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FXを始めてまだひと月程です

為替と株の関係性、影響力、力関係について教えていただきたいです

A:為替>株 株は為替の影響を受ける
B:為替<株 為替は株の影響を受ける

どちらでしょうか?

A 回答 (4件)

■ 金利が下がると株価は上がる?



 現在、日本の金利はかなり低い水準で留まっています。
銀行や郵便局に預金しても、金利による利益はほとんど見込めません。
一方で、「金利が下がれば株価は上がり、金利が上がれば株価が下がる」と言われます。
 金利が高くなった場合、多くの人はリスクの少ない定期預金などに資産を回すでしょう。
株式投資でリスクを背負う必要はないわけです。
そのため、株式市場で出回るお金が少なくなるので、株価の水準も下がります。
 また、金利が上がると利子が増え、企業が銀行から資金を借り難くなります。
これにより、業績悪化や事業活動が思うように運ばなくなる会社が増え、株価が下がります。
 逆に金利が低くなれば、これら反対のことが起きるため株価が上昇するのです。
 ですが、日本の現状を考えればわかりますが、低金利にも関わらず株価が上昇していません。
経済状況によって、必ずしもこの法則に沿って値動きするわけではないのです。

為替レートと株価の関係
■ 「円安・ドル高」「円高・ドル安」
 まずは為替レートの仕組みについて理解しておく必要があります。
日本は円、アメリカはドルなど、世界の国々は、それぞれ独自の通貨を使用しています。
貿易を行う場合、お互いの通貨を交換する比率を設定しなければなりません。
この通貨を交換する比率を「為替レート」といいます。
 「円高、円安」「ドル安、ドル高」という言葉をよく耳にすると思いますが、これが為替レートの水準を表しています
1ドル100円から1ドル120円に上がると「円安・ドル高」、1ドル90円に下がると「円高・ドル安」などがあたります。

 例えば、1ドル100円の為替レートで1万円をドルに両替するとしましょう。
そうすると100ドルになりますが、1ドル120円だとどうなるでしょうか?
1万円は約83ドルにしかなりません。
このため、海外旅行をする方は円高になると得をするわけです。

■ 輸入・輸出の貿易に関係する

 1ドル120円から1ドル100円になり「円高・ドル安」になると、輸入する時に安く品物を仕入れることが出来ます。
1万2000円で買えた物が、1万円で買えるようになるからです。
輸出する時は、1万2000円で売れたものを、1万円で売らなければいけないので、利益が減ります。


 これを逆に考えると、1ドル100円から1ドル120円になった「円安・ドル高」時に輸入した場合、
1万円で買えた物が、1万2000円で買えるようになるため、高く仕入れなければなりません。
 しかし、輸出の場合は、1万円で売れたものが、1万2000円で売れることになるので、利益が増加します。
まとめると、輸入に有利な「円高・ドル安」、輸出に有利な「円安・ドル高」ということになります。
 日本は輸入大国ですが、日本の貿易黒字で分かるように、輸出関連の企業も数多く存在するため、
「円安・ドル高」になると輸出関連の企業業績が良くなり、株価が上昇する傾向にあります。
輸出産業には、自動車関連会社や家電製品を販売する会社などが挙げられ、
輸入産業には、食品・外食関連の会社は原材料を、電気やガスなどのエネルギー会社が燃料などを輸入することで、会社を経営しています。
企業が安く物を輸入できれば、私たちがお店で販売されている品物を安く購入できる機会が増えます。
「円高・ドル安」になると、輸入関連の企業の利益が上がるので、関連銘柄の株価が上がるかもしれません。
これらのことから、生活費などにも大きく影響するので、為替が投資家の増減にも関わってくるのです。

更にここで付け加えておきたい点は
例えば、日本の株価が上がった場合には世界中の海外投資家が、大量に日本の株を買った結果であることが多いのです。

・アメリカ人投資家が日本株を買おうと思えば、当然、銀行でドルと円を両替(ドル売り円買い)をする必要があるため、円高(ドル安)の要因になります。
・ドイツ人投資家が、日本株を買おうと思えば、同様の理屈で、ユーロ売り円買いをするため、円高ユーロ安の要因になります。

一般的にその国の株価が上がるということは、それは、その国の経済力が世界から評価されているのとほぼ同じですですから、当然、その国の通貨価値も上がる、と考えるのが普通です。

