プロが教えるわが家の防犯対策術!

これは、このごろオーディオに足を踏み入れた新米の疑問です. 御手数と思
いますが、ご教示をお願いします.

先日、負荷6オーム以上と指定されているアンプに、4オームのスピーカーを接
続することの可否について、何人ものかたからご親切な説明をいただきました.
メーカーの言い分は、無視してかまわない、まったく心配は無いとのことでし
た.

お蔭様で、この件はすっかり納得が行きましたが、こんどは次の疑問が湧いて
きました.

メーカーは、なぜこんなことを言い出したのでしょう? いままで、4オームの
スピーカーをさんざん売っておきながら、いまになって、6オーム以上だ、4オ
ームは使えないなどと、勝手なことを言いだしています.
それでは、お宅から買った4オームのスピーカーは棄てろと言うのかとメーカ
ーに噛み付きたくなります.

しかし、一歩引いて、先方の身になって考えてみると、そこには、何らかの
「技術的な理由」があったのかもしれません. どこかの国とは違います. 
日本のメーカーです. それほど悪者ではないと思います

この辺の「技術的な理由」があるのなら、どなたかご教示をいただけないでし
ょうか?

お願いします.

A 回答 (7件)

従来は8オームが一般的でしたが、


より多くの音響出力が可能となるスピーカー開発とともに、
4オームスピーカーが販売される様になっています。
6オームはその間、と言うことでしょう。
アンプは負荷となるスピーカーインピーダンスを想定して設計されるため、
その両者をそろえることは基本になります。
アップを買い替えるならばスピーカーに合わせて、
スピーカーを選ぶならばアンプに合わせて、
は基本です。
全てをなぜ揃えないのだ、ではなく、
ユーザーに選択肢を増やしている結果です。

しかし、実際のところ、
スピーカーはインピーダンス対周波数特性は大きく変動するので、
アンプの負担にならない限りは、
組み合わせは(利用者の責任に於いて)自由で構いません。
実際のところ、片チャネル当たり、
1台のアンプで数十ものスピーカーを駆動している、と言う強者もいます。
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この回答へのお礼

angkor_h様

有り難うございました.

私のような新米は、このような皆様のご教示のお陰で、すこしずつですが、
何かを学んでゆくことが出来るのは有難いことです.

深く、お礼を申し上げます.

お礼日時:2018/02/02 16:57

「6Ω」の数字自体が日本のメーカーの勝手な都合なのです。


その昔はオーディオショップの壁際には各メーカーのスピーカーが山積みになって陳列されていました。
その状態で音を出して客に試聴させるスタイルが当たり前でした。
当時は8Ωスピーカーが普通だったころに突然として6Ωスピーカーが陳列され
音を出してみたら他のスピーカーよりも能率が高く聞こえた。
これはすなわち良いスピーカーに違いないとの誤解を与える一因になりました。
このような店頭効果が各メーカーに蔓延して6Ωが標準値になった経緯があります。
当時はまだ4Ωの低インピーダンス負荷に耐えられるアンプも数少なかったので敢えて中間値を採ったとも言えます。

現状でちぐはぐなのはなぜか?はには応えられません。
オーディオジャンルには新参者であっても
異種ジャンルにおいてはエキスパートとお見受けします。
そのような方に納得してもらえる回答を準備できません。
以前の回答時にも大いに滑りましたからね。
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この回答へのお礼

poteti800ne様

また、お手数をかけまして、まことに有難く、お礼を申しあげます.

皆様のご教示のお陰で、メーカーの勝手な都合--わる巧みとも言
えますね--がよくわかりました.

新参者のくせに大それたことをと言われそうですが、大メーカーで
もこれですから、中小の部品メーカーが、他のジャンルでは、考え
られないようなインチキ製品を得々として販売していても仕方が無
いなと言う気がします.

筆が滑って申し訳ありません. 重ねて、お礼を申し上げます.

お礼日時:2018/02/02 16:51

>負荷6オーム以上と指定されているアンプ



本当にそんな表記がありますか? あなたの思い込みではありませんか?
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この回答へのお礼

Chiha2525様

ご教示、有り難うございました.

「負荷インピーダンス 6オー以上」と指定しているアンプについて申し上げます.

下記は、現在、手元のカタログにある分だけですが、一応ご覧ください.

