No.7ベストアンサー
- 回答日時:
まず試験に合格するのが大変(合格率は司法試験並み)ですし,開業してもそれを維持するのもまた大変です。
仕事は,従来型の司法書士でしたら登記手続きの代理が主なものです。まあ,一般的な登記なら申請書はそう難しいものではありません。その一般的な登記の申請書等は法務局ホームページでひな型等を見ることができるようになっているので,素人がそれを見てやっちゃうぐらいです。
ただ,そこにはない内容の登記と,事案が込み入っている登記,そして会社法人登記については,関係法令に精通していないとできないことがあります。
認定試験を受けて簡易裁判所の代理権を持っている司法書士だと,過払金訴訟の代理等を行うこともあります。TVCMを流している司法書士はこっちのタイプです。登記事件の仕事がないのでこっちをやっている(やらざるを得ない)とい司法書士もいます(登記だけでやっていけるのでこっちには手を出さないという司法書士もいるということです)。
昔なら,登記申請は出頭して行わなければならないという縛りがあったので,登記所の近くに事務所を置い仕事を得るという方法もあったのですが,今は郵送申請やオンライン申請が可能になっているので,むしろ人の集まる場所に事務所を置くことが増えてきたのですが,ただそうすると家賃やら何からの固定費の負担が大きくなります。仕事を得るためにダンピングをしちゃう(現在は報酬が自由化されているのでそれが可能)司法書士もいて,それがまた司法書士の首を絞める結果にもなって(事件の難易度関係なしに安いところを選ぶ傾向が生じてしまうから)……けっこう大変なんです,事務所の維持って。
それだけじゃなくって,コンプライアンスやら何やらで本人確認だとか意思確認だとかの確認作業が増えて,しかもオンライン申請ではある程度のPCスキルも必要になっちゃったりで,それが嫌になって辞めちゃう高齢司法書士もいたりして。
しかもねぇ,依頼に応じる義務なんてのが法定されている(司法書士法21条)ので,この客嫌だと思っても,簡単には断れません。断るには正当事由が必要で,求められたら理由書をその客に交付しないといけないことになっています(司法sh粗衣法施行規則27条)。
No.6
- 回答日時:
資格名称から言えば、司法の分野の代書屋さんということです。
実際の業務で代表的なものは、法務局への登記などですかね。
ただすべての登記を扱えるのではなく、不動産の権利登記分野と商業登記分野ですね。
不動産の表題表示登記の分野は、土地家屋調査士という別な資格者がいますからね。
あと、裁判関係の首里作成なども業務となります。
本人訴訟支援の形で、アドバイスや書類作成などは可能ですが、原則代理権がありません。
しかし、司法書士のうち、簡裁代理認定を受けた司法書士は、簡易裁判所で扱う範囲の争いについて、裁判ないかどうかを問わず、弁護士のように代理人として交渉したり争うことも可能です。
行政書士と区別できない方が多いのですが、似ていても上下関係のある資格ではなく、全く別な行政分野の代書屋となり、行政書士は他の資格者の独占業務とされるもの以外の幅広い行政にかかわる仕事を行います。当然弁護士や司法書士の業務となっている者は扱えないこととなりますが、司法書士とは重なる業務も当然あります。
不動産をメインに行う司法書士は、土地家屋調査士を併せ持っていたりします。
あと資格試験の難易度や試験範囲の重複などから行政書士を併せ持つ司法書士も多いことでしょう。
訴訟まで扱う司法書士は、弁護士事務所で勤務経験のある方も少なくないでしょうね。
私が仲良くしている先生は、司法書士・土地家屋調査士・行政書士・測量士ですね。
総合事務所として、各士業法人を設立運営され、測量会社なども経営されています。
さらにその総合事務所の配下のように弁護士や税理士、社会保険労務士の事務所を作らせていますね。
その先生は、とても優秀なのか、司法書士でも弁護士を教育できるほどの訴訟能力や事務所運営力を持ち、持たない資格分野の事務所運営にもたけているようです。
さらに相続等を扱う専門家でもあるという点から派生させ、介護事業者の会社も設立させ、さらには財産管理などを行う会社も作り、介護から財産管理、相続対策、相続手続きなど財産関係すべてを扱うように迄なっています。さらに参加の資格者なども活用し、相続税をはじめとする税金対策から税務申告、年金や介護保険事務まで扱いますね。
あくまでも司法書士の名で独占して認められる業務だけでなく、あくまでも司法書士事務所の運営や実務をこなしつつ、自営業者としていろいろ活動するのは自由ですからね。
相続争いなどがあるところの話し合いをまとめるのは大変なことではないですかね。完全な争いであれば司法書士ではなく弁護士の範疇ですが、人間関係微妙な言い分儒帳もありますからね。
私の知人は、司法書士で扱えるすべての業務を行いますが、最近は企業法務案件を中心に扱っているようです。
会社はいろいろな法律に縛られており、さらにリスクを減らすために各種契約書や規則などを取りまとめたり作成する必要もあります。
一般の商取引の契約などは行政書士分野になりますが、不動産取引や商取引の結果の差し押さえ手続きなどでは、司法書士の分野でしょうからね。
企業法務を行いながら、既存の人脈やその紹介で発生する不動産登記・商業登記・簡裁訴訟などを行っていますね。
たまに疲れていることも多いようです。
役所相手の手続きでは気にするところも多いですし、顧客との間に立つことにもなるので責任も重いのでしょう。
一時気家庭不和になりかけていたこともあるぐらい、忙しかったり、精神的に大変なこともあったのでしょう。
ただ、どんな仕事であっても大変なことはあるものです。
社会的評価が高く、一般的に高収入に見える職種は、特に何かしら大変な事柄があるものだと思います。
No.4
- 回答日時:
過払い金の回収業です。
怖いですよー 取り立て先が反社の場合があります。No.2
- 回答日時:
書いて字のとおり。
ほう(法)をつかさど(司)る書士。具体には、裁判所・検察局・法務局などに提出する書類の作成や、登記・供託の手続き、審査請求をするのが仕事。
中でも、法務局登記関係の書類作成提出が主なる仕事。
・会社設立に伴う法人登記、定款作成、総会議事録作成など。
・土地家屋の売買相続に伴う所有権移転登記、抵当権設定登記など。
司法書士は、資格を取るまでの勉強が大変だよ。
似た資格に、行政書士って仕事があるんだけど、こちらは、比較的簡単に取れる資格です。
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