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ちょっとしたことで「院内肺炎」という言葉を耳にしました。意味が良くわかりません教えてください。

A 回答 (4件)

肺炎に罹ったと言う場合、普通に生活をしていた健常者(健康な人)がかかるのが『市中肺炎』、病気やケガで病院に入院している人が、病院内でかかったのが『院内肺炎』という事になります。

特に院内肺炎では病気やケガ(特にやけど等)により免疫力が低下している人(コンプロマイズドホストと言います)が多く肺炎にかかり易いこと、また病院内にはとうぜん感染症患者も居ますから病原菌に接触する危険性は普通に生活している人よりも高くなります。これらの要因が重なり院内で肺炎に感染した場合を『院内感染症』と言い病院側でも『院内感染症マニュアル』や『院内感染症委員会』等を組織してこの防止に努力しています。院内肺炎の中でも特に厄介なのが、各種耐性菌であり、その中で最も有名なのがMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)です。これは一般の抗生物質が効かない菌で一昔前の抗生物質乱用で生じた、いわば人間が作り出した無敵の病原菌です。なお、MRSAは一般の人の鼻腔内にも存在しています。
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肺炎というのは一般には感染症の一つとして扱われています。

肺の実質での炎症を意味する疾患で、比較的簡単に治るものから命に関わるものまでありますネ。
肺炎は大きく分けて2つのグループに分かれます。1つは健康体からの発症でマイコプラズマ(剥き出しのRNA;遺伝子;で出来ている微生物)性やグラム陽性球菌が原因の場合が多いものです。もう1つは病人からの発症や「院内肺炎」と呼ばれる病院内での発症で、グラム陰性桿菌や真菌(カビ)、ニューモシマチスなどが原因となる場合がおおいですネ。勿論、MRSAなども原因の一つです。
kawakawaでした。
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院内肺炎はdeagleさんがおっしゃる院内感染の一種といえるでしょう。
通常の肺炎(市中肺炎と言います)との違いは、
市中肺炎の病原体には、肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマなどの細菌、インフルエンザなどのウイルス、クラミジアなどがあります。
このうちマイコプラズマ肺炎は、頑固な咳が特徴的で、小児や青年期に多く、家族内、学校内での流行感染がみられます。
ある種のクラミジア肺炎も、このような流行感染がみられます。
インフルエンザの流行時には、特に高齢者では、肺炎の合併に注意が必要と言われています。
では院内肺炎はと言うと、抵抗力が低下している患者に感染して起こりますので、弱毒菌でも重篤な感染症を引き起こします。
これを「日和見感染症」とも呼んでいます。
緑膿菌などのグラム陰性桿菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)などの耐性の細菌、カンジダなどの真菌、カリニ、サイトメガロウイルス、空調装置の水から感染することのあるレジオネラなどが原因と言われています。
詳しく説明すると長くなるので、この位で終わりにします。
では、
 
 

参考URL:http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/infect_c/manual-D …
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 それは「院内感染」だと思いますよ。


 通常、病院というのは病気を治す場所であるはずなのに、病院側のミスで病院内に空気感染性(あるいは水、食べ物)の最近が充満してしまい、それによって別の病気で入院や通院、おみまいに来た人などに病気が移ってしまうことをいいます。
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