アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

歴史を学ぶのはなぜでしょうか?自分は歴史が苦手で、いつもなんのために歴史を勉強してんのかと思ってしまいます。受験のためぐらいしか思いつきませんが。そういう答えじゃなくて、もっと本質的な回答を知りたいんで、お願いします。歴史を学ぶ意味を教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

今生きている人の人生が、その人の生まれてからの積み重ね


であるように、国や社会の現状も、その国や社会の歴史の
積み重ねによるものです。

今の問題の原因は過去にあります。つまり歴史の中に原因が埋もれているのです。

イラク問題、北朝鮮問題、過去にすべての原因があります。
それらの過去の出来事を正確に知らない限り、現状の問題
について、正しく理解することは絶対に不可能です。


他の方の回答にあるように、学生のうちは実生活で縁がない
ので、歴史を学ぶ意味はわかりにくいでしょう。

そこで私からのアドバイスですが、歴史を扱ったマンガや
小説を読むことをオススメします。

歴史を扱った作品には良質な作品が多いです。読んで面白い
と思ったらシメタもので、あとは自分の興味の赴くまま、
どんどん歴史の知識が増えていきます。

まずはお試しあれ。
    • good
    • 10

「本質的な回答」ということなので、あえて短く答えます。


人間・社会・文化といったものをより深く理解するためです。
「教養」と呼ばれるものの一環です。
    • good
    • 14

質問者の方は高校生さんなのでしょうか?だとすると、苦手だと感じるのはわかります。



なにしろ、高校で勉強する日本史や世界史は、最低限知っておくべき基礎知識なので(しかも規定の授業時間内で終わらせるために十分絞り込んでいるので)、そういうものは良質であっても、たいていは退屈なものです。

高校の歴史の授業が楽しいと感じる人は、授業以外のところで、歴史を自分なりに楽しむ方法を知っているのでしょう(歴史小説・漫画・テレビ・映画など)。しかし、今私は大学で歴史を研究している身ですが、今思えば高校の世界史・日本史はよく重要な基礎的情報をソツなくおさえてあるものだと感心することしきりです。

ではなぜ歴史を勉強する必要があるのか。

多くの方がお答えになっていることは、とても重要なことです。いわば、ニュースなどをしっかり理解するための教養。小説や漫画や映画をより楽しむための背景知識。

それらに加えて、私の考えでは、歴史とは「現在」を相対化し、より深いところから自分自身や世界のありかたを考えるためにも、学ぶ必要があるのです。



我々は、「現在」の自分たちの心のあり方や社会についての考え方が自然で当然なものであると考えがちです。ところが、実は歴史的に見てみれば、そうでもないことがわかります。

たとえば、奴隷解放宣言で有名なアメリカの大統領リンカーンは、若い頃、男友達と同じ部屋に下宿し、同じ一つのベッドで肌を寄せ合いながら寝ていたそうです。と書くと、「え、リンカーンって同性愛者の気があったの?気持ち悪い」と思う方もいるかもしれません。しかし、「同性愛者は気持ち悪い」という感覚は、20世紀になってはじめて一般化したものです。いや、そもそも、人間が「同性愛者」と「異性愛者」に分かれうる、という考え方そのものが、リンカーンが生きていた19世紀には存在しなかったのです(同性間の性行為はあっても、「同性愛者」というタイプの人間がいるという風には考えられていなかった)。

そう考えると、「同性愛者は気持ち悪い」という「現在」の感覚は、歴史的に見てすごく特殊であって、人間普遍のものではない、ということが分かります。では、なぜ「同性愛者は」「気持ち悪い」という感覚が生まれてきたのでしょう?そう考え、問いを進めていくと、それまで「当たり前」と考えていた価値観や感覚がまた別の角度からもみえてくるでしょう。

別のたとえをすれば、我々は自分たちを「日本人」だと思っています。多くの人々が、「我々は日本人として日本を愛すべきだ」と主張しています。しかし、その感覚は、明治以前のほとんどの今日「日本列島」と呼ばれる地に暮らしていた人々にとっては、ほとんどありえなかった感覚です。では、なぜ、どのように、我々は「我々は日本人だ」という感覚を持つようになったのでしょう?

