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貸倒引当金繰入は、回収できない分を、予め用意するのですよね。

借方 貸方
貸倒引当金繰入 貸倒引当金

となっていますが、本来は

借方 貸方
貸倒引当金繰入 現金

とすべきでは?

結局は現金で補填しますよね。

A 回答 (3件)

> 他にも受取手形にも使えると説明してありますが、


> どんな負債にも使うのでしょうか。
貸倒引当金は、主に次の資産科目の期末残高に対して一定率を掛けて算出いたします。
・売掛金 → 破産や倒産等による回収不能
・受取手形 → 不渡り等による回収不能
・未収入金 → 借主の破産や倒産等による回収不能
・貸付金 → 借主の破産や倒産等による回収不能

更に、発展と言うか、実際の計算に於いては、相対取引している分は相殺します。
[例]売掛金100万円と受取手形200万円に対して10%の貸倒引当を行った。
尚、東京商事から受け取った手形は10万円、東京商事へ渡した支払手形は15万円である。また、決算整理前の貸倒引当金はゼロ円である。
 ・受取手形残高200万円から東京商事の分(10万円)を一旦外す。
 ・東京商事に関する受取手形10万円から、東京商事に関する支払手形15万円を差し引く。
 ・差し引いた結果、マイナス残高となるので、ゼロ円で評価する
 ・よって「売掛金100万円+受取手形190万円」に対して10%の貸倒引当金を計上する。
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回収不能に備えて「現金」を用意するのではなく、その分だけ当期の利益を減らして「貸倒引当金」という負債勘定に積み増すイメージです。



売掛金や受取手形、貸付金等の中から、事前に一定割合の金額を引いて(回収できないと仮定する)貸倒引当金に繰り入れして、その分利益を減らす(損失が出たものと仮定する)ことで、もし本当に貸し倒れが発生しても既に準備が出来ているから、決算に与える影響が少なくなるという理屈です。

だから「現金」を別に用意するわけではありません。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます


勘定の中で、後に負債となる可能性のあるのは他にもありますよね。
本によると例として
 売掛金が回収できなくて負債になった
例しかありません。他にも受取手形にも使えると説明してありますが、どんな負債にも使うのでしょうか。

お礼日時:2017/02/25 05:49

>とすべきでは?


しても良いけど不正解です。

>結局は現金で補填しますよね。
しませんね。
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