dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

私は市民に身近な法律家として、
あらゆる法律問題の手助けをすることを職業にしたいと考えています。

まず「街の法律家」といわれる司法書士に興味を持ち、
書籍等で業務内容を調べてみました。
すると司法書士の主な仕事は登記申請だということでした。
私のイメージする「街の法律家」とは、
市民に身近なところであらゆる相談に乗ってあげる先生、という感じなので、
司法書士の実態とは若干異なるように思います。

あらゆる法律問題に対処したいのなら、
弁護士を目指すべきではないかとも考えていますが、
それでは市民から遠い存在になってしまう気がします。
あくまでイメージなのですが。

実際の業務をご存知の方、弁護士と司法書士の業務内容について、
詳しく教えていただけないでしょうか?
そして私は弁護士と司法書士のどちらを目指すべきでしょうか?

A 回答 (2件)

 まず、「街の法律家」を標榜しているのは司法書士でなくて「行政書士」ですね。


 その昔は「代書屋」と呼ばれていましたが、現代では「役所への各種申請や契約書・協議書・遺言書等を依頼主に代わって作成する」という意味に変遷しているようです。その書類作成の過程においては、当然、法律に基づいて相談に応じる業務が発生します。(というより相談に応じることの方がウエイトが高いと思います。)
 そういうことから「弁護士に相談するほどの大仰なことでない」程度の身近な相談窓口になっている行政書士の先生は多いと思います。
 なお、行政書士と弁護士の業務の境目については、「敵味方に分かれての争いになったら弁護士の出番」と考えていただいてそれほど間違いではないでしょう。

 「弁護士と行政書士」であれ「弁護士と司法書士」であれ、fuzzan77さんのやりたいこと(市民に身近なところであらゆる相談に乗ってあげる)を考えますと、迷わず弁護士を目指されることをお勧めします。ただし、30代以上の方でしたら、夢でメシが食えないことはご承知でしょうから、自分の身の丈に合わせた目標にすべきと思いますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私は20代なので、まだまだチャレンジできると考えています。
弁護士、司法書士、そして行政書士の実態を把握した上で目標を設定し、勉強に励んでいこうと思うので、PTPCE-GSR さんの回答は参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/09 10:11

「市民に身近な法律家として、あらゆる法律問題の手助けをすること」は、業務内容というよりもスタンスの話であります。


基本的に弁護士は他の国家資格も登録するだけで業務内容とすることができますので、弁護士にこしたことはありませんが、弁護士で他の資格にまで登録して業務内容に入れようとする人は稀だと思います。例えば
司法書士については登記が専門でありますが、弁護士で司法書士会に登録までして自分でやろうとする者はほとんどいないはずです。したがって、「あらゆる法律問題」の手助けは誰も無理だということ。
司法書士に簡裁での訴訟代理権が付与されましたが、それも限定条件付きであり、ある事件を最後まで代理できないケースは確実にあります。それに訴訟額が出ない解雇無効事件などもともと簡裁では扱いません。司法書士でも商業はしない、不動産登記だけという人もいますし、登記だけで訴訟代理はしないという人もいるはずです。
ですから、業務内容は別として、色々な法律相談に乗ることはスタンスの話になります。「市民に身近なところであらゆる相談に乗ってあげる先生」というと、法律家というよりも市会議員が適しているのではないかとも思われます。法律家は深入りすると、依頼者との思わぬトラブルから本来の依頼がキャンセルされることもありますし、借金問題に同情して肩代わりもありえませんので、初対面時としては親身になって相談に乗ってもらえてない感じが強いことが多いでしょう。いちげんさんは仕事=金にならないことが多いことも原因。弁護士はこれから過当競争時代を体験することになりますので、なるのであれば最初は裁判官か検事を選択し、それを辞めてなるのがいい生き方かとも思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

弁護士にしても司法書士にしてもそれぞれが自分の得意分野を持っていて、その分野において仕事をしているということですね。
丁寧にお答えいただき、感謝しています。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/08 18:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!