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有限会社を設立しようと考え、設立後の運転資金と初期投資資金を計算すると自分で準備できる資金(出資金)をオーバーしてしまいました。
そこで、親戚のおじさん(会社経営者)にお金を借りようと思っていますが、次のことが可能なのか教えてください。

1.親戚のおじさんが出資者になれるのか?
  おじさんは、会社経営者なのですが、借金ではなく出資してもらえればと考えていますが、すでに会社を経営しているおじさんが、自分(今回設立する有限会社)の出資者になれるのでしょうか?
もしなれる場合は、社員にしないことも可能か?
(設立した会社の運営(仕事)はすべて自分がやり、おじさんはまったく仕事をしない(経営の助言はしてくれますが。。。))

要は、おじさんが出資はしてくれるが、社員にはならず(給料などいらない)、利益が出たときだけ、出資分の配当を渡す・・・ そんなこと可能か?

2.会社設立後、設立した会社が、銀行ではなく、個人(おじさん)にお金を借りることが出来るのか?

長くなりましたが、おしえてください。
また、注意点や問題点などがありましたら合わせて助言してただければ幸いです。

A 回答 (2件)

まず、有限会社の「社員」というのは従業員の事ではありません。


有限会社の出資者という意味で、株式会社の株主と同じ様な意味です。
従って、出資者は自動的に商法で言う「社員」となりますが、これは会社で働くという事ではありません。
会社で働いている社員という言葉と、商法で言う「社員」という言葉全く別の物です。

おじさんに出資して貰う事は可能です。
出資者は商法での「社員」という立場になり、株式会社の株主と同様に総会での発言権などがあります。
また、利益配分を受ける権利もあります。

2の質問ですが、会社が個人から金を借りるのは全く問題ありません。
ただし、近親者から借りる場合には契約書とか銀行の送金の控えなどを残しておかないと、あとで税務署から実質的な贈与ではないかと疑われる場合もあります。
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この回答へのお礼

出資者=働く人ではないのですね。

>総会での発言権などがあります。また、利益配分を受ける権利もあります。
わかりました。出資=リスクもある ということですもんね。 今一度出資がいいのか借金がいいのか分析します。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2004/07/12 17:17

概ね#1の回答の通りです。

追加補足しておきます。
1質問者さんは有限会社法条文の出資者=社員と国語的な社員=従業員を混同しておられます。
2注意点等:下記URLなどで有限会社設立に伴う手続の流れを確認されるのが良いです。
http://www.sansokan.jp/odougu/3_unnei/index.html
a具体的な手続についても法人設立登記のほか、税務署・都道府県税事務所・市町村税の届、社会保険・労働保険の届等も必要です。
b法務局で類似商号確認をしないと、最終的登記申請却下になりかねません。
c出資金払込についても、銀行は取引実績がないと簡単にOKしてくれません。
d御自分で設立登記までされるなら、大手書店で日本法令の有限会社設立書類の解説付セットを購入されるとよいでしょう。http://www.horei.co.jp/cgi-bin/youshiki/class2.c …

いずれにしても1冊は「有限会社設立」関係の書籍をお読みになることをおすすめします。
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この回答へのお礼

>有限会社法条文の出資者=社員と国語的な社員=従業員
確かに、理解できていませんでした。
問題は銀行ですよね。。。(心配の種のひとつです)

大変参考になる情報ありがとうございます。
1日でも早く設立できるようにがんばっていきたいと思います。

お礼日時:2004/07/12 17:28

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