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こんにちは
おしえてください
VE管にいれられるのは屋外用ビニル絶縁電線(OW)以外の絶縁電線
と記載されておりました。 地中ではFEP(波付硬質合成樹脂)内に
はVVRなどのケーブルをいれておりました。

FEPもVE管ですよね?

FEPやPF管などケーブルをいれてつかってもいいのでしょうか?
それとも地中でつかうときのみでしょうか?

前提のVE管は絶縁電線のみ使用できるというのがよくわからなくなってきております。

絶縁電線=ケーブル電線ではないですよね?

質問者からの補足コメント

  • わかりやすいご説明感謝いたします。
    教科書通りの説明でわかりやすかったです。
    たとえば金属管にvvfケーブルをいれると
    保護扱いになるので金属管工事ではなく
    ケーブル工事になるってことですか?またそのときはD種せっちはいらないってことですか?
    よろしくお願いします。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/05/25 21:40

A 回答 (3件)

まず、電線についてです。


工事に使用する電線には、絶縁電線とケーブルとがあります。
絶縁電線は銅などの導体を絶縁体で覆ったもので、それを単体で使用できるのは、がいし引き工事か接地線として使用する場合のみです。
その理由は、表面の絶縁物だけでは強度不足のためで、そのため絶縁電線は電線管やダクトなどに入れて保護しないと使用できないことになっています。
(OW線は、絶縁体が特に薄いため、電線管等に入れても使用できず、もっぱら架空線に使用されています。)
ケーブルは、絶縁電線の絶縁体をさらにビニルなどのシース(外殻)で覆ったもので、外部からの強度にもそれなりに耐えられるため、電線管などに入れる必要がなく、単体で使用できます。
ケーブルは、単体で使用できますが、地中で使用する場合は直埋ケーブル以外は管路などに入れることになっています。
地中以外でも管路等に入れることはできますが、その場合の管路は保護管扱いとなり、工事としてはケーブル工事となります。
保護管に入れた場合は、許容電流が下がるため、その面では単体で使用すると有利です。
合成樹脂工事(VE管工事)は絶縁電線を使用することになっていますが、VE管にケーブルを入れることはできます。
その場合は合成樹脂管工事ではなく、ケーブル工事になります。
工事名称が変わると適用される基準も変わるので、注意が必要です。
地中電線路には、ケーブルが使用され、絶縁電線は使用できません。
また、VEとFEPはともに合成樹脂管ですが、VEはJIS C 8430(硬質ビニル電線管)で規定されているものであり、FEPはJIS C 3653(電力用ケーブルの地中埋設の施工方法)付属書1に規定される波付き硬質合成樹脂管です。
少し複雑ですが、一読されるとよいと思います。
この回答への補足あり
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>たとえば金属管にvvfケーブルをいれると保護扱いになるので金属管工事ではなく


ケーブル工事になるってことですか?

その通りです。

>またそのときはD種せっちはいらないってことですか?

金属管工事がケーブル工事になっても、使用電圧が300V以下の場合は防護管にはD種接地工事が必要です。
ただし、防護管(電技では防護装置)の長さが4m以下のものを、乾燥した場所に施設する場合は、D種接地工事は省略できます。
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この回答へのお礼

またまたありがとうございます。
D種必要なのですね この手の問題は出ないと思います。たぶん)汗
全体をとおして本当にわかりやすい説明ありがとうございました。

お礼日時:2017/05/26 19:47

>絶縁電線=ケーブル電線ではないですよね…



絶縁電線とは、600Vビニル絶縁電線 (IV) と同等以上の絶縁耐力がある電線のことです。
最近は IV 線を単独で使うこともあまりなくなったので、電気工事士のひよこさんにはご存じないのかもしれません。

>FEPやPF管などケーブルをいれてつかってもいいの…

IV 線にさらに外装をかぶせたものが VVFや VVRケーブルであり、CV や CVT ケーブルなども含めてすべて IV 線以上の絶縁耐力がありますからなにも問題はありません。

OW 線や DV 線などの屋外用電線は、心線が硬銅線で容易に屈曲しませんから配管用には適さないのです。
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