ヤマハ RX-V483 RX-S601 RX-V583 RX-V483 RX-V383
オンキョー   TX-SR343

お礼日時:2018/02/02 16:28

スピーカーのインピーダンスが6Ωになってきたのは1979~1980年あたりで、質問者様が思っているようにあのメーカー 三菱電機(DIATONE)がはしりで、自分が使っている1980年に発売されたDIATONE DS-37Bも6Ωです。



CDの発売は1982年でしたが、それまで売られているLPレコードも新録はデジタルマスター化されレコード盤自体の改良(盤室ノイズの低減)などアナログでもほとんど究極まで高められていました。当時発売されていた同じ曲のCDとレコードを持っていますがレコード盤の中ほどまではほとんど音質に差は感じません。さすがに最内周では音がつまってしまいますが........
ダイナミックレンジが拡大したので大きなイイ音で聴こうなどオーディオ雑誌は盛んにあおってました。大きいことはいいことだ~~~ なんか昔のCMにありましたね。日本人の特徴です。大きいものはより大きく(アンプの出力)小さいものはより小さく(歪やノイズ)を追求した結果です。日本製のオーディオアンプは世界でも類をみない低歪率を実現し、周波数特性はDC~1MHzまでほとんどフラットなどAM送信機かと揶揄されたこともありました。
スピーカーのインピーダンスが当時標準だった8Ωから6Ωになったのがこのころです。
インピーダンスが半分の4Ωになれば出力が2倍になる(半導体アンプでは)のは理論的にはそうなのですが、もともと8Ω前提で設計したアンプではそこまで出ません。素人目でみると「なんだこのアンプ 馬力無いじゃないか」となってこれをごまかすため6Ωなんて中途半端なインピーダンス表示を使うようになりオーディオメーカー各社が一斉に右倣えしました。電気知識がある人が計算すれば簡単に分かることですがインピーダンスと出力は逆比例で、8Ωも6Ωも電気的には同じ出力です。ですが、6Ωのほうが出力の”数字”を大きく書けるのでどこのメーカーも積極的に6Ωでの表示をするようになったのです。簡単にいうとuserをだますためですね。
真空管アンプ全盛のころはスピーカーのインピーダンスは16Ωが標準でした。マグネットがあまり強くなく駆動力を高くするにはコイルのインダクタンスを高める必要がありましたが、時代が進むにつれマグネットが強力になってきたのでだんだんインピーダンスが低下してきました。また、コイルの材質もエナメル皮膜からウレタンに代わって極端に皮膜が薄く軽くなり駆動力の向上につながりました。
真空管アンプはトランス出力なので専用の端子がありその端子に接続する場合は出力はかわりませんが、半導体アンプが主流の現在ではスピーカーのインダクタンスはさらに低下する可能性はあります。効率が落ちなければ材料の節約になりますし・・・

全然別の話ですがアメリカのマッキントッシュというプロ用機器を造っている会社があります。スタジオモニターに使われるアンプは半導体アンプでも出力にトランスが入っていてインピーダンスは真空管アンプと同じようにトランスのタップで切り替えます。なのでインピーダンスで出力は変わりません。アンプ側からみれば常に負荷は一定なのでアンプは設計道理の理想的に動作できます。真空管アンプ時代からマッキントッシュは優れたトランスを造ってましたからできることなんですけとね。

まとめると単にメーカーの都合です。
あの頃三菱電機のスピーカーは販売台数では一番でアンプなども売っていました。それに他のメーカーも追随しただけです。

バブル経済が終わりおーディオ業界も冷え冷えでした。このあたりから今度は「低インピーダンス対応」キャンペーンが始まり4Ωでもキッチリ2倍でますよ~~~なんてアンプが出始め挙句には当社の新製品のアンプは瞬間的なら1Ωでも8Ωの8倍の出力が出せますーーーなんてのも出てきました。雑誌でも盛んにスピーカーのインピーダンスは瞬間的に1/5まで低下することがあるのでアンプはできるだけ低いインピーダンスに対応しなければならないと賑わってました。

40年以上オーディオを、また楽器の演奏もしますが、家庭で普通の音量で音楽を楽しむのにスピーカーのインピーダンスを気にする必要はありません。ハードロックやジャズのフルバンドを大音量で聴きたいなら別ですが、会話ができる程度の音量ならまったく問題ナシです。真空管アンプならインピーダンスを変えると真空管の動作が変わるので音質が変わりますが積極的に利用してもいいでしょう。あくまでも常識的な音量で   ということで。

40年以上前、中坊だった自分は吹奏楽部でした。国体の練習演奏で当地にあるホールで合唱とブラスバンドの合同演奏が行われました。1300人収容できるホールにブラスバンド160人、合唱600人で練習が行われました。

どうなったと思います?

