【お題】王手、そして

夢のあるネーミングですが、どういうことをやっているのでそうか?

A 回答 (4件)

 コンピューターとは、一般に


・物理系を入力情報に対応する状態に準備し (初期化)
・アルゴリズムに相当する操作を状態に施し (演算)
・出力情報(計算結果)に対応する状態となった物理系の
物理量を測定することで計算結果を得る (読取)
装置のことです。

 量子コンピューターとは、物理系の状態として量子力学でしか説明できないもの
(重ね合せ状態およびエンタングルメント状態)
を利用することで、古典的物理系および古典的状態を利用した従来のコンピューターでは
実行できないアルゴリズム(量子アルゴリズム)を実行する装置です。
重ね合せ状態を利用することで、多数の初期値に対する演算を、一つの初期値に対する演算と
同じ回数の物理操作で実行できるため、ある種の問題(素因数分解など)が古典コンピューターよりも
飛躍的に高速に解けるのではと期待されています。
 ただし、現時点では非常に小さな数の計算にしか成功しておらず、本当に古典コンピューターよりも
飛躍的に性能が向上する装置を作ることができるのかは不明です。
(量子状態は非常に繊細で、操作が難しいため)

 なお、下のBuchikunさんは量子暗号と混同されているようですね。
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難しいことはわかりませんが、1000個の計算があれば、普通のコンピューターは1000回計算するのですが、量子コンピュータはそれを1回でするそうです。

これは量子ビットと呼ばれる桁数によると思います。
通常のコンピューターは各ビットは0か1ですが、量子コンピューターは0と1が混じりあった状態になっています。答えを出すときそれが確定する(波束の収束)と思うのですが詳しくは良くわかりません。
量子コンピューターの速さを表現するのにいろいろありますが、1つの例として挙げますと、通常のコンピューターで200億年かかる素因数分解の計算が、数秒でできるそうです。
現在は研究段階ですが、早ければ2010年には実用化されるそうです。
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量子コンピューターは「量子論」のひとつの説に基づいて作られたものと記憶しております。


「量子論」においては、結果を観測して初めて経過と結果が決定するのです。
その考え方を取り入れるた量子コンピューターは、データを出力するまで誰にもそのデータ内容が分からず、誰かがデータを出力すると(ハッキングすると)出力した-結果を出した、と分かってしまうんです。
分かりにくいので例をあげますと、量子論においては、例えば猫を箱に入れて宇宙に放り出した場合でも、中身の猫は生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない状態で、それは箱を開けるまでは確率として表せるだけなのです。
箱を開けたときに初めて猫の生死が決まる、つまり時間を遡って途中の状態が決まるという理論です。
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こちらをどうぞ。



参考URL:http://www.labs.nec.co.jp/innovative/E3/top.html
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