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「日本は神道国家」という記述を目にし、
『神道って何だろう?』と疑問に思いました。

で、質問いたします。

1 神道ってなんですか?
2 古代、日本に神道はあったのか?
3 あったとすれば、それはどのようなものであったのか?
4 古代になかったとすれば、いつ頃、神道は成立したのか?
5 日本は、本当に、神道国家か?


教えてください。
よろしくお願いします(ペコリ)。

A 回答 (16件中1~10件)

ねむ猫さん お礼ありがとうございます。



>「天皇家の祖先はスサノヲ」疑惑があるのでした。

古事記には、伊邪那岐大神が黄泉国(よみのくに)の穢を祓い給わんとて筑紫の日向(ひむか)の橘の小門(おど)の阿波岐原(あはきはら)にて禊し給う時、左の御目を洗い給ふて天照大神、右の御目を洗い給いて月読命を生みまし、次ぎに御鼻を洗い給いし時に須佐之男命生まれましたと記す。

日本書紀には諾册(イザナギ、イザナミ)二神共に相議りて大八洲の国々及び山川草木を生み給いて後、天下の主(きみ)たる者を生みなんとして日の神・月の神を生み給い、次ぎに素盞鳴尊を生み給われたとする。

一書には(中略)、性(うまれつき)そこない破る事を好み給うと説いてある。

いずれの書物でも、父神イザナギノミコトが死者の世界(黄泉の国)の穢れをすすいだおり、三神が成ったとあります。
天皇家にぬかりはないようですね。

私は、「古事記」では人間と神との神話を扱っているのに、「日本書紀」では天皇家の歴史になっているのは面白いと思いました。
共同体が国を造って行く過程に於いて、自然現象や人間同士の争いに打ち勝ちながら生き延びてきたのは、神のお力としか思えなかったのでしょうね。
私は、聖霊や精霊の存在を信じるので、天皇家の霊力はあると考えます。
三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣)も、夢のあるお話で好きですね。
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この回答へのお礼

メラネシアやポリネシアなどに存在する「マナ」という概念(?)を用いると、
日本の神話や神々は理解しやすいように思います。

~~~~~~
マナ(Mana)は、太平洋の島嶼で見られる原始的な宗教において、神秘的な力の源とされる概念である。魔法や超能力といった尋常ならざる特別な力の源とも言われている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8A
~~~~~~

あるいは、
http://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%8A

とか。


そして、古代の日本人は、このマナの顕現を神と名づけたであろう。
この現われ方は様々です。無数にあるといってもいい。
つまり、八百万の形で現われる!!


そんなことをちょっくら考えております。


そして、RPG「聖剣伝説2」へと繋がっていきます。
マナという言葉を教えてくれたのは、この「聖剣伝説2」であった。
https://www.youtube.com/watch?v=JHpSSBufxzE


この曲を聞くといつも、
懐かしさのあまりに涙がこぼれてくる。
このゲームをはじめてやったときも涙が自然と溢れ出たもんな。
他の人は知りませんが、
わたしはきっとこのマナから生まれてに違いない♪

お礼日時:2014/09/21 18:26

こんばんは ねむ猫さん



日本の神話に興味があるので、回答してみます。

>1 神道ってなんですか?

縄文時代、弥生時代にアニミズムが信仰されていく訳ですが、共同体が形成されて行く過程において首長が神格化されていくこと。

例えば、「古事記」の中の父神イザナキノミコト(黄泉の国)とアマテラス(高天原)、ツクヨミ(夜の食国)、スサノオ(海原)等の神話。
アマテラスを八百万の神が集って、アメノウズメ(シャーマン)の踊りにより天の岩戸屋を開けさせて、再び太陽が戻ったというお話。
アマテラスは後の天皇家の祖先。アメノウズメは「古事記」の語り部である稗田阿礼の祖先。

>2 古代、日本に神道はあったのか?