生音が割れるんです。特に合唱600人の歌声の破壊力はすさまじくホール全体がビリビリしている感じです。ブラスバンドはいわずもながですね。
空間には許容できる音量があります。前に書いたホールでは最大で120dBくらいでしょうか。普通の家では90dB前後といわれています。これ以上大きな音は割れている音になります。我が家は築40年になる古い木造屋なので音は半分筒抜けなのでレベルは90dBより高いかもしれません(ハハハ)。最近の家は気密性が高く、断熱材がぎっちり入っているので吸音性が高いです。密閉度が高いので許容できる音量はあまり高くないかもしれません。
古いカセットデッキを持っていて実際聴いている音楽がどのくらいなのか詳しく調べたことがあります。デッキのメーターは-40dB~+10dBで50dBの表示ができます。メーターは意外と(といってはメーカーに失礼ですが)正確でした。新しいCD(クラシック音楽)でもこのメーターの範囲に収まってしまいます。こんなものかもしれません。どんなに機器が新しく高性能になっても人間の”みみ”は変わりません。進化して0dBや140dBの音をきくことができるようにはなりません。

普通の音で音楽を聴く限り、インピーダンスなどあまり気にせず音楽を楽しみましょう。オーディオでいろいろな変化を楽しむのもいいですし、多少ヘンなことをしても自分の好きな音で音楽を聴けるのは素晴らしいことです。
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この回答へのお礼

Kuroshuba999様

ご懇切なご教示をいただきまして、本当に有り難うございました. 心から
お礼を申し上げます.

「馬力無いじゃないか」をごまかすため 6Ωなんて中途半端なインピーダン
ス表示を使うようになったと言うご説明を伺って、頭の中で渦を巻いていた
4Ωと6Ωのゴタゴタがすっきりと晴れました.

スピーカーのインピーダンスが、16Ωから、8Ω、さらに4Ωと低下してきた
のに、なぜ 6Ωなどと言う中途半端な数字が出てきたのか、お蔭様で、やっ
とわかりました.

今日から、すっきりした気持ちでオーディオを楽しみます.本当に、有り
難うございました.

>マッキントッシュのスタジオモニター・アンプは、半導体アンプでも出
力にト>ランスが入っていてインピーダンスはタップで切り替えます.

余談ですが、これも私の疑問のひとつです.タマのころは、Load Curve
の傾斜は、重要な問題でした.
TRとなってからは、まったく問題とされていないようです.エミッタ・
フォロワーの負荷線の引き方なんてテーマは聞いたことがありません.

余談のまた余談ですが、マッキントシュと聞くと、タマのころの多段フィ
ードバックを思い出します. 時定数のスタガーに一生懸命でした.
今になって考えると、まったく無益の苦労でした.

脱線して、申し訳ありません. 重ねて御礼を申し上げます.

お礼日時:2018/02/02 14:54

音を増幅して出力する機能は同じでもアンプにはピュアオーディオとホームシアターの二つの潮流があります。


今回の質問の発端はそこを理解されずにカタログスペックだけを読んで発した誤解と思われます。

ピュアオーディオ用アンプは4~16Ωと表示するのが90年代初期からの慣例です。
しかし二系統のスピーカーを繋いで同時に鳴らす場合には単体8Ω以上のスピーカーを繋ぐように取説に記載があります。(メーカー側の予防線)
一例です。仕様をご覧ください。
Trアンプとしてはエントリーモデルです。
https://www.denon.jp/jp/product/hificomponents/a …

