プロが教えるわが家の防犯対策術!

That's not how life works. に関する質問です。

先日 NHK教育テレビの「おとなの基礎英語」でやった表現の That's not how life works. の日本語としての意味が「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」となる理屈が(漠然としてしか)理解できません。どうしてそのような意味になるのか、わかりやすく解説して頂けるとありがたいです。

ちなみに、NHKの語学番組をサポートする「ゴガクル」というサイトには、次のように書かれています。(以下はコピー)
------------------------------
That's not how life works.
【和訳】そんなふうにうまくいかないのが人生さ。
【解説】work は「(薬が)効く」、「(機械などが)作動する」、「(計画や人生などが)うまくいく」という意味でも使える言葉です。また、That's notのあとには、節(文の形)をつづけることも可能です。how を what などほかの言葉に置き換えて使うことも可能です。
------------------------------
以上の解説を読んでもまだ私の頭がすっきりしません。
(つまらぬことかもしれませんが、That isn't how life works. では意味をなさないのか、という思いもあります。)

[追加参考]Lingee辞書というサイトに次の記述がありました。
------------------------------
Learn and immediately apply the fundamental processes and principles that define the primary architecture of how life works.
基本的なプロセスと、人生はどのように機能するのかという主要な構造を明らかにする原則を学び、適用してく ださい。
Looking for answers to how life works?
人生の仕組みに ついての答えを探しています か?
------------------------------
◎どうかよろしくお願い致します。

A 回答 (6件)

こんばんは。



That's not how life works. を、「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」と訳すのが釈然としないということですね。あなたの中でどこが釈然としないのかは私はわかりませんので、ともかく私なりにこの文の構造をご説明してうまくわかっていただけるかやってみたいと思います。

That's not how life works. は、That's の省略をもとにもどすと、That is not how life works. となり、省略の仕方を変えれば、That isn't how life works. でも文法的には問題がないのは、No. 1の方もすでにお答えになっているとおりです。

で、このことは本筋ではないと思うので、以下、

That is not how life works.

で説明しましょう。


【1】文の構造を考えて逐語訳にたどり着く。

"how life works" については学校文法で説明すると、how は関係副詞で、”the way how life works" である、という説明ができます(ただし、文法はそうだが、the way howとは言わず、現在は通常、the wayか、howかのどちらかは省略する、と教えられると思います)。

とすると、

That is not the way how life works. となり、関係副詞how を関係代名詞which を使って言い直すと、

That is not the way in which life works. と言えます。これをwhich を外して二つの文に分けると、

(1) That is not the way. それはそんなふうじゃない(そういう方法じゃない)。
(2) Life works in the way. 人生はそのように進む(そんなふうにしてうまく回ってゆく)。

となります。で、(1)の主語の That は何かということですが、これは、相手が言ってることでしょうね、そうすると、

(1') That is not the way. あんたの言ってることはそんなふうじゃない。
(2) Life works in the way. 人生はそのように進む(そんなふうにしてうまく回ってゆく)。

(1') と(2) を、関係代名詞でつながれる the way (そんなふう) を意識して組み合わせると、

あんたの言ってることは、人生がそんなふうにうまく回って行くという回り方じゃない。

あんたの言ってることは、人生がうまく回って行く回り方じゃない。

ってことになります。これが私なりに解釈した逐語訳になります。


どうでしょう、これと「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」にちょっと溝があるように感じられるでしょうか?このあたりが釈然としない理由でしょうか?


【2】逐語訳からこなれた訳を目指す。

番組の訳「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」は、「あんたの言っていること」=楽観的すぎる、という情報を伝えているのに、

私の逐語訳、「あんたの言ってることは、人生がうまく回って行く回り方じゃない。」は「あんたの言っていること」=楽観的すぎる、という情報を伝えていないように聞こえますね。

私の逐語訳から、番組の、いわば「こなれた訳」にたどり着くための考え方はいくつかあると思いますが、たとえば、(a)(b)ふたつの考え方を書いてみます。

(a) この文はそこまでの文脈から、「あんたの言っていること」=楽観的ということを推測して補わなければいけない、それを補うことで

「あんたの言ってることは楽観的だけど、人生はそんなふうに回って行くもんじゃないんだよ」という意味がわかり、そうすればそれをこなれた言い方に直すことで、

「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」という番組の訳にたどり着ける。


(b) 「あんたの言ってることは、人生がうまく回って行く回り方じゃない。」は、

「あんたの言ってること」≠「人生がうまく回って行く回り方」なのだから、主語と述語を逆さまにすれば、

「人生がうまく回って行く回り方」≠「あんたの言ってること」

となり、

「人生がうまく回って行く回り方は、あんたのいってるようなことじゃないんだよ」となる。これをこなれた言い方に直すことで、

「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」という番組の訳にたどり着ける。


いかがでしょうか。すこしは釈然としなさが解消されたでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 このような長文で順を追って丁寧に解説してくださり、本当にありがとうございました。
「学校文法で説明すると、how は関係副詞で……」の辺りは私も十分にわかっているつもりなのですが、全体の構造がしっかりつかめない。
 なかなか私の凡庸な頭が理屈について行けないのですが、読み返して理解に努めます。

