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 どっちかというと漢字の問題なのですが、ギ酸は蟻酸ですよね?シュウ酸は蓼酸なのですか?教えてくださいお願いします。

A 回答 (4件)

天然物化学者の rei00 です。



何か植物成分の事で混乱しているようで,天然物化学者としての血が騒ぎました。

まづ,シュウ酸の漢字ですが,これは MiJun さんがお書きの「蓚酸」です。「蓼酸」では「リク酸」または「リョウ酸」になります(お使いの FEP の漢字辞典等でご確認下さい)。


で,この名前の由来ですが,日本語の「蓚酸(シュウ酸)」が何に由来するのかはチョットわかりませんが,英語の「oxalic acid」は,シュウ酸が多く含まれているカタバミ属(Oxalis)植物(ちなみに,カタバミは Oxalis corniculata)の名前に由来するのは間違いないと思います。

【カタバミ】
全草にシュウ酸を含み,すっぱいので,酢漿草と書き,スイモノグサの名もある。生の葉をつぶして,ひぜんその他の皮膚病,虫さされなどに外用する。また,漬けたりゆでたりして食べる。シンチュウ器具をみがくのにも用いる。


一方,タデ(Persicaria hydropiper)ですが,このものにシュウ酸が含まれているかどうかは,今時間が無いので,調べきれませんでした。ただ,カタバミにシュウ酸の存在を記してある本にもタデ中のシュウ酸は書かれていませんので,含まれていても,そんなに多くはないと思います。

【タデ(ヤナギタデ,ホンタデ)】
全草を水蓼(スイリョウ)といい,民間で解熱,利尿に用いる。辛味成分 tadeonal, 色素ペルシカリンを含む。本種およびその栽培変種の芽ばえは辛味が強く刺身のつまにして食べる。


【参照書籍】
「化学語源ものがたり」竹本喜一・金岡喜久子 著,化学同人,1986年

「廣川 薬用植物大辞典」廣川書店,1967年
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この回答へのお礼

天然物化学者の rei00 さんどうもご回答ありがとうございます!蓼酸はシュウ酸じゃなかったんですね!はっきりと間違いを指摘されるとすっきりしました。あの予備校の先生は間違って記憶してたんですね!僕の中ではカリスマだったのに・・・。でも弘法にも筆の誤りって言いますから僕の中ではカリスマで居続けますね!ホント詳しいご回答ありがとうございます。

お礼日時:2001/06/26 16:33

「蟻酸」は問題ないと思います


「シュウ酸」は「蓚酸」ではないでしょうか?

御参考まで。
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この回答へのお礼

 そこが問題なんですよ~。漢字変換すると蓚酸って出てくるし、予備校の先生は蓼酸って言ってたから・・・・・。やっぱ蓚酸なんでしょうかね~。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2001/06/26 16:30

ちなみに体系名ではそれぞれメタン酸、エタン二酸


ですが、慣用名の方が推奨されるようです。
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この回答へのお礼

 慣用名が推奨されるってのは困った事ですよね!余分に覚えなくてはいけませんからね~。

お礼日時:2001/06/26 16:28

はいそうです。



蟻酸はありんこがまき散らすので、シュウ酸は、蓼食う虫も好き好きの、「蓼」に含まれる、なめるとびりっとくる成分なので、その名になったと記憶してます。
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この回答へのお礼

蟻酸は問題無いのですが、シュウ酸は予備校の先生が蓼酸って言ってたのに漢字変換しても出てこないんですよね。だから質問したのですが、多数決的には蓚酸が正しいようですね~。う~ん。どうもご回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/06/26 16:26

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