そこで#3さんへのお礼欄に挙げられたアンプを見てみるとすべてAVアンプです。
いずれも10万円未満の機種です。
AVアンプはコンポサイズに6~9ch分の増幅回路を内蔵しているために電源、回路の面で余裕がなく4Ωスピーカーを大音量再生できる能力がありません。
ホームシアターシステムでは常軌を逸した大音量再生する方もいるので
メーカー側は安全を見込んで6Ωと提示してあります。
そのためホームシアター向けスピーカーに4Ωモデルは存在しません。
もちろん小音量ならば4Ωスピーカーでも十分に鳴らすことはできます。

あなたの仰る4Ωスピーカーはピュアオーディオ向けに単体使用を前提としています。
そのようなスピーカーはAVアンプに繋ぐ前提でメーカーは設計していません。
繋ぐことはできるので使い回す方もいますが自己責任となります。
アンプが故障してもメーカーの責任にはなりません。

なおAVアンプであっても20万円を超える超大型機になると電源、回路共に十分な余裕を持たせられるので対応負荷が4Ω~と表示する機種もあります。
https://www.denon.jp/jp/product/hometheater/avre …
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この回答へのお礼

poteti800様

ご意見、有り難うございました.

>アンプにはピュアオーディオとホームシアターの二つの潮流があります。
>今回の質問の発端はそこを理解されずにカタログスペックだけを読んで
>発した誤解と思われます。
  
おっしゃるとおりです.そう言うことであれば、この疑問は、無知の発想
と言われても、仕方がありません.
あらためて、何も知らない自分を再認識することとなりました.

市販のアンプには、まったく考えの違う 2種類があることなどは考えたこ
ともありませんでした.

お陰様で、良い勉強になりました.有り難うございました.

お礼日時:2018/02/03 09:48

No.4です


お礼読みました
純粋に音楽を聴くことを前提にして回答しました。No.5回答者様のようにたくさんのスピーカーをアンプにつなぐことは想定していません。

8Ωで50W出力のアンプは6Ω負荷では1.5倍の75Wになりますね。(理論上は)ですが、ふつうの人はこんなこと考えないのでカタログでの表示が70Wでも72Wでも「おっ、大きい出力だな」程度です。この感じをメーカーは狙っていたのです。メーカーは普及機を造るとき無駄なことは絶対しません。最低限のコストで最大の利益を出せるよう設計します。電源(トランス)と出力回路はアンプの中で一番コストがかかるところです。ここをいかにケチるかがカギです。こうすると余裕がなくなるので当然インピーダンス半分で出力2倍なんて出なくなります。中間の6Ωなど中途半端な数字で誤魔化してすこしでも大きな出力値を表示したかったのです。同じ50Wでも普及機とA級アンプ(高級)では重さが10倍近く違いますよね。(値段も10倍WWW)特性を追うとどうしてもこんなになってしまうのです。

いろいろ書きましたが自分も6Ωがナゾでいろいろ実験したりマッチングトランスを使って8Ωにしてみたりしました。真空管アンプだったのでアンプは4-8-16Ωです。4?8? ?? ???結果どっちでもイイヤ!!でした。最終的には8Ωに接続して使いました。何となく音のバランスが良かったので。6550という真空管のUL-PPで結構な出力ですが、UL接続だと負荷の影響があまりないので真空管の動作にも問題なしでした。

長年MJ無線と実験誌を愛読してましたが今は買っていません。記事に技術的な内容が少なくなり何か印象だけで雑誌ができています。これではまるで宗教みたいです。オーディオの技術系雑誌は無線と実験とラジオ技術の2誌ですが、なぜかオーディオ雑誌は宗教がかりになるときがあります。コレコレは音がよいとかこのパーツを絶対つかわないとダメだとかそんな記事ばっかりです。たまに縦書きの高級(そうな)オーディオ雑誌(値段も高い)を読むと完全に宗教です。異様に値段の高いケーブルの紹介でこれを使うと夢のような音楽が聴けるかのように宣伝してます。ホント気持ち悪い。
オーディオは音楽を聴くための手段であって目的ではないハズです。(といってる自分は一通りの測定器はもってますが・・・)
自分はテープデッキが大好きで修理や調整をよくやります。周波数特性を測っていると6.3KHz以上は???です。50半ばのオヤジだし、仕事でエアブレイカー(道路工事などでコンクリートを砕くあの爆音を出すヤツ)使ったりするので余計みみに悪いです。それでも音楽を聴くのは楽しいし、真空管の違いで音の変化を感じるのはとても不思議です。