☆「古事記」(712年、稗田阿礼と太安萬侶)にアマテラスのお話がある。(伊勢神宮)

☆「風土記」(713年、に常陸、播磨、出雲、豊後、肥前の5風土記がありますが、
出雲の風土記の中に国引き神話があって、巨人伝説の立場ありながらも、共同体により国造りが行われたお話。
国引き神話 出雲国風土記
http://www1.ttcn.ne.jp/~kitasanbe/a_sub_kunibiki …
神話と鉄製の道具が出てくるお話なので、族長が共同体の一員としての役割を果たしていた姿が窺える。

☆「日本書紀」(720年、舎人新王が日本紀を勅、後に六国史が編纂されたので日本書紀とよぶ)
景行天皇の皇子ヤマトタケルによる西征、東征による勇者の伝説等が書かれていて、天皇家による日本の歴史の書物。
ただし、「古事記」のヤマトタケルは父との亀裂、矛盾がある悲劇的な英雄として描かれている。

>3 あったとすれば、それはどのようなものであったのか?

アニミズムが共同体の首長が神格化されたものと融合して、さらに、「古事記」や「風土記」や「日本書紀」によって天皇家が神として確立した。

>4 古代になかったとすれば、いつ頃、神道は成立したのか?

共同体の首長が神格化した時。

>5 日本は、本当に、神道国家か?

日本という共同体により構成されている国家であり、神格化した、特に天皇家が1000年続いているので神道国家です。
八百万の神の頂点が太陽の信仰のアマテラス、また、アマテラスの子孫は天皇家なので、どんな神様であろうと太陽にはかないません。
ツクヨミ、スサノオのように八百万の神にしかなれません。

私は浅学なので、朝日百科、日本の歴史を読んだ感想です。お手柔らかに。

この回答への補足

よろしかったら、
天外魔境2のラスボス~エンディング、

の7:00以降をご覧ください。

記紀神話や聖書を超えているかもしれない(ニコニコ)。

補足日時:2014/09/21 16:51
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この回答へのお礼

☆アマテラスは後の天皇家の祖先。アメノウズメは「古事記」の語り部である稗田阿礼の祖先。
◇「アマテラスは後の天皇家の祖先」と言いきれないところが記紀神話の非常にユニークなところ。
天皇家の祖先・ニニギにつながる正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(長いのでオシホミミ)を生んでいるのは、スサノヲなんでございます。

アマテラスのアクセサリー(モノザネ)を食べ、スサノヲがニニギのお父さんであるオシヲミミを産んだ。
これを見て、アマテラスが「あなた(スサノヲ)の産んだその子、私の子。私の生んだのは女の子三人はあなたの子」と一方的に宣言しているんでございます。


~~~~~~~
古事記では天照大神(アマテラス)は、後に生まれた男神は自分の物から生まれたから自分の子として引き取り、先に生まれた女神は建速須佐之男命(スサノヲ)の物から生まれたから彼の子だと宣言した。建速須佐之男命は自分の心が潔白だから私の子は優しい女神だったといい、天照大神は彼を許した。

日本書紀第一と第三の一書では男神なら勝ちとし、物実を交換せずに子を生んでいる。すなわち、天照大神は十拳剣から女神を生み、素戔嗚尊(スサノヲ)は自分の勾玉から男神を生んで彼が勝ったとする(第三の一書で、素戔嗚尊は六柱の男神を生んでいる)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E% …
~~~~~~~


この辺は、かなり複雑なんでございます。
「天皇家の祖先はスサノヲ」疑惑があるのでした。



~~~~~~
出雲の風土記の中に国引き神話があって、巨人伝説の立場ありながらも、共同体により国造りが行われたお話。
国引き神話 出雲国風土記
~~~~~~
国引き伝説は、「天外魔境2 戦国卍MARU」というRPGで知りました。
主人公たちとともに、(ゲームで)国引きをしました♪
誰が何といおうが、オレは、確かに「国引き」をした!!