歴史を学べば、「当たり前」だと思っていたことが実はそうでもない…ということがわかります。そしてそれによって、現在我々が生きている世界がどんな世界なのか、そこに生きる自分(たち)とは何者なのか、ということをより深く考えることができます。それが、歴史の効用だと思っています。



高校までの日本史・世界史は、それ自体が基礎的な教養として重要です。ですが、それだけでなく、現在を相対化し根底から「人間とは何か?」を問うための歴史を学ぶために、まず知っておかねばならない最低限の知識を仕入れて、より深く学べる準備をするためのものでもあるのです。

いわば、旅行に出るために、チケットの手配の仕方や鉄道・飛行機の乗り方を最低限知っている必要があるのと同じようなものではないかと。
    • good
    • 12

私も学生のころ、歴史は大の苦手、嫌いでした。


ですが社会に出ていろいろな場面に出くわしたとき、
あのときもっと勉強していれば・・・
と何度も思いました。
例えば
・海外旅行にいって歴史的建造物や戦争関連のものを見た時
・歴史に関連する映画・ドラマ・漫画を見た時
・歴史に関連しそうなニュースを見た時
もし私にもう少し歴史的知識があれば、
興味深く、楽しく見て、感じることできただろうと
後悔しています。
私の答えは自分が後に楽しむためです。
    • good
    • 1

冗談を言うためです。



たとえば

>五条ではぶたれ安宅でぶちのめし

という川柳があります。
これは、弁慶が五条橋で源義経に遭ったときにぶたれ、
安宅の関(勧進帳)では逆に義経をぶちのめした…
ということをからかっています。
この句を理解するには、上のことを知っていなければなりません。
知っていれば楽しめます。
「子供のケンカかよ!?」とツッコミが出るところです。

川柳でなくても、日常生活の中で、歴史をネタにした冗談をいうことは可能です。

爆笑問題の『日本史原論』という本が出ていますが、
ああいうのが歴史の正しい使い方だと個人的に思っています。
    • good
    • 0

歴史は勉強しておいた方がいいです。


例えば映画を見るとき、小説を読むとき、旅行にでかけたとき、歴史を知っているのと知らないのとでは快楽のレベルが変わってきます。
大人になって、社会の仕組みに疑問を感じたときも、そうなった歴史的経緯を知っていると、すんなりと理由が理解できます。
単に教科書を読むだけじゃなくて、授業でやっているあたりの時代を舞台にした小説を読んでみたり映画をみてみたりしてください。
受験に必要な知識が楽しみながらすんなり入ってくると思います。

世界史か日本史かわかりませんが、とりあえず世界史ならば、藤本ひとみのミーハー英雄伝なんかを読んでみると、歴史が楽しめるようになると思います。
あとは塩野七海の小説なんかもお薦めです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044144 …
    • good
    • 3

数学や科学などを学んでいますか? 実はそれらも歴史を学んでいるのと同じです。

先人がどうやってその考え方(いろいろな法則など)を思い付いたかと言う事を学んでいるのです。それによって我々の生活は便利になり、いろいろな問題を日々解決しています。歴史も同じではないでしょうか。
    • good
    • 1

私も学生時代は歴史が苦手でしたし、好きではありませんでした。



しかし今になって、例えばテレビのニュースで、
中国でのサッカーの試合なぜあんなブーイングがでるのだろう?
イラク戦争はなぜ起こっているのだろう?
なぜ、北朝鮮は拉致するのだろう?
そう思ったとき、歴史を勉強したくなりました。
また、イタリアに旅行した時、ヴェネチアの島はどうしてできたのかローマ帝国の歴史も勉強したくなりました。

学校では「なぜ?」と思わないのに勉強します。だから興味もわかないし、覚えられない。でも、おおまかな歴史を勉強しておくのはいずれ興味が沸いたときに大いに役に立ちます。
    • good
    • 2

私も歴史が嫌いで学生のときはほとんど勉強しなかったんですけど、旅行とか行くとその背景などを知っておくとだいぶ違いますよね。


そのために勉強しておけばよかったと思います。
    • good
    • 3

先人の足跡学び、個人の知識と価値観・人格を養うためです。



何も史実をそのままマニュアルとして学ぶためではなく、史実を知識として得て自分の中での新たなマニュアルを生み出すため という感じですね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!