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空母信濃と空母大鳳、どちらの方が性能的に優れていたのでしょうか

A 回答 (6件)

余計なことだけど、信濃は別に防水隔壁を省いたわけではないですよ。

艤装工事途中で出航したために艦内にケーブル類が多数通っていて隔壁閉鎖ができなかったこと、気密試験が行われておらず不良個所が複数あったこと、被雷時の隔壁閉鎖訓練が行われていなかったことなどが簡単に沈んだ要因と言われています。

 性能的には№4様が詳しく紹介された通り(とても優れた回答だと思うんだけど…)だと思います。信濃が優れていたのは垂直・水平防御能力くらいで、あとは似たようなもんだと思いますが。
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どっちもどっち、信濃は、大和型の船体なのに防水隔壁を省いた為に、たった三発の魚雷で沈んでしまうし、大鳳は設計ミスなのか、魚雷が当たっただけでガソリンが漏れ出し大爆発。



性能以前の問題だね。
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以下は過去の全く同じ質問に対するベスト・アンサーです。




空母信濃は「洋上のプラットホーム」でも「洋上航空基地」でもありません。  そういった運用も考慮していません。  あくまでも艦隊決戦を想定した大鳳らと同じ艦隊型空母です。  こういった運用を考えたのはあくまでも計画段階での話。  軍令部や航空本部から猛反対を受け通常空母として建造されています。  それが戦後になって計画段階での話を「信濃の運用方法」と誤って広まってしまったのです。

さて、どちらが性能で上なのか。 スペックで見ると。

排水量(公試)
大鳳:32400t
信濃:68060t

速力
大鳳:33.3ノット
信濃:27ノット

航続力
大鳳:18ノットで10,000浬
信濃:18ノットで10,000浬

飛行甲板(長さ×幅)
大鳳:261.5m×30m
信濃:256m×40m

搭載機
※補用機とは常用機で破損などで損失した際の代替え機。分解して搭載したり、書類上確保してたりしていた
大鳳:常用52機、補用1機
信濃:常用48機、補用2機
※信濃の搭載機数は47機(常用42機、補用5機)という書籍があるが、昭和19年10月16日付の「空母及び搭載艦関係報告資料」では補用含めて50機である

搭載航空弾薬・航空燃料
大鳳
800または500㎏爆弾×90、250㎏爆弾×468、60㎏爆弾×468、航空魚雷×45、航空燃料1000t
信濃
800または500㎏爆弾×54、250㎏爆弾×216、60㎏爆弾×216、航空魚雷×36、航空燃料670t

兵装
大鳳:10㎝連装高角砲×6、25㎜3連装機銃×22
信濃:12.7㎝連装高角砲×8、25㎜3連装機銃×35、同単装機銃×40、12㎝28連装噴進砲×12

飛行甲板装甲
大鳳:前後エレベーターの間の150m、幅20mの間に厚さ95㎜の装甲を配置
信濃:飛行甲板のうち、長さ210m、幅30mに75㎜の装甲を配置、また元々の大和型戦艦の甲板装甲はそのまま流用されており、格納庫床である中甲板に270㎜装甲がある

格納庫床面積
大鳳:5250平方メートル
信濃:4860平方メートル

となります。

これを見て気づきますが、実はスペック的に信濃は大鳳にそれ程劣りません。 搭載機数は50機で53機の大鳳と大差はないですし、航続距離も同程度、対空火器は勝っていますし、飛行甲板の防御力も勝っています。 速力は劣りますが、空母として艦載機の発着に支障があるほどではありません。日本海軍はこれより遅い空母を普通に艦隊決戦で運用しています。 実際信濃は11月12日に20ノット程度の航行状態で横須賀航空隊により局地戦闘機・紫電改を艦上型に改造した「試製紫電改二(N1K3-A)」や流星、天山、彩雲等による発着艦実験が実施され、いずれも成功しています。
この時参加した紫電改テストパイロット山本重久大尉も、日本空母の中でも特に大型だった「赤城」や「翔鶴」より110号艦の飛行甲板は大きく、離着艦は良好と証言しています。
話題の飛行甲板の装甲ですが、信濃も大鳳も飛行甲板全面に装甲を施していた訳ではありません。  ですがその面積は信濃の方が長大ですし、戦艦からの改造なだけあり、格納庫から下への防御も十分でした。
意外なのは格納庫の広さ。 信濃は空母への改装決定時で船体は殆ど出来ており、それを空母に改装するのに船体部をいじるのは時間がかかったので格納庫は1層のみでした。 しかし空母の船体とは違い、戦艦のは幅があります。 更に大和型は戦艦の中でも特に幅があり、そのため1層の格納庫でも十分な広さを持っていたのです。 ですので格納庫2層の大鳳とそれ程差はありません。
※因みに翔鶴型(84機)で格納庫2層で6713平方メートル、最大の搭載機数だった加賀で格納庫3層で7493平方メートルでした。

大鳳、信濃の搭載機が少ないのは格納スペースが小さいだけでなく、予定される艦載機が大型化しているからです。 戦争初期の零戦21型や、99艦爆、97艦攻よりも、天山や流星は大型であり、1機当たりの必要な床面積が大きいのです。だから少なくなって当たり前です。
これは同じように戦時中に建造された雲龍型にも言えます。 飛龍を原型に設計され、格納庫の面積は同じどころか、エレベーターが1基減った分、逆に広くなっているのに、雲龍型の搭載機数は飛龍よりも少ないです。 搭載機の数が少ないのは大鳳、信濃の個別の問題ではないのです。 
こうして見ても性能的に信濃が大鳳より劣る訳ではありません

信濃以上に低速で搭載機数も同程度。装甲や対空火器では大きく劣る飛鷹型改装空母でもあれだけの活躍が出来たのです。
もし信濃が大鳳と同時期に完成しマリアナ沖海戦に間に合っていたら、引けを取らなかったと思いますよ

残念ながら、完成を急ぐあまり検査もせずに突貫工事で作り、実質未完成状態で出港して撃沈されたため、真価を発揮できませんでしたが…
(まあこの時点で搭載できる飛行機もなかったのですがね)

下は空母信濃の平面図です。  かなり広い格納庫であることが判ります。
「空母信濃と空母大鳳、どちらの方が性能的に」の回答画像4
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この回答へのお礼

ありがとう

それは既に知っている
こちらでの視察や意見などを私は聞きたいのです

お礼日時:2018/04/11 19:14

大鳳:搭載機50機くらい。

速力33ノット。
信濃:搭載機40機くらい。速力27ノット。

大鳳の方が使い易いと思う。
カタパルトを持たない日本の空母で、低速なのは困る。
アメリカは低速の護衛空母にすらカタパルトあり。
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信濃と大鳳は運用思想が異なり、一概には言えないと思います。

個人的には、1発の魚雷で沈んでしまいましたが、速力30ノット超で、本格的なエンクローズドバウを採用し、急降下爆撃にも耐えうる装甲板を飛行甲板に張った大鳳ほうが優れていると思います。
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空母信濃でしょう


大和の3番艦として急遽空母にしたのですから速度をみても27ノットですから、沈没さえしなかったら、中国の空母楊寧と比較できるくらいではないでしょうか
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