アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

チオシアン酸カリウムはKSCNなのに何故、酸 と名前の中に入ってるんですか?

A 回答 (3件)

いくつか例をあげます。


KCN(いわゆる青酸カリ)はシアン化カリウムであり、CN-はシアン化物イオンです。

それと似た化合物として、KOCNがあります。このときにOCN-をどう呼べばよいかということになりますが、シアン+酸素でというわけかどうか知りませんけど、結果的にシアン酸イオンと呼ばれます。であれば、HOCNはシアン酸ということになります。

そうなると、HCNをシアン酸とは呼べなくなり、結果的にシアン化水素(酸)と呼ばれます。これは、HBrが臭化水素(酸)と呼ばれるのと同様です。ちなみに、塩酸はHClの水溶液のことであり、水溶液でなければ塩化水素です。

脱線しましたが、チオシアン酸の「チオ」の意味はといえば、硫黄を指します。化学の世界で「チオ」という名前は、「硫黄の同族元素である酸素を硫黄で置き換えた」という意味になります。
つまり、チオシアン酸というのは、シアン酸の酸素を硫黄で置き換えたという意味になります。まあ、そんなこんなでHOCNがシアン酸であることに由来する名前なので、「酸」がつくことになります。まあ、半ばこじつけかもしれませんけど。

ちなみに、昔はチオシアン化カリと呼んでいましたけどね。
    • good
    • 5

炭酸ソーダはNa₂CO₃なのに、酸 と名に入っているが如し。


いわんや、青酸ソーダ をや。
    • good
    • 0

チオシアン酸HSCN のカリウム塩だから。


HS-C≡N

チオシアン酸カリウム
KS-C≡N
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!