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①A wider variety of food has become available.
②A wider variety of products are available.
単数?複数?
ある参考書に上記の文章があるのですが、A wider variety of を受けるのは、単数なのですか。それとも複数なのですか。
もしかして、ofの後のモノ、加算、不可算名詞で変わるのですか?
教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (2件)

a variety of と そのあとにくる名詞とでつくる句全体を主語ととらえて、主語の意味が「集合(a set)」なら、述語の動詞は単数扱い、主語の意味がたくさんの「要素(members)」なら、述語の動詞は複数扱い、という基準で単複をみわけてみましょう。



話し手・書き手は、主語の意味から、動詞の単複をみわけます。
聞き手・読み手は、動詞の単複から、主語の意味をみわけます。


A wider variety of food has become available. 食物の多様性として、主語の意味を「(the) variety」でとらえると、単数扱い
A wider variety of food have become available. 食物の多様な種類として、主語の意味を「(the) types of food」でとらえると、複数扱い


A wider variety of products are available. 製品の多様な種類「(the) types of products」の意味でとらえるので複数扱い
A wider variety of products is available. 製品群の多様性「(the) variety」の意味でとらえるので単数扱い

上記の「集合」か「要素」かの基準のほかにも、いくつか基準を考えられますが、これらの基準だけでは単複をきめられません。

★ 動詞の直前の名詞の単複にあわせる基準
迷ったときは動詞の直前にある名詞(=ここでは of のあとの名詞)に動詞の単複をあわせるという基準は、ネイティブスピーカーの奥の手でですが、文例①の場合、food が不可算名詞になるので、動詞がつねに単数扱いとなってしまい、主語のもつ「多様な種類」(複数扱い)の意味を表現できません。

★ a variety of を形容詞句にみたてる基準
a variety of を many でおきかえられる形容詞にすると、主語はつねに of のあとにくる名詞になりますから、動詞をいつも複数扱いにできますが、 これでは主語の「多様性」をもつ「集合」(単数扱い)としての意味が失われます。

わたしもいくつか辞書を参照しましたが、明解なルールをみつけられませんでしたので、とあるフォーラムのスレッドを引用します。
https://ell.stackexchange.com/questions/53284/a- …
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
難しいが故に、プアな私としては、「じゃあどっちもマルってわけだ」と理解をしておきます。
でも理屈はわかります。ありがとうございます。
他の回答の方にもお礼です。

お礼日時:2018/05/18 23:03

下記例文から察するに、"of" の後にくる名詞の単複によって左右される、と考えていいと思います。



(WEBSTER辞書)
Learner's definition of VARIETY
I was surprised by the variety of the choices that were available.
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