トランジスタアンプの疑問
コレ真面目に考えると眠れなくなりますよね。
単純に8Ω(必ずPPなので4倍の32Ωとしても)の負荷線引いたらほとんど垂直に立ってしまうし..........
トランジスタは特性図を見る通り定電流素子で内部抵抗はとても高いです。多極管と同じですね。ですが増幅率が高いのでエミッタフォロワーにすると出力インピーダンスがドカッと下がって0.何Ωになるため負荷の影響が無くなる(ような)動作になります。真空管のOTLアンプも同じです。フッターマンのアンプが典型です。テレビの水平出力管を極限まで増幅率を高めてカソードフォロワーでインピーダンスを下げています。最近(といっても15年くらい前か)無線と実験誌に長 真弓さんが真空管OTLアンプ製作記事で詳しく解説してました。実際に32Ωでロードラインを引いていて思わず笑ってしまいました。グリッド電圧0Vと交わるところがプレート損失カーブの10倍以上のところになるようなほとんど垂直といっていいような状態でした。もちろん測定などで連続して最大出力を出すことは許されません。真空管が溶けてしまいます。長さんも「これはあくまでも あくまでも あくまでも音楽を聴くことを前提として許されることです。要するに真空管OTLアンプの負荷線など適当でいいのです」と結んでいました。トランジスタアンプは電源電圧が低いのでこうはなりません。最大(電源電圧に近くなると)になると波形の頭が切れて(クリップ)それ以上でなくなります。真空管はヘタに高い電圧で動作しているので電流がながれる限り出力を出し続けます。真空管OTLアンプなんて真空管が豊富にあった昔の技術だしあの頃はほとんどのスピーカーは16Ωでした。真空管を電球のようにポンポン交換できたからあったアンプです。アメリカでは普通のスーパーで真空管を売っていたくらいでしたからだれでも手軽に真空管を交換していました。一般のアンプは真空管の寿命など考えず、ダメになったらサッサと交換 まったくの消耗品扱いでした。なのでアンプの設計では真空管を最大限活用するため定格ギリギリで使っていました。日本でもラックスのアンプがそうです。50C-A10なんてとてもいい球でしたがとても過酷な使われ方でしたね。狭いスペースにぎゅうぎゅう置かれていま思うとかわいそうな使われ方でした。

多段フィードバック 懐かしい言葉ですね
1960年代ですね。
トランジスタアンプが出始め歪率競争が始まったころ雑誌でも記事がたくさん出てました。亡くなられましたが竹末数馬さんがとても熱心だった記憶があります。
”今になって考えると、まったく無益の苦労でした”
質問者様の仰る通りです。いくら歪を少なくしても音はよくなりません。NFBは諸刃の剣でデータはよくなってもかえって音は悪くなるような気がします。
自分がいま使っているアンプはVT25というそれはそれは古い球であの300Bより前の真空管です。GE製で造りをみると戦前のものです。シングルNFナシでカソードフォロワー直結ドライブ これで出力は5Wくらい(はっきりクリップしないのでよく分からない 波形の頭が丸まりながら大きくなっていく状態)歪20%なら7~8Wくらいかな?こんなアンプでも爽やかないい感じの音です。(自画自賛)
NFBは単純な電圧増幅(抵抗負荷)には効果的ですがスピーカーのような得体の知れないものを繋ぐアンプには適切ではないようです。スピーカーはさらにその先にまたまた得体の知れない空気の存在があり、また一番不可解な”部屋”があります。部屋に壺一つ置くだけで音はガラッと変わることがあるしその変化はスピーカーからNFBでアンプの初段に戻っていきます。雑誌の製作記事でトランジスタアンプの無帰還アンプがたまに出てきますがNFBに疑問を持っている人は多いようです。だいぶ前ですがソニーからは出力段無帰還アンプがありましたし(他のメーカーでもあったような)パイオニアではプリ パワーとも全段無帰還アンプもあったくらいですから。

スピーカーは半分楽器みたいなものだと思います。使い方で音はガラガラ変わるしとてもトランスデューサー(変換器)とはいえませんね。無響室で測定しても別の無償室で測るとまた特性が変わるなど摩訶不思議な存在です。ヘッドホン(イヤホン)なら安定してますが家にいるときくらいはゆったりと音楽を楽しみたいです。ヒモぶらぶらさせながら音楽聴くのはちょっと.........ねぇ


