プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

なんとなくわかりますが、いざ説明するとなったらちゃんと出来なさそうなので、日本語上手な皆さんに質問します。
小説の内容です。

そこには家庭菜園レベルの花の畑にも応用できそうなことか多々あった。
と、韮崎のおばさんが調布に記入する手を不意に止めて庭を見た。

までなんですが、三列目の「と、」となるところが十分理解できません。
普段はこのような「と、」は「すると」の意味だと思っていましたが、そうするとなんか意味が違うような気がします。

もし、例文が短いようでしたら後で足して書きます。

では、よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 今皆さんのご回答を読んで気づきました。
    「調布」じゃなくて、「帳簿」でした。訳の分からない例文を書いてすみませんでしたm(_ _)m

    ちなみに、上の例文のもっと前の文は、

    「これ先月の領収書」
    「はい」
    手際よく花(主人公)が計算していく。手伝うことで、プロの農家がどのように作付けを計画しコスト管理をしているのかを、じかに学ぶことができた。

    です。

    この小説は、「おおかみこどもの雨と雪」アニメの小説版です。

      補足日時:2017/12/04 00:02

A 回答 (6件)

回答者の答えも少し意見が分かれているようです。

「すると」なら接続詞。「ふと」なら副詞。とまでは分かりますが、この「と」については辞書も取り扱っていません。ところが、この「と」の使用例はずいぶん多いようです。特に「小説」の分野で。「青空文庫」で検索しましたが、用例が1000件を超えます。ということは上限が分からないほどだということです。一部だけ引用します。

石割櫻で名高い裁判所の前を過ぎて、四辻へ出る。と、雪白の衣を着た一巨人が、地の底から拔け出た樣にヌ   石川啄木  「葬列」
ひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、村の方から、カーン、カーン、と、鐘が鳴って来まし   新美南吉  「ごん狐」
だらけな妻の手を握ったまま、また何か喚きました。と、妻もまた繰返して、「あなた。」と一言申しました。 芥川竜之介 「疑惑」
な群らしく、相引いて次第に森を渡つてゆくらしい。と、ツイ鼻先の栂の木に来て樫鳥が啼き出した。これは二   若山牧水  「木枯紀行」
 心が何か静まつて、一寸うれしく肩で笑いました。と、ふと自分の名札を見ますと、女の髪の毛が、三四郎の   林芙美子  「清修館挿話」
川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。と、とうとう三四郎の名前が出て来た。 三四郎は妙な顔   夏目漱石  「三四郎」
ら、足を投げ出した。そうしてくるりと横になった。と、その途端に、さっきからちっとも娘たちの騒ぎが聞え   堀辰雄   「三つの挿話」
げて歩きながら、時々その水を煽っているのもある。と、土方風の男が一人縄で何かガラガラ引きずりながら引   寺田寅彦  「震災日記より」

 これをみただけでも、分かるとおり、「と」の前と後で大きい変化がある、「突如感」がある場合と、前と後ろが自然につながる場合とがあります。

 そいう面を考えあわせると、「すると」の変形のように思われます。

 つぎに「すると」ですが、[日本国語大辞典]には次のように書いてあります。

する‐と 〔接続〕[日本国語大辞典]より
(動詞「する(為)」に助詞「と」の付いてできた語)
(1)前の事柄が成立したあとで、後の事柄が成立することを示す。その際、前の事柄と後の事柄との間に、必然的なつながりはない。そうしたところ。

(2)前の事柄が成立したあとで、それが原因・理由・動機となって後の事柄が成立することを示す。そうしたために。その結果。

(3)前の事柄を根拠として仮定し、そこから、後の事柄が結論として導き出されることを示す。後の事柄は、前の事柄から順当に得られた判断や推測となる

 「突如感」のあるのは、(1)の「前の事柄と後の事柄との間に、必然的なつながりはない」に相当するようです。ある程度つながりがある場合は、(2)に相当すると思われます。

 ところで、話は変わりますが、その小説には「調布」と書いてあったのですか。
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この回答へのお礼

一つの「すると」にしてもいろいろな意味があるんですね。そのいろんな意味をよく考えながら、小説を読んでみます! ありがとうございます。
変な単語入れて紛らわしくさせてすみませんでした(>人<;)

お礼日時:2017/12/04 00:11

前後の状況が不明なので確定滝なことは言いにくいが。


と=と(言わん)ばかりに、で置き換えてみたらどうでしょうか?。
例 少ない、とそっぽを向いた。
冷たい風が強く寒い、と、家の中に戻りオーバーを着て出てきた。
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こんにちは。


素人考えですが書かせていただきますね。

素直に考えれば「話者の視点の移動」ですが、「状況の変化」を強調する意味もあるのかな、と私は思います。
(結局のところ同じことを言っているのは理解していますが……。)

この2行だけを見ると、「と、」はその後に続く内容が「話者の視界に入っているものの状態や行動の(唐突な)変化」であることを強調するためにも使われているように思います。
別の言葉に言い換えるというより、前後の文は内容として独立しており(原因と結果、のような明確な関係性がないということ)「と、」があってもなくても文の意味は変わらないのですが、この場合「不意に」を強調しているということです。
「不意に」「突然」「突如」「唐突に」「急に」「俄(にわか)に」「忽(たちま)ち」「いきなり」などの言葉が後に続くか、なくともその意味合いを含んだ文が続く印象です。
(もちろんこれらの言葉が持つニュアンス(≒言葉の持つ雰囲気、微妙な意味合い)はそれぞれ異なります。)

【例】
「私達は沖で浮き輪に乗り水面を漂っていた。彼に何度もねだってやっと連れて来てもらった海だ。なんだかんだ言って彼も楽しんでいるようだ。と、空が突然暗くなった。」
→空が「明るい」から「暗い」へと(唐突に)変化した、という内容。「突然」の強調。

書かれている範囲が狭いので想像ですが、前文から1行目までは韮崎のおばさんが調布(日本語力不足でここでのこの言葉の意味が良く取れませんが…)に記入している(し始める)、または話者が韮崎のおばさんに書いてくださいと調布を渡す様子や庭についての描写がされているのではないかと思います。
そして2行目で「と、」「不意に」、韮崎のおばさんの手が「動いている」から「止まっている」に、視線が「調布」から「庭」に【変化】したのです。

すみません、ごちゃごちゃして分かりにくい説明になってしまいましたが大丈夫でしょうか……。
私の個人的な考えですのでご参考程度に。
長文乱文失礼致しました。
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この回答へのお礼

あ、今気づきました!「調布」じゃなくて、「帳簿」でした(*゚∀゚*) でも、説明がわかりやすかったので理解できました。ありがとうございます!

お礼日時:2017/12/03 23:51

この場合の「と」の意味は、接続詞の「すると」と同じです。

「すると」は、動詞「する」+接続助詞「と」でできた言葉で、「と」が独立して使われるようになったものです。前の事柄に続いて、次の事柄が起こることを言います。
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まったく違うことに目を向けさせる場合に使います。



最初の部分では作者がその庭の情景を説明しています。

そこには韮崎のおばさんがいるんでしょうね。
その韮崎のおばさんに作者が目を向けた時のおばさんの様子の説明です。

庭の情景から韮崎のおばさんの様子に視線が移動しています。
この2つには関連がありませんから、「と、」を使っています。

ちょっとした間(ま)の表現ですね。
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「と、韮崎のおばさんが」


「ふと、韮崎のおばさんが」
う~ん、何か違いますね。
少し入れ替えて
不意に韮崎のおばさんが調布に記入する手を止めて庭を見た。
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