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「には」「では」の使い分けについての質問です。下記の2つの例文の場合、どちらが正しいですが、それとも両方普通に使えますか。
例文:
日本では「…」ということわざがあります。
日本には「…」ということわざがあります。
ぜひ教えてください

A 回答 (13件中1~10件)

#6ですが若干補足を。



(ア)「日本には、喜んで奉仕しようと思う人は決して少なくないと思います。」
これは、
「日本という空間的地点(場所)には、喜んで奉仕しようと思う人は決して少なくないと思います。」
という自然なニュアンスになります。

(イ)「日本では、喜んで奉仕しようと思う人は決して少なくないと思います。」
こちらも間違いではありませんが、
「日本という条件(環境)であれば、喜んで奉仕しようと思う人は決して少なくないと思います。」
というニュアンスになるため、若干の違和感を生じさせています。
ただし、この《違和感》というのは、このような表現を使うシチュエーションが稀である、という意味にすぎません。

アメリカ人:アメリカの場合、喜んで奉仕しようと思う人は殆どいないですね。
日本人:そうですか。日本では、喜んで奉仕しようと思う人は決して少なくないと思います。

といったような会話の流れにおいては正しく自然な表現です。

・日本では「…」ということわざがあります。

の場合は、

・日本という条件(環境)であれば、「…」ということわざがあります。

という意味になってしまうため、これを使う自然なシチュエーションは基本的に想定できない、という意味で間違いと言ってよいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。よく勉強になりました。

お礼日時:2022/06/23 22:17

No.11でコメントした者です。



>例文②「日本では喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」
 これはどこにあった例文でしょうか。
 この場合も、述部は「います」でしょう。「ある」「いる」の場合なので「に」が自然なのでは。
 ただ、こういう風に文の構造が複雑になってくるとまぎらわしいですよね。
 
 これが
 日本では有名なグルーブで、ファンがたくさんいます。
 なら
「日本で(は)有名」なので「で(は)」が自然で、後ろの「ファン〜」は
「(日本には)ファンがたくさんいます」 の(日本には)を省略しています。
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この回答へのお礼

分かりやすいご回答をいただきまして、誠にありがとうございました。いろいろと勉強になりました。

お礼日時:2022/06/23 22:16

「には」と「では」



 メンドーな話になるのdえ、順番に書きます。
 まず結論を書くなら、動詞が「あります(ある)」なので、この場合は「には」のほうが自然です。
「には」「では」だとちょっとまぎらわしいのです、「に」「で」で考えるほうがわかりやすいでしょう。
 下記の類語辞典の記述が参考になるでしょう。助詞の問題で類語辞典などをひいても何もわからないことが多いのですが……。
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/17117/meaning …
===========引用開始
で/に/を の解説 - 小学館 類語例解辞典
で/に/を の共通する意味
動きの場所を表わす。

で/に/を の使い方

▽図書館で勉強した ▽東シナ海で台風が発生した ▽解説欄で詳しく説明する

▽カバは動物園にいます ▽新製品に欠陥が見つかった

▽飛行機が空を飛んでいる ▽瀬戸大橋を通って四国に行った ▽家を出る
で/に/を の使い分け
1「で」「に」「を」は、具体的あるいは抽象的な場所を表わす名詞(もしくは名詞句)につく。これらは、結びつく動詞の性質や種類によって意味に違いがある。
2「で」は、動作・出来事の起こる場所を表わす。動作を表わす動詞には、ほとんどつくことができる。
3「に」は、ものの存在する場所を表わす。「に」と結びつく動詞は、「ある」「いる」「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」など。
4「を」は、移動するときの経路の場所を表わす。「を」と結びつく動詞は、「歩く」「走る」「泳ぐ」「飛ぶ」「渡る」「通る」など。
5「で」は、「に」あるいは「を」とも組み合わせて用いることができる。この場合、「で」の方がより広い範囲の場所を表わす。「東京でホテルに泊まった」「高速道路で追い抜き車線を走った」
===========引用終了