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/21 16:06

回答とお礼文を読んで勉強になりましたが、結局はよく分かりません。

私は質問に答えられるレペルにはないのですが、神社が身近にあるだけで十分です。神道の何であるか知らなくても良いとも思っています。神社の神様は遠い先祖がまつられていると思っています。
神道国家などと言う表現には嫌なものを感じます。神道は明治以降の中央集権国家の心柱にしようされたもの思っています。その地域の神様に対する素朴な感情でお参りするので良いと思っています。したがって靖国神社には参拝しません。祀られている親族が居ないためです。
神道は広義の宗教なのでしょうが、私は宗教とは思ってません。神社で教えを聞いたことがないからです。別に聞かなくても参拝する気持ちに影響はありません。教えられなくても持って生まれたものだと思っています。
しかし、仏教については宗教だと思っており、もっと知りたい。
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この回答へのお礼

こんばんはです。


例によりまして、今回も私が感じた素朴な質問をしております。


☆神道の何であるか知らなくても良いとも思っています。
◇私自身、神道が何たるかを知らなくても、日常生活、および思索活動で困ることはありません。「神道」という言葉や概念を使うことがありませんから。
しかし、「日本は神道国家である」ことが正しいのか、誤っているのか、これを判断するためには、「神道」の定義が是非とも必要です。
そういうわけで、今回は「神道とは何か?」と質問した次第であります。


☆神社が身近にあるだけで十分です。神道の何であるか知らなくても良いとも思っています。
◇わたしの場合、神社という非日常的な装置や舞台すら必要がありません。


☆神道国家などと言う表現には嫌なものを感じます。神道は明治以降の中央集権国家の心柱にしようされたもの思っています。
◇私もこの言葉は嫌いです。


☆神道は広義の宗教なのでしょうが、私は宗教とは思ってません。
◇神道が何なのか、いまだ分からない状態なので、これについては何とも申し上げることが出来ません。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/20 22:39

 No.11 たすてんかすてんさんのご回答に接して かんたんにひと言を述べます。



 
 わたくしのシントウ論は お分かりのようにたぶんに理念型として捉えたものとなっています。

 それでも 歴史の事実からどうしようもなく遠く離れたとは思っていないのですが それは 人の自然本性におけるその潜在性としては すでに芽が出て来たのではないかと思われることにあります。

 したがって もしイリ歴史知性がまだはっきりとした現実性を持っていなかったとした場合 それでもその千数百年後の今からでも・またさらに未来においてでも その芽を育み 理念型を実現させていけばよい。こう思っての議論になっています。

 どうでしょう。
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>いえいえ、アメリカ・インディアンなんかそうですよ



アニミズムは原初文明の段階では世界中がそうだったと言えるかと思います。

他にケルト等も其の範疇でしょう。

しかし、近代国家・先進国でアニミズムを保持している国は、他に類を見ません。

まぁ、だから何だ程度なんですがね、日本人にとってはw

しかし「国家」としてアニミズムを保持している国連加盟国は、他に見られません。


ネイティブアメリカンでは部族間で信仰が違い、また、他の部族との交わりは部族により違いますが、頻繁ではありませんでした。

「神道」の様に一つの括りとはなっていません。

あくまで、基督教から見ただけの話です。


アニミズムのままに大国となったのが、「神道」と言えるかもしれません。

何しろ、仏教は実は「神道」の下だったのです。(各地の神社は寺の支配下になっていましたが、伊勢等の大社は江戸期を通して其の威厳を保ち続けていました)

伊勢神宮「内」に仏僧が参拝出来る様になったのは、明治以降です。
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この回答へのお礼

☆何しろ、仏教は実は「神道」の下だったのです。(各地の神社は寺の支配下になっていましたが、伊勢等の大社は江戸期を通して其の威厳を保ち続けていました)
伊勢神宮「内」に仏僧が参拝出来る様になったのは、明治以降です。
◇高野山の奥の院は、天皇でさえ入ることは出来ませんよ。
この論理に従えば、
真言宗は、伊勢神宮の上となりますが…。
 ───本地垂迹説では、天照の本地は大日如来です───