前回答したように

”常識的な音量で”音楽を聴くのにスピーカーのインピーダンスは気にする必要はありません。スタジオやコンサートなど限界ギリギリで使うときにはじめて考慮することです。質問者様はそこまでしないでしょう?
逆の例があります。私の古い悪友に超高価なオーディオセットでクラシック専門で聴いてるヤツがいました。スピーカーはタンノイGRFメモリーで最大入力は確か80Wくらいだったと思うのですが、アンプは何と400W×2でメーターは
200W前後をビュンビュン降らせて大音量で聴いていました。もちろん、トラブルなんてありません。山の中の一軒家で回りに何もないところなので思いっきり大音量でも迷惑がかからないところでした。


長々と失礼しました
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この回答へのお礼

kuroshuba999様

再度ご高教をいただきました. まったく有難いことです. 
                    
皆さんから、いろんなご教示をいただいたお陰で、頭の中でモヤモヤしてい
た疑問が晴れて、すっきりした気持ちでオーデイオを楽しめるようになりま
した.

前にも申しあげたように、私は現在のオーディオに関しては、ほとんど無知
です. もっとも、何十年も昔のことですが、一応、人様並みにアンプをい
じっていました. 多段フィードバックは、そのころの思い出です.

オーディオ雑誌の宗教論は楽しく拝聴しました.永い間、オーディオとは無
縁の生活を送って、このごろになって、やっとオーディオに再度の首を突っ
込んだ私にとっては、この手の論説には虫唾が走ります. 
kuroshibaさんから、同じようなご意見を聞きますと、わが意を得たりと拍手
したくなります.

「耳に悪い」お話は、わが身の問題として拝聴しました. わたし自身、OSC
で鳴らしてみると、広域は、てんでお話なりません.ガタオチです.
ところが、不思議なことに、スピーカーからオーケストラも聴くと、高域の
楽器がちゃんと聞こえます.
案外、本人が聞こえているつもりになっているだけかも知れません. でも、
楽しめれば其れでよいと割り切っています.

TRアンプのエミッタフォロワーについてのお話は、興味深い話題です. も
う少し暇ができたら、若いころに帰って、これに取り組んでみたいものだと
思っています. もとも、年のせいで、やりたいと言う希望だけが先行して、
実際は何も出来ないのが現実です.お笑い下さい.

現在、私のところでは、手持ちの CD をすべてパソコンの HDD へ移しました.
これを再生するのに、アンプとスピーカーは、たいしたものでありませんが、
マアマアのものをそろえました.
でも、肝心の DAC が、手持ちのものでは満足できなくて困っています. 
何度もお手数をかけて申し訳ありませんが、現在の市販品の実情を教えていた
だけないでしょうか. 勝手なお願いで、申し訳ありません.

くどくどと雑感を述べて、お耳を汚して恐縮です. では、これで御免くださ
い. 

有り難うございました.

お礼日時:2018/02/03 20:17

何度もでてくるkuroshiba999です



お礼読みました
Windows使い始めたのが12年ちょっと前で、自前のPC買ったのははリサイクルショップで買った富士通FMV-ME655M(元はWinMEのPCにWin2000Proがインスコされたフルセットで1万円)から始まりました。
いまでも新品のPCは買ったことは無く、ヤフオクでビジネスパソコンのお古(のうち値段の安いモノ)です。デスクトップが富士通でノートはなぜかNECになってるのは自分でもわかりません。(ノートPCのビジネスパソコンはヤフオクで安め かな~~~WWWW)
富士通のデスクトップPCは相性があんまり無いようで、無名のメモリやカタログに記載されてる以外のCPUでもBIOSアップグレードしなくても普通に動きます。

Win2000(NT5.0)以降は光学ドライブの出力(音声)ではなく、PC(CPU)経由で出力されています。
何となくPCのオーディオOUT(後ろの端子)からアンプに繋いだらアレ?意外とイイ音???あの当時のパソコンはファンや光学ドライブの騒音が大きくてそばにあるとダメですが、PCから出てくる音はとても良かったです。
あのPCはCPUがAMDーDuron650Mzでした。今からみれば鼻くそにもならないCPUですが、音楽CDレベル程度の処理なら余裕綽綽です。いまのCoer○○CPUなら特別なHiビジョン映像の動画編集以外を同時に処理してもお釣りくるでしょう。

