街中で見かけて「グッときた人」の思い出

ガンマ線線を中二でも分かるように教えてください

A 回答 (4件)

ガンマ線線ではなく「ガンマ線」。


ガンマ崩壊で放出される放射線電磁波。
ガンマ崩壊なしで「ガンマ線」とは言わない。
高校で習う。
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①大昔、目に見える明るく輝くものを光と呼んだ。

 中学生も光といえば、そう思うだろう?
②時代は過ぎて19世紀末、レントゲン博士は真空中の放電実験をしていた。 今で言う蛍光灯のようなものだ。 ガラス管の中は真空。 ガラス管の中で向かい合わせた2枚の鉄板(電極)に高い電圧をかける。。。。 何事も起こらない。
あぁぁ。 ふてくされて、部屋のカーテンを閉めて昼寝でもしようか。。。 ふと実験テーブルに目をやると、あれっ?
ガラス管の横に置いてある板が輝いている。 ガラス管からは光は出てない。 しかし、横の板が白く輝いている!!

「板」には白金シアン化バリウムという薬品が塗られていたのだが、そんなことはともかく、真空のガラス管からは「目に見えない何か」が飛び出している。 それが板にあたって、板の薬品に作用して光を出させている。

その「何か」をX線と呼ぶことにした。 何だか分からないからX線だ。

③時代はちょっと過ぎて、ベクレル博士は奇妙な石に興味を持っていた。 写真乾板の前にその石を置くと、石は光を出してもいないのに、乾板が感光してしまうのだ。 ベクレル博士は思った。 この石はまるで「見えない光を出しているようだ!」。 その石の名はウラン鉱石と言う。 ベクレルは石から飛び出す何かを「ベクレル線」と名づけた。 後にラザフォード博士に解明される「ベータ線」の正体だ。

④有名なキュリー博士夫婦はこの不思議な「見えない何か」に興味を持った。 そして、ウランだけでなくトリウム鉱石も同じような「見えない何か」を放出することが分かった。

⑤「見えない何か」は物理学者達の興味の中心になった。 研究は進み、放出(放射)される「見えない何か」のことを「放射線」と呼ぶことにし、放射する能力を「放射能」、この能力をもつ元素を「放射性元素」と呼ぶことにした。

⑥更に研究は進んだ。 ウラン鉱石から出てくる「放射線」をよく観察してみると、どうも2つの性質の異なる放射がありように見える。 1つは物質に吸収されやすく、薄い紙でも透過できない。 しかし、もう1つは1mm程度のアルミ板ならば貫通してしまうほどだ。そこで、一つ目をα(アルファ)線、もうひとつをβ(ベータ)線と呼ぶことにした。 そして、もっと強力な3番目の「放射線」が見つかることになる。 アルミはおろか、10mmの鉛を貫通する能力を持っていた。 これをγ(ガンマ)線と呼ぶことにした。 ちなみにα、β、γはアルファベットa、b、cのギリシャ語表記だ。
⑦さて、この頃はまだ、「放射線」は見えない何かだった。 放射(放出)と呼ぶように、小さな粒子が飛出しているように見える場合もあるし、ゆらゆらと波のように見える場合もある。

⑧話は変わって「目に見える光」も当時の物理学者にとっては謎だらけだった。 光は粒子なのか? 波なのか? この二つは物理学者にとっては相容れない別のもの。 「粒子であって波でもある」なんてことはありえない。 というのが当時の常識。 ところが、光を研究すればするほど物理学者は頭をかかえた。 ありえないはずの二つの性質を両方持っているとしか説明できない現象があちこちで報告される。

⑨さて、一方の「放射線」はどうか? 調べれば調べるほど、光にそっくり。 なんと「粒子であって波でもある」という困った性質まで同じ。 違いと言えば、光るか光らないかだけ。

⑩そして分かった。 放射線(X線、α線、β線、γ線)は光でした。 違いは波長だけ。
目に見える光は380nm~760nmくらいの光(これを可視光と呼ぶ)
380nmよりも短い波長は目に見えない(380nmが紫色に見える⇒それより短いのを紫外線と呼ぶ)
更に短いのを放射線と言ったり、X線、α、β、γ線と言ったりする。 そんな呼び方をされるのも、つい最近まで同じ光だとは誰も知らなかったから(①~⑦を思い出して)。
因みにX線の波長は可視光の大体1万分の一、ガンマ線は更に1/100~1/1000と短い。

⑪さらに分かった。 ラジオやテレビの電波も光でした。
760nm(nmとはμm(百万分の1m)の更に1/1000)は赤色に見える。 これより波長が長いと目に見えない。 赤外線という。 波長が1cmだとレーダに利用される。 10cmだと携帯電話、1mでテレビ(地デジ)、10mでFM放送、100mでAMラジオ。

⑫ 驚くなかれ熱(輻射熱)も光だ。 太陽光は暖かい。 しかし目に見える光が暖かい訳ではない(少しは暖かいけど)。 真空宇宙を何故太陽の熱が地球まで届くのか? これが輻射熱。 波長の長い光だ。
電子レンジはこの波長の長い光を食品に当てて温める装置だ。 英語でMicroWaveと言う。 マイクロ波(と言っても10cmくらいの波長だが)を使うからだ。

⑬そして結論。 全てをまとめて電磁波という。 電磁波の中に熱(輻射熱)も電波も可視光も放射線も含まれているわけだ。 要は全て電磁波。 世間ではこれを光と呼ぶ。

長くなったなごめんね。
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ガンマ線は波長の短い光と回答したことがあります。


光は波長が短くなるにつれて、赤から青、紫と変わります。
さらに波長が短くなると目には見えない紫外線となり、
更に短くなるとエックス線になり、さらに短くなるとガンマ線になります。
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波長が10pmより短い放射線です。

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