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昔学校で「北極星はほとんど動かず、北の方角に出ている」と習ったのですが、
「ほとんど」ってことは少しは動いているんですよね?
そしたら北極星は時間や季節によって違い、いつでも真北をに出ているってわけではなくなりますよね?
ささいなことですが、ちょっと気になったので、ご存知の方教えてください。

A 回答 (5件)

現在北極星と呼ばれているこぐま座のα星はたまたま地球の地軸の延長線上近くにあり、時間と共に移り行くのはすでに回答がありますね。



海上保安庁海洋情報部の 天文・測地情報 & 水路観測所のページ
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/astro.htm
計算サービスという項目に「北極星方位角計算」があります。
これを使えば任意の地点の任意の日時の北極星の情報(視赤経,視赤緯,高度,方位角,その日の正中時)が得られます。高度には大気差補正は含まれていませんが日本国内では北極星の大気差は角度の2分(0.033度)以下です
観測地の座標には、北緯は"+",南緯は"-",東経は"+",西経は"-"の符号を前置することをお忘れなく。

参考URL:http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/astro.htm
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短い時間で見ると、少し動いています。


これは北極星が天の北極(地球の自転軸を北極方向に延長して天球と交わったところ)からわずかにずれているためです。
でも、一般的には真北と考えて差し支えないです。

長い周期で見ると、大きく動きます。
これは地球が独楽の首振り運動をしているからです。
つまり地球の自転軸が回るのです。それに伴って天の北極も位置がずれていきます。
首振り運動は歳差(さいさ)と呼びますが、これは約26000年周期です。
1万年後には「元北極星」と呼ばれているかもしれません(笑)
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 質問の趣旨から少々脱線しているかもしれませんが、補足的に聞いていただければ幸いです。



 先の方が仰っている通り、現在、『北極星』と呼ばれているこぐま座α星・ポラリスは、赤緯+89度15分51秒と、天の北極からわずかにずれているため、わずかながら動きます。

 また、天文学的に気の長い時間の話になりますが、地球の自転軸も少しずつずれています。回転が止まりかけた独楽のように、およそ2万6千年の周期で回転します。
 そのため、今からおよそ100年後の2103年には、赤緯+89度32分54秒まで最接近し、その後は天の北極はポラリスから段々と離れていき、約8300年後にははくちょう座α星・デネブ(+45度16分49秒)が、13000年後にはおとめ座α星・ベガ(+38度47分01秒)が、そして4000年前にはりゅう座α星・ツバーン(+64度22分33秒)が「北極星」の役割を果たすことになります。
 もちろん、天の北極がずれるということは、その正反対に位置する天の南極もずれますので、今現在、真南を知る手がかりとなっている南十字星もその役割を果たさなくなり、今は存在しない「南極星」なる星が出てくるかもしれません。
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こんにちは。


>季節によって・・・じゃなくて、時間によってですね。
季節はほとんど関係ありません。
真北より角度にして、0度44分9秒(赤緯89度15分51秒)という、1度にもみたない角度だけずれていますので、その角度で円を描いてくるくる回ってるわけです。

季節の影響は、その時間にずれる方向が違うというだけです。

ですので、カメラを真北に向けて、固定して、シャッターを開けっぱなしにすると、北極星が回る様子を写真にとる事ができますが、望遠鏡に繋ぐとかしないとはっきりとはいきませんね。

また、24時間撮影すると昼間になっちゃうので、全円の写真はとれません。(爆)
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北極星は地球の自転軸の延長線上にありますから、常に北に出ています。


ただ、正確に延長線上にあるわけではないので、地球の自転に合わせて若干ですが円運動をしているように見えます。

こちらでわかりやすく解説してくれています。
http://homepage2.nifty.com/turupura/guide/star/p …

参考URL:http://homepage2.nifty.com/turupura/guide/star/p …
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