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金属と非金属の境界に近い金属元素(両性元素)を溶かすことのできる、アルカリに溶ける金属。どうしてこれらの両性元素はアルカリに溶けるようになっているのですか?その機構(メカニズム)を知りたいです。

A 回答 (2件)

本来は他の元素もアルカリに溶けても良いんです。


つまりアルミニウムなどがアルカリと反応してアルミン酸になる:
Al+3NaOH →Al(ONa)3+ 3/2 H2↑ (実際は全部ONaにはならず、一部がOHになっています、その水素イオンは水から来ます)
こういう酸を酸素酸と言いまして、非金属元素では硫酸も硝酸も塩素酸や過塩素酸なども酸素酸なんですね。非常に当たり前なものです。
ですから、酸素と共有結合が作れる元素は皆な酸素酸を作れます。
白金酸(塩化白金酸の方が有名ですが)、バナジウム酸、ウラン酸などもあります。
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 doc_sunday様 大変参考になりました。


 拙の頭の中では,「酸素酸」という区切り方は
していませんでした。

 酸素酸形成に最後の一締め・・・(になりますか)

 生じた酸素酸は水や水酸基と配位し易く,錯を
形成して水に溶けやすい。

 でいかがでしょうか。
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