至聖所というのは、そういうものですよ。

お礼日時:2014/09/19 22:39

こんばんは。


なぜ私がここへ来たか不審に思われるかもしれませんが、私はこれまで、日本の古代宗教に材をとった仕事をしているので、わずかですが資料を持っています。今日はもう詳しいことを書く時間がないのですが、もし時間が取れたら改めて回答します。
マーク・テーウェンの論文は未知でした。長いのでまだ目を通せていません。ほかの国の宗教との比較を根拠にしているらしいので、西洋的な比較宗教学の方法なのでしょうか。その点がちょっと引っかかります。この点は、bragelonneさんも、昨年の暮れごろ、御自身のHPで触れられているようです。
今出してきて見ているのは、テーウェンが批判している高取正男の「神道の成立」と、村上重良の「国家神道」ですが、もう一つは、20年以上前にNHKで放送された討論番組のビデオです。中国哲学者の福永光司が、道教と日本文化の関係について詳しく説明しています。テーウェンは、福永光司の説も批判しているようですが、知る価値はあると思います。神道も仏教も、道教からの影響が大きいという話です。神仏習合も、その原型は、唐の玄宗が密教と道教を融合して作った金剛界曼荼羅(九宮貴神壇)だといいます。「かむながら」についても、本の中に少し解説がありました。
神道の原型として、アニミズムや鬼道のことが言われますが、道教の初段階も鬼道で、京都大学の谷川徹三によると、大陸からの文化の移入は弥生時代からではなく、すでに縄文時代には入ってきているといいます。そうなると、日本固有の文化や宗教を知るのは大変難しくなります。また、死を穢れとして忌み嫌う習慣も、もともと日本のものではなかった可能性があるようです。
いずれにしても、神道の成立に関してはまだ議論がいろいろあり、はっきりしたことは言えないのだと思います。
明日は留守にするので、回答できないかもしれません。
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この回答へのお礼

~~~~~~
神道の原型として、アニミズムや鬼道のことが言われますが、道教の初段階も鬼道で、京都大学の谷川徹三によると、大陸からの文化の移入は弥生時代からではなく、すでに縄文時代には入ってきているといいます。そうなると、日本固有の文化や宗教を知るのは大変難しくなります。
~~~~~~
あっ、言っちゃった。

記紀神話は、道教の影響を受けていますね。
古事記には、桃がでてきますし。

─────────
なほ追ひて黄泉平良坂の坂本に到る時、その坂本なる《桃》の三つ取りて撃ちしかば、悉に逃げ取りき。

古事記 黄泉の国
─────────
この文章だけで、そのことは分かってしまいます。


─────────
中国において桃は仙木・仙果(神仙に力を与える樹木・果実の意)と呼ばれ、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれている。桃で作られた弓矢を射ることは悪鬼除けの、桃の枝を畑に挿すことは虫除けのまじないとなる。桃の実は長寿を示す吉祥図案であり、祝い事の際には桃の実をかたどった練り餡入りの饅頭菓子・壽桃(ショウタオ、shòutáo)を食べる習慣がある。壽桃は日本でも桃饅頭(ももまんじゅう)の名で知られており、中華料理店で食べることができる。

日本においても中国と同様、古くから桃には邪気を祓う力があると考えられている。『古事記』では、伊弉諸尊(いざなぎのみこと)が桃を投げつけることによって鬼女、黄泉醜女(よもつしこめ)を退散させた。伊弉諸尊はその功を称え、桃に大神実命(おおかむづみのみこと)の名を与えたという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A2
─────────


☆いずれにしても、神道の成立に関してはまだ議論がいろいろあり、はっきりしたことは言えないのだと思います。
◇おっしゃるとおりだと思います。
分かるとすると、アイヌの神話からなんでしょうかね。
日本の記紀神話は、既に、いろいろなものが混入しているので、
古神道(そんなものがあればですが)をこれから推測することは、非常に困難なのだと思います。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/19 21:59

 こんばんは。

No.8を承けます。

 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
 ということは、
 アマテラスは、神として、欠けた神ということになる???