5年くらい前だったと思いますが、安い外付け(USB接続)DVDライターでDVD-Rディスクを焼いていたら40枚くらい焼いたころから焼いたDVDが読めないDVD-Rが続出しました。100枚パックの太陽誘電製のDVD-Rだったので不良ロットか?と思いましたが、焼いたDVD盤をじ~~~~っと見るとアナログレコードのような曲間?のように間が空いてました。安物USB接続DVDライターの中身をパイオニア製(日本製)マルチドライブと取り替えたらなおりました。いまでも快調です。(もとのDVDドライブも有名なメーカーなのですが・・・ちなみにチャイナ製です)

パソコンなんていまは安いですから音楽専用にしてもたいした負担になりませんよね。
これだけ文字連ねていうのもおかしいですが、CDはデジタルデータです。HDDに入れようがSDカードに入れようがなくなったMD、DATに入れてもみんな全く同じです。(MDとDATにはおかしなコピー禁止信号が付きですが)データが変わったらそれこそ動作異常です。
パソコン自体をD/Aコンバーター化するのも手です。質問者様は測定器をお持ちのようなのでS/N比など簡単に測定できると思います。Windowsのバックグラウンドを全部切ってオーディオ機能だけ動作するようにすればたちまちD/Aコンバーターになります。パソコン本体はどうしてもファンなど音を出すので少し離れるかとなりの部屋に置いて純粋に音だけ聴いてみるとよいかもしれません。

自分は音楽特にクラシックが好きでマーラーの交響曲が大好きです。第8交響曲が特に好きなのですが第2部は60分以上でLPレコード3面に分かれて録音されて聴いていて大変でした。CDプレイヤーを持ってないにもかかわらずCDが発売されてすぐさまディスクを買って、手持ちのでっかいオープンリールデッキを担いでCDプレイヤーを持っていた友人宅へ押しかけダビングしてずっと聴いてました。同棲(のちの奥様)していた女性の方に男ってバカね なに考えてるのかわからないワ    て言われました。


LPレコードやテープデッキなどアナログ機器なんて測定してみるとホント惨めです。波形はぴくぴくフラフラ動くし、たまにビクッと急激に動いたりします。
それに比べたらCDから出る波形は高精度な発信器です。自分が使っている安い(それでも6マン円ですが)測定用発信器よりよっぽど低歪で安定してます。ピクリとも動きません。歪率計はフルスケール0.1%なので針は振れません。計測不能です。
まったく不完全なアナログですがそれでも聴いてみるとなぜか安心します。古いレコードはワウ(回転ムラーーー偏芯)がありますが、時代を知っている自分は納得です。半世紀以上前なのですから仕方ないですよね。
まえ、テープデッキが大好きと書きましたがテープやレコードがくるくる回っているのをみるのが好きなのです。CDが出で少ししたころからみんな動くのを隠すようになりましたね。VHSデッキ、CDプレイヤー、カセットデッキのほとんどはフロントローディングになり従来のカセットデッキも制振ハーフなんちゃらなんちゃらでカセットドアのほとんどをゴム素材で覆うなどカセットテープがほとんど見えなくなりました。カッコイイテープが見えなくなって悲しかったです。ホントに音変わったのかな~~~~~???????動くとことが見えるのも大切ではないかと思うんですけどねーーーー


TRアンプのエミッタフォロワー
自分もあんまりトランジスタアンプは造りませんでしたが過去集めた(古い)トランジスタは結構持ってます。なんかプレミアついて高額でヤフオクなどで取引されてるみたいですが質問者様が手持ちが無く新しく購入するなら(動作確認するだけなら)安っすい秋月電子で売られているトランジスタで十分です。
エミッタフォロワーやカソードフォロワーなど言葉はありますが単素子での部分全量帰還です。素子が持っていた増幅率を全部NFBに回して主にインピーダンス変換してるだけです。似ているのは真空管でのカスケードとカスコードみたいです。カスケードとカスコードは日本語で文字は一字違いですが真空管自体の動作は同じなのです(回路もどこが違うかよく見ないと分からない)が、働きは全く別物になります。SRPPとSEPPとの混同と同じ理屈です。最近は(といっても20年前のラジオ技術誌にあったのですが)真空管抵抗負荷なる新造語で長期連載記事を書いていたいたライターがいました。回路的には簡易カスケードです。論理的に何の意味ありません。

