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テレビで「天空の城ラピュタ」を見ました。
シータが語る言葉に理由がわからず感動したのですが、シータが言いたかったことは具体的にどのようなことだったのでしょうか?


いまは 、ラピュタがなぜ滅びたのか わたしよくわかる 。ゴンドアの谷の歌にあるもの

土に根をおろし
風とともに生きよう
種とともに冬をこえ
鳥とともに
春をうたおう

どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ

A 回答 (4件)

ゴンドアの谷に住んでいたシータが、ラピュタの王位継承者であったということは、


かつてラピュタの王族は、高度な文明を誇った天空の城を捨て、ゴンドアの谷に移り住んだことになります。

世界のどこよりも高度で幸せな理想郷であったはずのラピュタを捨てた人々は、
ゴンドアの谷の歌にあるように、大いなる自然に抱かれた生活に、ラピュタに住んでいた頃には
得られなかった幸せを感じます。
そしていつしか、ゴンドアの谷に定着し、理想郷ラピュタの記憶は薄れていきました。

大自然から離れてテクノロジーだけで進歩しようとしたラピュタは、確かに進歩は極めたものの、
本当の幸せを感じることができず、滅びるべくして滅びた。
シータが言いたかったのは、そういうことだと私は理解しています。
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この回答へのお礼

「大自然から離れてテクノロジーだけで進歩しようとしたラピュタは、確かに進歩は極めたものの、本当の幸せを感じることができず、滅びるべくして滅びた。」
30年前の映画とは思えない現代的なテーマを投げかけているのですね。
現代も地球温暖化や核開発など滅びの道を進んでいるような感じがします。
いろいろお教えいただきたすかりました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2016/01/26 18:36

確かに感動しますね。


超テクノロジーに頼った空虚な繁栄より
自然の声に耳を傾けながら、勤勉で素朴な生活をしているほうが
人は幸せだ、っていう普遍的なテーマを
詩的に表現しているところもですが

個人的にはあのシーンはよこざわけい子さんのあの演技とか
音楽、というものがとても増幅させていると思います。

そのシーンに至るまでも
素朴で貧しいけど暖かい人たち、暮らしと
ハイテクだけど冷酷な人たち
すごいけど人一人いない廃墟のラピュタ、といった描かれ方をしていますから
その辺の摺りこみもあると思います。

音楽もずっと郷愁を誘うようなどこか懐かしさと
哀愁のある曲ですしね。

私は最初のシータの飛行石が光あふれるシーンで泣けそうになります。
あれはまさに音楽の効果かナと思います
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この回答へのお礼

私も音楽がとてもすばらしいと思いました。
あと、私も「シータの飛行石が光あふれるシーン」大好きです!
理由がわからずに私は感動してましたが、そこに至る伏線がきちんとひかれていたのですね。
すごいです!
お教えいただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2016/01/26 18:45

宮崎駿がアメリカの映画で文明が滅びたあと砂漠のシーンばかりだけど「植物が再生しないと人類は生き残れない」と言っていたのと関係有るのでしょうね。

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この回答へのお礼

「植物が再生しないと人類は生き残れない」
とても深い言葉ですね。
お教えいただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2016/01/26 18:38

人間ちゃんと地に足をつけて、地道に生きていかなければいけない。


ということかと。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/25 13:19

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