 スサノヲが高天原にのぼるとき、武装をして強面な面は見せていますが、
 荒魂を持たない神ということになる。
 天の岩戸に隠れるから、荒魂はある???

 元々、庶民に関係のない神さまだから、ある意味で、どうでもいいことではあるのですが。


 いま、ふっと思ったのですが、
 天照に関わる民間神事というのはあるのですかね。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ ほんとですね。

 もともとは お日さん。お天道さんのことを言ったのでしょうが。
 《輝く》の意味の語として:デーワ=ゼウス=テオス=デウス=ティーウ( cf. Tuesday )


 苗字の無い家系の祖先神とされたときから 《格別》となったのでしょうね。
 八紘一宇というように世界をあまねく照らすというのには 少々無理があると考えられます。
 
 そのような意識や策定の以前から あまねく照らす神はいたと人びとは思っていたでしょうね。


 お月見もいいですが。





 たたる=立たる⇒祟る について。

 さす(差す)‐ささる
 かく(掛ける)‐かかる
 まく(負ける)‐まかる(もう少しまからんかなぁ)
 あつ(当てる)‐あたる
 たつ(立つ)‐たたる

 赤ちゃんが立った / 茶柱が立った:これらはタテ・垂直の意味です。

 波が立つ / 埃が立つ:ヨコからタテに移るの意味があるようです。

 虹が立つ / 風が立つ:タテ・ヨコの問題ではないようです。

 腹が立つ / 名が立つ・浮き名が立つ: ??

 座を起つ / 都へ起つ:身を移す・出発する



 要するに 何かが動きを現わすというような意味でしょうか?

 たたる=祟るのは 何が現われるのか? 幽霊・お化けでしょうか?


 アマテラスは 幽霊になれない?

この回答への補足

~~~~~~~
立つ:(視覚・聴覚・知覚などの上で)際立ってくる。顕著になる。
(1)はっきり見える。
「忘らるる 時しなければ 面影に立つ」

角川 古語辞典 久松潜一・佐藤謙三編
~~~~~~~
なのでしょうかね。


神威が目に見えるように現われた状態を「祟り」というのでしょうか。
であるとすると、
古くは、プラス・マイナス両面で使ったとなるのですかね。

補足日時:2014/09/19 21:36
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この回答へのお礼

祟りの語源は
「顕(た)つ」らしいですね。

http://www.fleapedia.com/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%9 …

ということは、
 「たつ」+「る(自発の助動詞」 → 「たたる」
となるのですかね。
「る」は尊敬の助動詞なのかもしれませんが…。


ということは、
天照は、祟りをなさないので、地上界に顕(あらわ)れない神ということになるのでしょうか。


「アマテラスは 幽霊になれない?」
これはこれで傑作なのですが(ニコニコ)。

お礼日時:2014/09/19 21:19

NemurinekoNyaさん こんばんは。



回答になってないかもしれませんが、ちょっと興味ある情報があるので投稿します。

昨日NHK BSプレミアムの「英雄たちの選択」と言う番組の中で鎌倉時代の元寇の話をしてました。

そこで初めて知ったのですが、2度の元寇の戦に日本が勝った後、日本は「神国」という意識が芽生え、当事描かれたとされる、神奈川県の金沢文庫に納められている地図には日本と中国大陸の境界線にしめ縄のような龍の線が書かれているそうです。

この「神国日本」と言う言葉は豊臣秀吉も朝鮮出兵の際に外交文書として書いたそうです。

ですから、室町時代成立説が出ているようですが、鎌倉時代に遡ることができるかもしれません。

また余談ですが、私の家の近くに神道を信仰している方がいらしゃって、例えば日本の秋の七草のひとつであるオミナエシは絶滅しかかっていますが、その方の家にはそのような日本古来の野生種の野草が植えられていて、植物のスケッチを趣味とする私は、そのことから親しくなりました。

