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ふと思ったんですが、
最近の道徳の時間って何をやっているんでしょうか?

僕が中学生のころはなんか感想文が大半を占めていました。
感想文に何の意味があるのだろうかと疑問を抱いたまま卒業して今に至っています。
そもそも道徳って何んでしょうか?
むしろ教えられるようなものなんでしょうか?

A 回答 (5件)

最近は、文科省がすすめる「こころのノート」なる本を使わないと怒られます。


こころのノートは、大変美しい言葉がちりばめられた、美しい心をつくるためのノートです。家族に感謝する項目なら、家族への手紙を書かせたり、家族にしてもらったことを箇条書きにしたりして教科書のような子供の育成を狙いとしています。
しかし、このノートはあまりにも現実の子供とかけ離れているというか、なんというか。
子供に言わせると、「あまりにもクサイ! 読むことが恥ずかしい」だそうです。

ちなみに、道徳が何なのかは教師もわかっていません。
教師はあくまでも自分の教科の勉強をしてきているので道徳なんて二の次です。
実際、最近の教師は忙しいので、道徳がある1時間前に教科書を読み、指導書のまま授業をするのが普通です。
この教科書のどの話なら、クラスの子供にわかってもらえるのか、訴えられるのかなんて誰も考えていません。

子供側も、教科書を読んだ瞬間に、「先生の求める答え」がわかっていますので、美しい答えが出てきます。
個人的にはこの現状に大変不満足ですが、教科書は指定されているし、その教科書には狙ったテーマ(友情の大切さ、自然への畏怖、社会連帯など)が堂々と載っているのでどうしようもありません。
もちろん、新聞などから題材を求めてもいいのですが、そんな時間もありません。

私は、教えられていると思いますよ、美しい心が。
ただし、それは文科省が求める美しい答えですが。そんな四角四面の答えなら、私はいらないんですけど。
ちなみに、文科省は道徳に力を入れるようにいってきています。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。
アドバイスありがとうございます。

僕も心のノートとかではありませんでしたが、道徳の教科書をいつも読まされていました。
先生が求める答えをやはり選んでました。

でも先生方もいろいろと大変なんですね。
友情の大切さ、自然への畏怖、社会連帯などは
自分らで経験して獲得するようなものなのに、
それを教えろって言われてもね・・・。

文部省もわがままですね。
1度文部省の人達の授業しているところを見てみたいものです。
さぞかし生徒さん達に美しい心を教えてあげられるんでしょうね。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/09/30 14:53

小学生のこどもは授業があるようです。

中学生のこどもの時間割には無いです。(道徳)

教科書を売っている本屋さんで、立ち読みするとその内容がわかると思います。
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道徳って、一般論で語ってしまったらあまり意味がないように思います。
一般論で語るなら、「国語」「社会」でも対応ができるはずです。
道徳の本は「読み物」としてなら面白いと思いますが。
「善悪」と言うのは簡単ですが、それが「どの立場での善悪か」を「客観的に」教えるのは難しいと思います。行政機関(公立学校など)で、「善悪」を「教える」なら、その立場も生徒にわかるように教えなければ中途半端です。
また、教師と生徒のコミュニケーションなら、ホームルームなどで可能と思います。
「道徳」と言う授業の目的や他の授業とのすみわけが明確でないような気がします。

私見ですが、
道徳の授業は、「教師の個人的経験に基づき教師個人の価値観を生徒に赤裸々に語る授業」でしか成り立たないのでは??(教師がこどもの手本として考えたことを言わないと・・・。)
でも、台本の無い授業が通年でできる教師がどれだけいるのだろうか?
一般論で語る道徳は、悪い(道徳を軽視する)こどもを育成しているようにしか思えない・・・。
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そもそも学校教育は原則として「知育」を主としてます。


「徳育」は家庭で行うべきであるという立場でした。

ところが戦前戦中の学校教育では富国強兵と天皇機関説
があいまって臣民の教育に学校が利用されました。

云うことを訊きやすい臣民にする為には道徳観念から徹
底して叩き込む必要があった為、「修身」という科目が
作られました。 戦後 これらの教育は危険との理由で停
止されます。1945年の12月のことです。いかにすぐに停
止したかが分かりますね。

