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現在電気泳動を行っているのですが、操作中に「ドデシル硫酸ナトリウムを加えマイナスの電荷を付けてやり、そして蛋白質の構造をまっすぐに伸ばし均一にしてやる」という方法があります、ここで質問なんですがなぜドデシル硫酸ナトリウムでマイナスの電荷を蛋白質に付けてやる事ができ、そしてなぜ蛋白質の構造を引き伸ばして均一にしてやることが出来るんでしょうか??よろしくお願いします!

A 回答 (4件)

この回答では不十分ですよね.....。



質量の違いによってタンパクを分離する方法ですが、まず最初にメルカプトエタノールを添加したSDS溶液にタンパクを溶かします。SDSはタンパク質の非共有結合をほとんどすべて破壊し、メルカプトエタノールはジスルフィド結合を還元します。これにより、タンパクはほぼ1本のポリペプチド鎖になります。また、SDS分子は多数タンパクと結合して非常に大きな負電荷をタンパク分子に与えます。
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更に補足。


私に出来るのはここまで....。(笑)

タンパク質を表面活性剤の1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)溶液に溶かすと、SDSがペプチド鎖に結合してマイナスに荷電し、弱い非共有結合は切断されて、乱雑なペプチド鎖(ランダム・コイル)にほどける。これは加熱によって促進される。S-S結合を切断するために還元剤を入れておく。そして、10%のポリアクリルアミドのゲルの中で電気泳動すると、ペプチド鎖の移動度は分子量の対数にほぼ比例する。こうして、分子量のみならず、サンプルの純度も同時に検定することができる。
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更に補足。



 ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)1分子あたり、アミノ酸残基2分子と結合し、大きな負電荷を与えてタンパク質固有の電荷を無意味にする。さらにSDSによってタンパク質本来の高次構造が変化し、大抵のタンパク質はよく似た構造をとり、質量あたりの電荷比はよく似た値をとる。従ってこの電気泳動法では、より小さなペプチドをより速やかに移動させるように、質量(分子量)に基づいてタンパク質を分離する。クーマシーブルーなどを加えることで視覚化される。
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補足です。



アミノ酸には正に荷電するものや負に荷電するもの、中性のものがあります。PAGE(ポリアクリルアミドゲル電気泳動)はその名前の通り電気でタンパク質を移動させますので、分子が全て均一に正か負に荷電していないと移動度と分子の大きさが比例しません。そこで、SDSを用います。SDSは負に荷電した界面活性剤(せっけんみたいな化合物)で、これをアミノ酸の正に荷電した残基に結合させることで、分子すべてが負に荷電した状態にしてしまいます。
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