 一応、今は次のように考えるのが比較的単純でいいかな、と思っています。

  That's not how life works. は、和式思考であるところの That's how life doesn't work. の not が前に飛び出して、先に「次に来るものが否定される」ことを明示するという西洋式思考による結果であり、論理的に捉えたり深く考えたりしてはいけない、と。

お礼日時:2014/10/01 14:52

That's not how life works


=それは how life works ではない
=それは、人生/生活が機能する方法、ではない
=人生、そうはいかない
=そんなふうにいかないのが人生さ

です。「うまく」は意訳です。
でも、たいていは「そんなふうに*うまく*いかないのが人生さ」
という意味で、よく使われる表現なんです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答をありがとうございました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2014/10/01 15:09

たぶん、That's not how life works.単体の意味は理解されてるのだと思います


問題は訳の「そんなふうにうまくいかない」というところなのかと

直訳だと、「人生はそういうふうには動かない、回らない・・・」とか

他の回答者も指摘してますが、thatというのはある文脈の中で前述されているはずです
例えば
「あいつはこんなこと言ってた。『今日の俺は最高だ。何をやっても成功するに決まってる。だから持ち金全部で馬券を買ったら大金持ちになる!』って。でも結果は全てハズレだったってさ」
ここで一言
「That's not how life works. (そんなうまいことあるわけねーよ=そんな自分が思うとおりにはなんないよ)バカだよなあいつ」
thatは『』内のこと

ですから、1文で理解するのではなく、文脈で理解してください
自分で英文をつくる時は色々なことに当てはめられるので役に立つフレーズと思います
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答をありがとうございました。参考にさせて頂きます。
「1文で理解するのではなく、文脈で理解してください。自分で英文をつくる時は色々なことに当てはめられるので役に立つフレーズと思います」は、覚えておきます。

お礼日時:2014/10/01 15:06

That's not how life works


なんという Life というものの ふるまい(works) であろうか というほどの ことでもない。

元々、Life は fate や destiny の様に予測できないものである。 起きた事を Life のせい(works) にするのではなく、(That's not) それが Life そのものなのだよ。
と言っているように見受けられます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答をありがとうございました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2014/10/01 15:02

>That's not how life works. に関する質問です。


>「そんなふうにうまくいかないのが人生さ。」
>どうしてそのような意味になるのか

「Life works」=「Life succeeds」=「人生がうまくいく」
「That's how life works」=「That's how life succeeds」=「それは人生がうまくいくやり方だ」
「That's not how life works」=「それは人生がうまくいくやり方ではない」=「それは人生がうまくいかないやり方だ」=「そのやり方では人生がうまくいかない」=「そんなやり方ではうまくいかないのが人生だ」=「そんなふうにやってもうまくいかないのが人生だ」=「そんなふうにうまくいかないのが人生だ」
これらの推論は以下の思考を組み合わせたものですが、論理的に正しいかどうかは保証の限りではありません。
1.I don't think life works.(人生がうまくいくとは思わない。)=西洋式思考
2.I think life doesn't work.(人生がうまくいかないと思う。)=和式思考

以上、参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 特に最後の部分が参考になります。
1.I don't think life works.(人生がうまくいくとは思わない。)=西洋式思考
2.I think life doesn't work.(人生がうまくいかないと思う。)=和式思考

  That's not how life works. は、和式思考であるところの That's how life doesn't work. の not が前に飛び出して、先に「次に来るものが否定される」ことを明示するという西洋式思考による結果なのでしょうか。ややっこしくてちょっと私の脳味噌が負担を感じますね。英語の発想に慣れろ、ということでしょうか。

 ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/01 14:09

> That isn't how life works. では意味をなさないのか



 That's not how life works. の That's not = That is not なので、That isn't と書き直すことは可能です。

 ただし、なぜ That's not という形にしてあるかというと、not を独立させて、それを強調していることをはっきりさせています。

 また、その文句は決まり文句のように感じられますから、それなら That's not ... の形で口にされることが多いのでしょう。口調としてもその方が自然な感じを受けます。


> That's not how life works.

 人間の行う work とは、ある目的があって、その目的を実現させるための行動あるいは行為です。つまり、人間の 意思 がかかわっています。

 That's not how life works. という表現における life は、人間の意思によって、つまり人間の都合によって左右されるものではない、というニュアンスを感じます。

 つまり、人間の意思でコントロールすることは出来ないのが 人生 だ、ということなので、「これこれでこうなるな」 と楽観している人に、「人生はそう思い通りになるとは限らないぞ」 ということを述べた発言だと解釈できます。


* しかし、まぁ、そういう理屈は抜きにしても、いろんな英文に接しているうちに、そのうちに何となく分る時が来るかもしれません。語学って、そういう面があるような気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速の回答をありがとうございました。参考になるところが多数あり、感謝いたします。

お礼日時:2014/10/01 14:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!