もっとも拠りどころとしてきた修身教育が崩壊したこと
は日本人に大きなショックを与えます。「お上が正しく
なかった」という現実を突きつけられたのです。
その後しばらく学校では道徳教育はしなくなりました。

ところが戦後 日本が高度成長期に入ると核家族が増加
します。女性の社会進出もあって 躾(しつけ)・世間体
という日本人にとって 最も大切にされてきた「モラル」
が大暴落し始めたのです。

道徳教育が復活したのは1958年のことです。反対意見が
あまりにも多かった為 天皇崇拝や愛国主義を 全面に出
すことができませんでした。 結局 障害者問題や公害問
題・問題などと結びついていきました。この流れは
現在も続いています。ジェンダーやノーマライゼーショ
ンなども教えていると思います。

「ゆとり教育」と「道徳教育」が今後の日本の課題と云
われているのでこれからも変わっていくことになると思
います。

参考URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~korea-su/korea-su/jk …
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 先日、実習の際に小学校で道徳の授業をしました。


 道徳の教科書や学校で使っているノートというのはありましたが、題材にこれといって指定はなく、児童の成長に即した内容であればよいのことでした。私は、「命を大切にする」ということを根本において友達や周囲の人に思いやりをもって行動することをテーマに授業をしました。未熟な指導者だったので児童が困惑する場面も見られましたが、当たり前の回答が出ないように発問にも工夫したつもりです。
 道徳の時間では、一般的な教材を用いて考えを深め、最終的には自分に問いかけができるようにすることが大切だそうです。
 小学生という年齢ではやはり善悪の判断ができるようになることが必要です。今後の人生において経験するであろうことについて子どもたち自身が考えていくことが道徳の授業では大切なことではないかと思います。教師、あるいはすべての大人が「将来の社会を担う子どもたちの心を養う」手助けをすること、それが道徳ではないか、と私は考えます。
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ワタシは、学校での道徳教育のあり方については、物足りなさを感じます。

道徳の時間に習ったことで覚えていることといえば、「差別がなぜいけないのか」ということでした。そもそも、その校区には差別なるものが存在しなかったので、いまいちピンときませんでした。

しかし、道徳教育は必要だと思います。それを学校と家庭の両方で行う必要があります。辞書で「道徳」という語について調べると、「ある社会で、人々がそれによって善悪・正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体。個々人の内面的原理として働くものをいい、人間相互の関係を規定するもの。」と説明されていました。つまり、していいことと、悪いことのボーダーラインである「良心」を養うのが道徳教育です。年々、世の中の道徳基準が低下しているのを感じませんか?極端な話、人を殺すことに良心の呵責を感じない人、オレオレ詐欺のように、「騙されるほうがバカだ」と、人のものを騙し取ることに何の抵抗を感じない人、お財布が落ちていたら、そのまま自分の物にするのはあたりまえ。電車で4人がけの椅子に荷物を置いて平気で2人で独占する高校生。例は挙げてたらキリがありません。でも、こうした事柄は、2,30年前にはほとんどなかったような事じゃないですか?これは道徳教育が希薄になっていることの一つの結果だと思います。昔は、3世代同居があたりまえで、おじいちゃんおばあちゃんに教えられたり、近所の人も悪いことをすれば叱ってくれました。しかし、今は、悪いことをしても、学校の先生でさえ、ヘタに手出しできない状況です。道徳教育、つまりしつけができてないんです。最近の若いお母さんたちは、叱ることを知らないといいます。親でさえ、きちんとしたしつけができないんですから、どうしようもないですね。

以上、「してはいけないこと」に関する道徳について書きましたが、「こうしたら、人が喜んでくれるんじゃないか」という積極的な道徳もあります。人のために何かをしてあげて喜びを感じられる良心が、全ての人に身についたら、世の中かなり変わってくると思いませんか?
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この回答へのお礼

お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
ご回答ありがとうございます。
僕は20年前は生まれたてホヤホヤの赤ん坊だったのでその当時の状況はよく分かりませんが、
mickey gooさんが挙げられている具体例は現在では、下手すれば当たり前の感覚にまで来ているような気がします(殺人、オレオレ詐欺除いて)。
僕も電車などでもたまに見る光景です。
mickey gooさんが言うように、しっかりと叱る時は叱らないとダメですね。
僕も自分から頑張ってみようと思いました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/09/30 14:07

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