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ショパンが「バラード」を作曲する時に感銘を受けたとされている、アダム・ミツキェヴィッチの詩の「シヴィテジアンカ」が、できるだけわかりやすく訳されたものを探しています。
図書館で色々試しましたが、何と検索したらよいかわからず、ネットで調べても全文出てこないので、困っています。ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
また、詩人の名前が「アダム・ミツキェヴィッチ」という表記と「アダム・ミケヴィッチ」とありますがどちらがより、正しいのでしょう?詩の題名も「シフィテシジェンカ」と「シヴィテジアンカ」と表記が違います。
合わせて教えて頂けましたら助かります。何卒よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

カタカナによる完全な外国語表記は無理なので、いろいろな表記があるのは仕方がないことです。

日本語訳で出ている詩集では、「アダム・ミツキェーヴィチ」となっています。
ショパンのバラードは4曲あり、それぞれインスピレーションを受けたとされる詩は異なっています。

第1番 『コンラット・ヴァレンロット』
第2番 『シフィテシ』
第3番 『シフィテジャンカ』
第4番 『三人のブードゥリ』

質問は『シフィテジャンカ』についてだけですが、何番のバラードと書いてないので、念のためすべて触れておきます。

『コンラット・ヴァレンロット』は叙事詩で、日本語訳は出ていないはずです。どうしてもということなら、英語訳ならあります。
https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=hvd.32044 …

『シフィテシ』は湖の名前で、『シフィテジャンカ』はそこに住む水の精です。この二篇の詩は、『バラードとロマンス《ポーランド文学古典叢書》第3巻』に日本語訳があります。「シフィテシジェンカ」と「シヴィテジアンカ」は、どちらも原語の発音とは少し違うと思います。
http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-7 …

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%8 …

第4番に関係すると言われている『三人のブードゥリ』もバラードという詩の一つですが、上記の翻訳には入っていないようです。かなり古い本で、平凡社から出た『世界名詩集大成』の第15巻にも「バラードとロマンス(全) ミツキエヴイッチ(樹下節訳)」という内容が書いてありますが、その中に『三人のブードゥリ』が収録されているかどうかは調べることができません。購入は無理なので、もし図書館で借りられるようなら見てください。
http://d.hatena.ne.jp/toumeioj3/20070617/p1

英語訳とドイツ語訳なら見つかります。

英語(1835年に出版された古い訳なので読みにくいと思います)
http://konicki.com/blog2/2009/06/17/june-17-the- …

https://books.google.co.jp/books?id=KLETAAAAIAAJ …

ドイツ語
http://www.lieder.net/lieder/get_text.html?TextI …

ミツキェーヴィチの詩の翻訳はほかにも出ていますが、『コンラット・ヴァレンロット』と『三人のブードゥリ』は収録されていないと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧に詳細をありがとうございます!
実は「水の精」の朗読をしなければならず、焦っておりました。
色々勉強になりました。本当に助かりました。
図書館で調べてみます!!

お礼日時:2016/09/14 18:12

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