサがいいでしょうか?
どうしても反転回路を使わないといけないため、他に打開策があれば有りがたいのです。

補足日時:2014/02/16 02:25
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この回答へのお礼

回答していただき有り難うございます。
LTSpiceを使ったシュミレーションまでしていただいて誠に有り難うございました。
これからも分からないことがあったらしつもんしていこうと思っているので、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2014/02/16 02:25

回答NO.1です。

補足ありがとうございます。


>電源はプラスマイナス5Vです。

 了解しました。ちなみに秋月のアンプの電源電圧は5Vですか?
 
>先ほど、改善しようと8920の入力側にカップリングコンデンサとして0.47uFのフィルムコンデンサをいれてみました。そうすると音割れは軽減したのですが低音が弱くなりました。何uFくらいのコンデンサがいいでしょうか?

 反転回路の入力抵抗の10kΩがTCの負荷になってTCの特性、特にバス側をブーストした時のゲインが数dB落ちてしまいます。この入力抵抗を大きくすれば影響は小さくなりますので39kΩに上げてはどうでしょう?帰還抵抗の100kΩは220kΩにしてゲインは小さくします。

 それから、コンデンサの入れる場所はこちらにアップした回路(http://yahoo.jp/box/116M7p)で示したAの場所かBの場所の方が良さそうです。ベストはBの場所(秋月のアンプの基板内のVR1とIC(TA7368PL)の1番ピンの間のパターンをカットしてコンデンサを挿入。コンデンサの値は周波数で30Hzを通す設定で計算した値です。

 それから、秋月のアンプの基板ですが、基板内のIC(TA7368PL)の7番ピンと出力OUT間のコンデンサC3の値が470uFになってますが、これだと100Hzあたりから下の周波数は6dB/octの割合でどんどん減衰してしまいます。SPのインピーダンスを8Ωとした場合ですが1000uF以上にしないと低域のゲインはだら下がりになったままです。4700uFもつけておけばOKかと思います。

 それから反転アンプの非反転入力とGND間に100kΩと1uFが並列にして接続されてますが、これは何のために入れたんでしょうか?OPアンプ8290DはJFET入力のOPアンプですから不要です。(入力がバイポーラトランジスタの場合はオフセット電圧対策として意味はあるがJFET入力のOPアンプでは効果はありません。)

 それから、参考にされているCR,TCの特性をちょっとシミュレーションしてみました(こちら→ http://yahoo.jp/box/bce7Rq )バス側の特性はまぁまぁですがトレブル側はちょっと頂けない特性になってますね。これだと使った場合にトレブルの調整は難しいかな?という印象です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
とてもわかりやすかったです。
トーンコントロール回路やアンプ回路についてはまだまだ勉強が必要そうです。参考書等購入して勉強していこうかと思います。
また、シュミレータも有効に使えるよう慣れていこうかと思います。
これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/02/17 19:00

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