「を」の話は除外します。
「で」「に」とも、質問の場合は「動きの場所を表わす」と考えるのが簡明です。
「で」は〈動作・出来事の起こる場所を表わす。動作を表わす動詞には、ほとんどつくことができる。〉。
「に」は、ものの存在する場所を表わす。「に」と結びつく動詞は、「ある」「いる」「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」など。〉。
「住む」「勤める」……の場合は「で」も使えますが、「ある」「いる」の場合は「に」が自然です。
例:部屋の中【に】犬がいる。
  部屋の中【に】本棚がある。

 このほかに、「で」「に」を併用する場合は、「で」のほうが広い範囲を示す、なんて例もあります。
例:机の上【で】、書類【に】書き込む。
  駐車場【で】、柱の隣【に】車をとめる。
  東京【で】、ホテル【に】泊まる。

 このほかにもいろいろありますが、省略します。
 詳しくは下記をご参照ください。
【助詞の話──場所を示す「に」と「で」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1210. …
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この回答へのお礼

いつものご回答、誠にありがとうございます。
色々な意見を参考にして、例文①「日本__は「…」ということわざがあります。」の場合はやはり「に」のほうがより自然だと思いました。当方は最初からもそう思っていましたが、例文②「日本では喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」という文が目に入って、ちょっと分からなくなりました。もし例文②に使われている「で」が正しいとすれば、例文①の場合も「で」でもいいではないかと疑問しました。本当は心の中では例文②の場合も「では」よりも「には」を使うべきだと思っていますが。

お礼日時:2022/06/18 22:11


「私は食事を作りました」、小学校低学年の女子児童が言ったなら、「ほう、えらいね」なんて反応があるかもしれません。
いい年した大人が言えば?、よくても「さよか」で終わり。
本来省略すべきない内容を省略してしまった・
「私は昨日の夕食にフランス料理の食事を作りました」、もちろん、通常は「何故」も必要かも。
これを省略して、「私は食事を作りました」、これ、省略とは言いませんね。
表現能力皆無と怨われるのが、落ち?。
主語部分と述語部分を抜き出しなさい、で抜き出した結果を見れば、省略したのと見てくれは同じになりますが。
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この回答へのお礼

度々ご回答をしていただいて、誠にありがとうございました。おかげさまでいろいろと勉強になりました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2022/06/18 21:49

>文を省略すると「日本では~人はたくさんいます」になります。


省略してしまったら、本当に伝えたいことが皆無になりますぅよ。
理解能力の問題です。
省略すれば、人がたくさんいる。ことを言いたいだけになり、当たり前で「に」が使われます。
表面的な形だけでとらえ、内容を無視しています。
「で」手段・方法と説明されますが、それを表しているわけでも、そういう意味を持っているわけでもありません。
直前の内容が手段・方法の場合に「で」が使われる。受け取るほうも、手段・方法と示唆していると受け取ります。
そのうえで、続く内容を想定すれば、それを使ってどう動く、どうする、の表現を期待します。
これを表面上をとらえて、動的云々といっているだけでしょうが、それでは続く内容があなたsの言う動的云々の場合はすべて「で」になるのか、という疑問が出ます。
手段・方法ととらえると、すでに、その物、具体的な方法は示されており限定済なんです。
手段・方法ととらえると、どう動く・・と動きの表現が必要「喜んで奉仕しようと思う」こんな内容が不可欠なんです、そしてこのことが内容のメインなのでは?、それを省略する人?、いるんですねー。
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NO7追記


「で」の持つ機能について私なりの理解ですが、あえて言葉で説明すれば。
日本で(日本という手段・方法)は(日本で、を主題・テーマとしてその範囲に限定した説明をすれば)・・・・・。
ということになるのかな?。
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この回答へのお礼