重ねていいますが質問者様が手持ちのトランジスタがあるならぜひHFEやhfeを計ってみてください。大文字小文字で書いたことは分かりますよね。自分がいまよく利用してるトランジスタは2SC3○○○の最新(でもないか)で、驚くほど高性能です。もう日本では造られていませんしメーカーが無くなってしまいました。もうトランジスタの日本製は在庫限りです。自分みたいなジジの老眼ではSMDやSOP素子は扱えません。電線のはんだ付けでも強力な老眼鏡かけないとできませんし、古い機器の修理などプリント基板はんだ直しだとさらに拡大境が必要です。
足の生えたトランジスタは日本製は無くなって今は同等品がどっかでつくられているモノに置き換えられています。中身は分かりません。真空管ならガラスなので中をよ~~~くみると年代など分かりますが半導体は印字された印と樹脂封止されたパッケージの違いしか判別するしかないのが現状です。ホント中身はどうなんでしょう????

質問者様はたぶん私より年上の方だと思います。
年下の者としての回答は無礼でした。をお許し下さい。

私は電子技術者として若いころほんとうに必死で電子機器(テレビチューナー)の生産に携わりました。
バブル経済前後を経験しましたが生産現場ではただ忙しいだけでその時は何の利益はありませんでした。(お金使う時間が無かったので貯金は増えました)

あのころは小型コンピューターはNEC全盛で、モニターがカラー化したのが「スゲー」でした。全システムはは60万円ほどだったかでした、1980年代中ごろでしたのでスゴい値段だったと思います。
バブル経済崩壊後、体を壊してこの仕事(電子産業)から放れて今に至りますが、電気はずっと好きなので家ではゴチャゴチャやってます。
簡単な電圧低下アラーム(リチウムイオン電池の保護ですが)を作ったり楽しいです。新しい明るいLEDを使うだけでも回路設計(なんて高級ではないですが)ホント面白いです。




長文失礼しました
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この回答へのお礼

ありがとう

お便り、拝見しました.
  
私のところも、PCは安物ばかり使っています. もっとも、ずっと以前は、
NEC ばかりでしたが、ある日、ふと DELL の広告が目につきました.
値段につられて、ノートを購入しましたら、これが結構使えます.
これで味を占めて、次はデスクトップも DELL となりました. 
DELL は典型的な安物ですが、そのように割り切って使用すれば、結構使え
ます.                                 
私はノートPC が苦手です. あの浅いストロークのキーボードは、打てま
せん.現実には、ノートはカミさんが使っています.
こんなことを言うとバカじゃなかろうかと言われそうですが、これも年のせ
いでしょう.

ところで、DAC の話ですが、私も最初は後ろのライン・アウト端子からAF
で取り出して、外付けアンプへつないでいました. 
そのころ、ご近所の方--音が好きな方です. 理屈には無縁の方です--
から、「独立した外付けの DAC を使って、USB から取り出すのがいいと書
いてあったよ……」と勧められました. 
たしか、Roland の製品だったと思います. 音質としては、特に変化はあ
りませんでしたが、SN については明瞭に差が出たのを記憶しています.
                                  
その後、国産や輸入品の数種をテストしましたが、どれも似たり寄ったりで
す. 考えてみると、使用されている IC は、どれも同じものではなかった
のかと思います.

実は、Kuroshimaさんは、オーデイオ業界のご出身ではないかと勝手に考え
て、あんなお尋ねをしたわけです. ご容赦ください.

TVチューナーがご専門だったのですね. バブル全盛期で、貯金が増えたお
話はうらやましいことです. 私は、バブルであろうと無かろうと、サラリ
ーには変化が無い仕事でしたので、その有り難味を経験できませんでした. 
今になって考えると、くやしい限りです.
私は、一応、通信工学を職としていまして、中年以降は、コンピューターを
いじっていました.しかし、パソコンはどうも駄目です. たとえば、税金
申告の必要性に迫られて、昨年ようやくエクセルの足し算を覚えました.
取り留めの無い話で恐縮です. ではご免ください.

お礼日時:2018/02/04 14:03

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