その方から、いろいろ神道についてお聞きしたのですが、例えば、昔は庭の木を切るときは、根元に「お酒・塩・お米」を供えて、切らせていただきますという心で木を切ったとのこと。

また、現在の日本人は満月の中秋の名月だけ拝むが、少し欠けた13夜の晩秋の名月と共に拝まなければならないとおしゃってました。

茶道の侘びさびの世界でも、月は満月よりも少し雲がかかっているのが良いと村田珠光は言ったそうですが、このような昔の人の精神は大切にすべきであると思っております。

神国日本という考えは神風特攻隊などという負の面が大きくされがちですが、上述のような神道の正の面の心を現在の日本人はもう一度見つめ直してもいいのではないかと思います。

回答というより補足まで。

この回答への補足

明ではなく、元ですね。

書いているとき、ふと秀吉が頭に浮かんでしまったので、
「明」と書いてしまいました(ポリポリ)。

補足日時:2014/09/19 18:58
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この回答へのお礼

こんばんは。


☆そこで初めて知ったのですが、2度の元寇の戦に日本が勝った後、日本は「神国」という意識が芽生え、当事描かれたとされる、神奈川県の金沢文庫に納められている地図には日本と中国大陸の境界線にしめ縄のような龍の線が書かれているそうです。
◇この「神国」は、八百万の神の御座す国、治める国という意味なのでしょうか。
それはそれとして、
龍のしめ縄というのは、非常に興味深いです。
龍は中国において皇帝を表わしますので、日本にも中国の皇帝と等しき天皇がいるということを表わしているのでしょうか。
そして、日本は明と対等な国であると。

情報提供、ありがとうございます。


☆その方から、いろいろ神道についてお聞きしたのですが、例えば、昔は庭の木を切るときは、根元に「お酒・塩・お米」を供えて、切らせていただきますという心で木を切ったとのこと。
◇TVなどで、大木を切り倒すとき、お酒などを供え、お祈りなどをしてから、切り倒すという光景を見たことがあります。
木ですから、木霊(こだま)が宿っているのでしょうかね。
と同時に、自然の恵みに対する感謝の念をあらわしているのでしょうか。
こうした気持ちは、これからも日本人に残ってほしいと思っています。



☆神国日本という考えは神風特攻隊などという負の面が大きくされがちですが、上述のような神道の正の面の心を現在の日本人はもう一度見つめ直してもいいのではないかと思います。
◇なるほど、なるほど。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/19 18:52

 No.6です。



 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   ☆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   (き) ヨセ・シントウは 社会についてのクリスマスツリー体制であって 空観を知らない。または空観を知りつつこれを大いに説き その説き明かす(つまり寄せる)側として 《無私無欲》でオホヤケに奉仕する存在であると主張します。そういう社会体制にあり そのことが ヨセ・シントウ体制そのものです。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ほ~、これはまた大胆な。
 ですが、ヨセ・シントウは、多分に政治と結びついていますよね。
 例の大国主の国譲りそうであり、天孫降臨がそうですし。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ ここらへんは その直前の項目などを捉えて欲しいのですが。

 ☆☆ ~~~~~~~~~~~~~~~~
 (お) それは 言ってみれば《 0 (ゼロ)》なる――したがって シューニャターとしての空観に立つ――存在論が イリ知性だとすれば そうではなくその空なる樅の木本体に クリスマスツリーのごとく カザリをつけたのが 《 +1》として捉えたヨセ超知性です。

 (か) カザリとは 地位や名誉や勲章のことであり その相承としてのカザリ≒むしろシガラミのことです。往々にして このカザリ≒シガラミは 寄せる側と寄せられる側とに分かれてそれぞれの見方や利用の仕方が出て来るからです。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ ヨセ・シントウ体制における《和 ないし 大和》が イリ・シントウ共同自治における《和》のパクリであったように・しかもその和を説教する側にまわったように 世の中の地位が上がるということは ヨセ・シントウ社会の階段を上がることであろうし 《空観》をパクルのも・そして同時にしかもカザリなどはつけていないと言い張るのは その地位の只中に坐る人たちであろうと考えられます。


