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タイトルのとおりですが、これは本当でしょうか?

手打ちの刃物は、時間経過するに、鋼が締まって硬くなると・・・。 理由まで教えていただけると、嬉しいです。 よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

4の人の回答を読んで家の柳刃包丁を見てみましたら、やはり反っていました。

刃(平らな方)の側が内側になった弧を描いています。
落としたり何かの下敷きにした憶えはありませんので、柳刃包丁に反りが出るというのは事実のようです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

私の知人の包丁も、曲がったやつがありました。

お礼日時:2014/07/30 15:14

経年変化で鉄が締まるという話は聞いたことがありません。


しかし可能性として次のようなことが考えられます。

鋼を熱処理でマルテンサイト変態させたとき(=焼き入れ)に炭素を強制固溶させることで内部応力が残ります。これが時間経過に従って徐々に解放されることがあります。
このとき、物理的には鉄が縮む方向に変化すると考えられます。
鉄も他の物質と同じように高温で膨張し低温で縮小します。焼入れのため赤めて面心立方格子に変態したとき鉄は膨張しています。これを急令してマルテンサイト変態させたとき、炭素の固溶によって縮小が阻害されて充分に縮まないと考えられるわけです。それが内部応力で、時間経過と共にこのひずみが解けると縮む方向に変形すると考えられるわけです。
そのせいで“締まる”ということが、もしかするとあるのかもしれません。

手打ちであることが原因となって締まる理屈は思い浮かびません。
手打ちと言っても向こう槌で叩いて作るような刃物は殆ど無くスプリングハンマーによる自由鍛造という意味だと思いますが、もし経年変化するとしても、縮むのではなく緩む方向への変化だと考えられます。


余談ですが、日立金属の白紙や青紙はたたら製鉄で製造された玉鋼ではありません。一般のSK材よりリンや硫黄が少ない純度の高い炭素鋼で、多少高価ですが玉鋼よりはずっと安いです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

内部応力について、勉強してみます。

お世話になりました。

お礼日時:2014/07/30 15:13

硬度は変わりません。

靭性は高くなります。
最近は技術が進歩して、焼入れ後の縮みは少なくなりました。
焼入鋼(手打ち/機械打ち)には関係ありません。
炭素鋼は高温ではオーステナイトの結晶を取りますが、急冷することでマルテンサイトに変化します。その時に一部オーステナイトのまま残る(残留オーステナイト)ものがあります。それが残ると靭性は高いため折れにくいのですが、これは徐々にフェライトとセメンタイトの2相混合物パーライトに変化していきます。
 焼入れ後に焼きなましすることで、ソルバイトやトルースタイトができます。

 これらの変化は冷却後もより安定な形にゆっくりと変化しますので、焼入れ技術が悪いとそれがはっきりわかる変化として現れます。かっては柳包丁などは置いておくと大きく鋼側に曲がったものです。

 鉄は現代文明の最も重要な元素なのですが、不思議なことに学校教育では一切登場しません。残念な事です。

 専門的な用語についてはWikiなどに簡単に書かれています。

 ひとことで言うと、相変化は徐々に起きるということ。学校で学んだものとしては硫黄の同素体の実験を経験されたと思いますが、硫黄S₈を加熱していくと、溶けますがそれを急冷すると単斜硫黄の針状結晶、さらに高温にして急冷するとゴム状硫黄になり、長い時間放置すると元の斜方硫黄に戻る実験をされたと思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

粘り強くなると聞くことがありましたが、靭性が高くなるんですね。

興味がありますので、専門書にあたってみます。

お世話になりました。

お礼日時:2014/07/30 15:10

>手打ちの刃物は、時間経過するに、鋼が締まって硬くなると・・・


表現の問題かと
現在でも踏鞴製鉄によりいわゆるタマハガネは造られています (日立金属 安来工場)
やすきの白紙青紙等高級刃物として極僅か流通もしています(びっくりするほど高価です)
さて 手打ちの刃物 の件ですが 確かに時間経過とともに鋼の様子は変わります
いわゆる鍛冶屋の手で生み出される鋼(刃物)はそれ自体 内部応力の塊です
時間(年月)の経過と四季の温度変化に応じ少しずつ伸び縮みを繰り返し応力が分散するからです
自分は白紙の鑿と鉋を使っていますが 使い込んでいるうちに刃こぼれがおきにくくなってきたように思います
古い日本刀は自分の内部応力によりひび割れができたり あらぬ方向に曲がったりする事もあると聞いた事があります。
刃物が育つとも言います あくまでも使用する個人の感覚(主観)の範疇ではあります
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

回答者様の経験と同じようなことが、私にも、聞いた話にもあります。

内部応力について、勉強してみます。

お世話になりました。

お礼日時:2014/07/30 15:12

 >タイトルのとおりですが、これは本当でしょうか?



 分かりません。

 硬くなる、というのがねばりが無くなることを指すのであれば、確かにそうかもしれないとは思う。しかし、どのくらい時間が経てばねばりが無くなるのかは、分かりません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/30 15:13

ご質問がいまいち分かりませんが、鋼の硬さはマルテンサイトの量によって変わるものと思います、800度程度まで熱して急冷すれば硬くなります。

時間で変化するのではなく温度が重要なのではないでしょうか、常温では時間がたつとただ錆びるだけだと思いますが。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/30 15:04

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