つまり、株価が上がる場合、同時にその国の通貨価値=為替レートも上がりやすいと考えるのが、常識的な考え方と言えます。NYダウとは、ダウジョーンズ社が算出する米国の株価平均型株価指数です。
通常、前述した考え方に基づき、NYダウとドル円の為替レートは、ここ2年間ほどの値動きには、結構な連動性があることが分かります。NYダウが上昇するというのは、アメリカの経済状況が評価されてのことで、その場合、当然、ドルも買われやすくなるので、ドル高円安になるのは、当たり前と言えば当たり前です。じゃあ、日本の代表的な株価平均型株価指数である日経平均株価の場合、ドル円との相関はどうなるのか。なんと日経平均株価も、ドル円や、特にNYダウとほぼシンクロしているのです。
要するに円安ドル高=日経平均株価高であり、最初に述べた「その国の通貨高と株価高は同時に起こる」という現象とは全く逆のことが起こっていることになります。日本は特殊な国と言われています。この理由は、日本には自動車や電化製品などをアメリカに売って利益を得ている、トヨタ自動車やソニーなど、いわゆる輸出企業が多く、そういった輸出企業が、日本経済を支えているからです。
円安ドル高になる→アメリカでの日本の製品が安くなる→輸出企業の売上高が増す→日本の経済にとって吉
こういう関係があるため、円安になると日本の株価は上昇すると言われ、上の図では、ここ数年、実際そうなっていることがうかがえます。
為替レートも、株価も絶対的な指標ではなく、あくまで相対的なものです。だから、当然、そこに、いつの時代の、どんな状況でも当てはまる絶対的な関係性というのは存在しません。
近年、円安になれば日経平均株価は上昇していますが、これが10年後も続いているとは限りません。
例えば、日本の株価が上昇しているということは、世界の投資家が日本の株を買っているということで、そのために円買いを行っているということです。にもかかわらずドル円のレートが上昇しているということは、円以上にドルが買われているということでもあります。
円安だからと言って、日本という国の信頼が、本当の意味で落ちたわけではなく、単にそれ以上に米国の評価が上がっているというだけの話。それが近年の状況です。
しかし、今後、本当の意味で日本という国の信頼性が薄れ、海外の投資家がそろって日本の株を売り払ったとしたら、円安と株価安が同時に襲ってくる、と言われています(この場合、国債も売られ、トリプル安になると言われています)。
1.現在、NYダウ、日経平均株価、ドル円レートは連動している
2.しかし、今後もこれが絶対続くとは限らない

ちなみに、欧州の株価とユーロ円のレートには、全く連動性はありません(ただし、ユーロドルのレートとの連動はある)

要するに、アメリカ経済が良くなればNYダウが上昇し、日本も欧州も英国も株価が上がり、円安ドル高、ユーロ安ドル高、ポンド安ドル高になりやすい、ということ。
今の世界はアメリカ合衆国が中心で、日本も欧州も英国も、経済のその大部分をアメリカに依存している以上、アメリカ経済の影響をもろに受けることになります。
近年、アメリカの信頼性が薄れつつあるため、為替相場も、米国の経済状況に敏感に反応しやすいわけです。
しかし、とすれば、今後、アメリカ中心の今の世界経済が崩壊すれば、当然ながら、今現在の為替と株価の関係性も崩れる可能性はある、ということになります。
繰り返しますが、絶対的な関係性というものは、株価と為替レートの間には存在しません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

疑問に思っていた事が解消されつつあります。
だからといって、相場で利益を上げる事ができるかはわかりませんが(笑)
まだまだ知りたい事がたくさんあります。
また機会がありましたらよろしくお願いします

お礼日時:2016/03/12 11:56

為替<株<為替<株<為替<株<為替<株


→→→→→→時間の流れ→→→→→→

のようなものですから、
相互に影響し合うというのが正しいと言えますが、
じゃあどっちが影響力が大きいかといえば、為替でしょうね。

為替という土台の上に株価が成り立っているようなものですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
勉強になります

お礼日時:2016/03/12 11:52

Aの方が大きいと思います。


しかし、日本株安になると、円高ドル安になることもあるので、注意が必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
勉強になります

お礼日時:2016/03/09 18:43

=です


金も国の株みたいなもんです
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この回答へのお礼

ありがとうございます

東京市場での動きを見てみると確かに連動していると思います
質問に、C:為替=株 も入れようかと思ったのですが、どちらがどちらの動きに影響がより強いのかと思い質問いたしました

お礼日時:2016/03/09 18:41

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