 
 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 あくまで、一つの学説ですが、
   天照大神 ⇔ 持統天皇
 と結び付け、
 この時代に天照が女性になった、という学説もあるようですね。
 古事記、日本書紀が編纂された時代は、持統天皇、元明天皇と女帝の時代が長く続いていますし。そして…。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ これは そのような議論が出されていることを承知しています。上山春平や梅原猛です。
 これは そのあとどういう議論が出て来るかで 注目の度合いが違ってくるのではないでしょうか。

 子が葦原の統治を託されるにしろ孫が祖母としてのアマテラスから派遣されるにしろ ここまでなら それほどの問題はないように考えます。





 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「かむながら」はいいとして、
 「道」が何を意味しているのか、分かりません。

 この「道」は条理や筋目といったものを表わしているのでしょうけれども、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ 一筋につながった線のことでいいのではないでしょうか。みちは ミ(霊)‐チ(筋・道)だと説かれます。

  ・チマタ(巷・岐):チ(道)‐マタ(股) 
  ・ヤチマタ(八街):ヤ(八)‐チ‐マタ:交差点〔なる場所〕
  ・チナミニ(因みに):チ(道・向き)‐ナミ(並み)‐ニ。道並らびのこととして。
  ・イヅチ(何方):イヅ(疑問詞に出て来る。未詳)‐チ(方向)。





 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 さらに混乱に拍車をかけるのが、魏志倭人伝に出てくる《鬼道》。
 これは《道教》をいうのだとか、
 《奇道》で、儒教(道・儒教的論理や条理、筋目)から外れる行いなどをいうとか、
 さっぱり分からないで困っております。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ これは シャーマニズムに一括して放り込んであります。よく分かりません。




 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~
 オホモノヌシはパス。
 この神さまは、ひょっとしたら、《アマテラス》+《オオクニヌシ(スサノヲ)》かもしれないので。
 ~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ オホクニヌシにかかわりが大きいようですね。

 霊・聖霊とよぶにふさわしい。と思っております。

 祟る神というのは 煮詰めて言えばけっきょく神の愛の内だと見られるからです。

 アマテラスとは かかわりを持たないと思うのですが。・・・




 ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ☆☆ (ひ) どうでしょう? ひと言で言えば 伊勢神宮は クリスマスツリーのごとくあると考えられます まいか。
  ◇伊勢はね。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ 日本は イリ・シントウ社会ぢゃないでしょうか。シャッポをかぶっていますが。

 三輪山の大神神社がのこっていることは おおいなるシルシになると考えられます。
 新興勢力のアマテラスの祭祀を この神社はことわったのだと思われます。摂社の檜原神社に祀るという妥協はしていますが。

 イヅモの大社は これもスサノヲ市民社会を象徴するものですが 言ってみれば ヨセ・シントウ体制の中の《臣民社会》をシルシづけています。だから 宮家の典子さんとかが そこの人間と結婚するのでしょうし。

 古神道でしかもそのひとつの完成形態として 三輪山の大神神社がある・のこっていると思えます。
 しかもこの神社関係から シュウキョウは出て来ないと思われます。ヨセ超知性は出て来ないのだと。
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この回答へのお礼

☆☆ 日本は イリ・シントウ社会ぢゃないでしょうか。シャッポをかぶっていますが。
◇だと思います。



~~~~~~
 祟る神というのは 煮詰めて言えばけっきょく神の愛の内だと見られるからです。

 アマテラスとは かかわりを持たないと思うのですが。・・・
~~~~~~
ということは、
アマテラスは、神として、欠けた神ということになる???

スサノヲが高天原にのぼるとき、武装をして強面な面は見せていますが、
荒魂を持たない神ということになる。
天の岩戸に隠れるから、荒魂はある???

