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No.4
- 回答日時:
「波長」を考えると分かりにくいので、「振動数」で考えます。
音源と観測者とが「近づいて」いる場合には、音源が動いていても、観測者が動いていても、観測者が1秒間に通過する波の数が増えるので、振動数が大きくなります。逆に、音源と観測者とが「遠ざかって」いる場合には、振動数が小さくなります。
こんなサイトの図を見て納得してください。
http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/dopp/dopp …
音源が空気に対して静止している状態では、音は音源を中心に「同心球」状に広がって伝わりますので、どこから見ても波長は一定になります。
画像のメモにあるように、音源は静止していて、「観測者」が動いているケースでは、「観測者」と空気の相対速度分だけ「観測者」から見た音速が変わるので、「波長は一定で、振動数が音速に比例して変わる」ことになります。
「近づく」場合には、
「観測者から見た音速が速くなって、振動数が大きくなった(波長は変わらない)」
ということになります。
「遠ざかる」場合には、
「観測者から見た音速が遅くなって、振動数が小さくなった(波長は変わらない)」
ということになります。
つまり、音源が静止しているなら、
「観測者が遠ざかるときも、近づくときも、波長は変わらない。ただし、観測者から見た音速が変わるので、振動数が変わる」
ということになります。
けっこう厄介なので、上にあげたリンク先の図などを使って、「空気は静止している」ということを念頭に、音源や観測者が動いた場合の「波の広がり方」、「波の横切り方」(これが振動数に相当)を理解してください。
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