再びご回答をしていただいて、改めてありがとうございます。
ご説明になった『日本で(日本という手段・方法)は(日本で、を主題・テーマとしてその範囲に限定した説明をすれば)・・・・・。』について、「日本で(日本という手段・方法)」とおっしゃいましたが、ここの「で」が「手段·方法」のことを示しているとすれば、次の文:「日本では喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」の意味がますます理解できなくなりました。この文は「日本で」が「は」の役割で主題化となっていて、文を省略すると「日本では~人はたくさんいます」になります。これがちょっと変に感じます。この場合は「では」ではなく、「には」ではないか、つまり「日本には~人はたくさんいます」が正しいではないかと疑問します。もし例文が「日本で喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」としたら、「奉仕しよう」という動作が「日本でする」ということに理解することはできますけど。でも元々の例文は「には」ではなく、「では」ですから、わたしは「どうして「には」ではなく、「では」なのか」に悩まれています。
と言うことで、簡単に言うと、
「日本では喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」と
「日本には喜んで奉仕しようと思う人はたくさんいます」と、どっちが正しいか、もしくはより自然的なのか、教えていただきたいんです。
度々長い文になってしまって、申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2022/06/16 21:05

範囲限定これは、「は」の効果?。


「は」係助詞と言われ、主題の提示(この場合の主題は「日本で」)と説明され、以降続く内容はその主題に関する範囲に限定される、とあります。
例 わたしは・・・→私に限定すれば・・・・という使い方もありますね
「に」は静的に相違はありません、他の回答者も言っています、時間(時刻)空間での位置の認識、問題はどのように認識するかなんですけど。
「で」は手段・方法。と説明されます、これをどこまで拡大して解釈できるかがポイントです。
例 夜うち、朝がけ→戦いの方法ですね、内容は時刻に関する内容ですが。
  正装ではなく普段着で→ズバリ手段方法ですね
  日本で→日本を手段・方法とすれば、当然日本に限定は必然ですね、包丁で・・・といえば包丁以外はあり得ません。
手段・方法を示唆する機能があるとすれば、続く内容は必然的に、どうする(どう動く)、ということになります。
どうである等の静的状態の表現はあり得ませんね。
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・日本には「…」ということわざがあります。


こちらが正しい表現です。
【に】の本質的意義は、『動作・状態における時間的・空間的・心理的等の静止点を表わす』というもの。
「ことわざがある」という状態の「空間的静止点」が日本という場所であることを表現している文。

・日本では「…」ということわざがあります。
これは間違った表現。
【で】の本質的意義は、『動作などが為される状況(環境)や成立条件を表わす』というもの。

・日本では「…」ということわざをよく耳にします。
のように使います。
日本が「(「…」ということわざを)よく耳にする」という動作の成立する条件(場所)であることを表現している文。
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この回答へのお礼

いつもご回答をしていただいて、誠にありがとうございます。ご説明してくださったことは大変勉強になりました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2022/06/16 21:14

公園で寝そべる、公園に寝そべる、後者の表現が使われることは少ない、これはたぶん理解可能と思います。


でも、オックスフォードに遊ぶ、オックスフォードで遊ぶ。
この場合はどちらの表現も。間違いとは言えません、十分あり得ます。
オックスフォードで・・・の場合は汚損だ場所でさえあればどこでも差し支えありません、単純な事実描写。
オックスフォードに・・・の場合はオックスフォード(大学)である必要があります。もちろん他の大学でも、それなりの(ケンブリッジ、マサチューセッツ・・・等なら)。
「に」の場合の遊ぶは遊学という意味でもありますが、観光地?としてのドバイではありえません。
「に」で何を認識というより何をイメージするか?、といったほうがわかりやすいのかも。もちろん「で」の場合も同じ。
半ば条件反射で自分の中でどんな反応をしているか、これを他人がどう説明するか、ということになります。
このあたりの日本語の感性が整ってから、なぜそうなのか?、と文法の理屈・論理をひも解けばよく理解できます。
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日本には「…」ということわざがあります。



が正しい用法です。格助詞「に」は空間的な位置付けの認識を表し、日本という場所を「あり」の対象として位置付けています。「日本に~ある」という構文です。

格助詞「で」は手段・方法の認識を表し、この場合は、

日本では「…」ということわざが使われています。

になります。「日本で~使われている」という構文です。■
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この回答へのお礼

いつもご回答をしていただいて、誠にありがとうございます。ご説明してくださったことは大変勉強になりました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2022/06/16 21:14

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