元々、庶民に関係のない神さまだから、ある意味で、どうでもいいことではあるのですが。


いま、ふっと思ったのですが、
天照に関わる民間神事というのはあるのですかね。


穀物神であるツクヨミには、お月見という民間神事がありますけれども。
月見の起源は、かなり古いですよ。
一説には縄文時代には行われていたとされていますので。
稲作以前からあったと言われています。
 ───月見団子は、里芋がルーツとされています───

かなり脱線してしまいましたが…。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/19 16:59

>1 神道ってなんですか?



主な宗教的特徴は、「清める場」がある事です。

清める事に趣をおいている宗教ですので、Godの信仰はありません。(godではなくGod)
天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除く事に趣をおいている事が、他宗教との大きな違いです。

ちなみに仏教は、「輪廻の考えがある」事が、宗教的特長です。



>2 古代、日本に神道はあったのか?
>3 あったとすれば、それはどのようなものであったのか?
>4 古代になかったとすれば、いつ頃、神道は成立したのか?

天皇の歴史と、神道は密接に関係しています。

そもそも天皇家は、神社を取りまとめるリーダーでした。神社とは「清める場」を目的に建てられた施設で、神道の建築物です。

本格的に神道が確立したのは、少なくとも2000年以上前と言えます。
勿論、それより以前から、神道の面影はありました。




>5 日本は、本当に、神道国家か?

はい。


天皇の国が日本であり(否定している人もいるが、歴史的事実を見ればそうなる)、その天皇家は神道の神主のリーダーです。日本と神道は、それくらい強いつながりがあると言えます。


国家としてもそれくらい強いつながりがありますが、国民性も神道の概念に近い国民性です。
7月15日では、お墓参りに行き、12月24日の祭りを盛り上がる。

これらの行事は、神道とはもともとは関係ありません。しかし、神道は全ての宗教を受け入れる宗教です。そもそも、海外のような宗教的価値観が無い宗教が神道です。


その為、日本では本格的な宗教戦争は、起こっていません。
(例外的に、6世紀、神仏崇拝論争による蘇我・物部の争いが起こっている。しかし、小規模。7世紀には律令国家建国課程で解決している。

信長の宗教弾圧は、宗教的価値観の殺戮ではなく、信長に反抗的だった組織を粛清しただけである。よってこれは宗教戦争に入らない。そして、その当時から「信仰の自由」と言う概念があった。その為、一時はカトリックも受け入れた。しかしそのカトリックが信仰の自由を冒涜するような、強制的な改宗行為を行なったため、カトリックを禁止し、カトリック国と鎖国した。)


これも、神道と言う宗教が、そもそも宗教的価値観があまり無い宗教だからです。
現在の、日本人の国民性も、宗教的価値観が皆無な国民性です。だから、お盆(仏教)やクリスマス(キリスト教)も、何も抵抗無く受け入れるのです。これは極めて神道的と言えます。
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この回答へのお礼

こんにちは。


☆主な宗教的特徴は、「清める場」がある事です。
◇なるほど、なるほど。


☆天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除く事に趣をおいている事が、他宗教との大きな違いです。
◇禊というやつでしょうか。


☆そもそも天皇家は、神社を取りまとめるリーダーでした。
◇これは、明治以降のことでは、という気もするのですが…。



☆本格的に神道が確立したのは、少なくとも2000年以上前と言えます。
◇なるほど。
アイヌの宗教(?)も神道になるんですかね?



☆その為、日本では本格的な宗教戦争は、起こっていません。
◇明治に廃仏毀釈というものもありますが…。
これは、国家による大規模な宗教弾圧だと思うのですが…。
さらに、一向一揆、法華一揆なども起きておりますが…。

信長は比叡山を焼き、秀吉は根来寺を焼き払っております。
高野山も秀吉によって焼き討ちの危機に見舞われたのですけれど。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/19 15:52

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