プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

さきほども質問させていただいたんですが、引き続き質問させてください!背腹軸形成で、gurkenという母性遺伝子について、これがどのような役割をしているのか詳しく知りたいんですが、いろんな文献を調べたんですがどれも詳しく載ってませんでした。。どなたか教えてくださる方お願いします!!

A 回答 (3件)

PubMedを使ってGurkenを検索すれば膨大な量の論文がヒットします。


例えば、「membrane」「trafficking」「gurken」
などのキーワード。

内容は読んでないので適当かどうか分かりませんが、例えばDevelopmentではこんな論文がヒットしました。
あとは、参考文献をたどれば良いかと。
http://dev.biologists.org/cgi/content/full/131/2 …


簡単な記載もありました。
http://www.educ.ls.toyaku.ac.jp/~s027107/
ページ中央(16)
http://www.ricoh.co.jp/abs_club/Science_f/Scienc …
ページ中央「遊走の合図(A Migration Signal)」
    • good
    • 0

訂正。


http://www.educ.ls.toyaku.ac.jp/~s027107/
(17)でした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お忙しい中調べていただいてありがとうございました!!さっそく参考にしてみます。生物系の勉強は知らないことばかりですが、とても面白いです。。

お礼日時:2004/10/26 01:12

gurkenはEGFシグナルのリガンドで、そのレセプターと結合することで細胞内にシグナルを伝え、特定の遺伝子の発現を促します。



背腹軸形成では、gurkenは2回はたらくようです。
1度目は、核が卵の後部に位置しているときに、核近辺で発現されたgurkenが後部に接しているfollicle cellにシグナルを送り、それに反応してまだ(同定されていないシグナル)がfollicle cellから返ってきて、今度はこれが後部から膜に沿って前部へ向かう細胞骨格の再形成を促します。
2度目は、核がこの細胞骨格に運ばれて、前部の近くまで達したとき、またgurkenが近くのfollicle cellにシグナルを送り、follicle cellが腹側化シグナルを発現するのを抑制します。核はひとつしかないので、卵の中でも核が通った側は背中側となり、反対側はfollicle cellからのシグナルにより、腹側となります。

これで背腹軸は決まり、大まかに卵が2つの方向に分けられたわけですが、このあともさまざまなシグナルが働き、背腹軸はもっと細かく分かれていきます。

ぜひ参考URLを見てください。
僕の回答もこれを参考にしました。
ここではハエの発生過程を示すさまざまな画像やムービーがあります。
ムービーを見るにはshock waveというソフトをインストールしなければならないのですが、本当に興味があるのでしたら、映像はすごくきれいなので見る価値はあると思います。
英語しかないですが、頑張って読むのもいいし、映像を見るだけでも楽しいと思います。

gurkenの部分は、TOPページから、Processes(横にあるタブ)>Axis specification and gradients>The early embryo>dorso-ventral>Maternal signalのところにあります。

参考URL:http://flymove.uni-muenster.de/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

overthisgrayskyさん大変丁寧なご回答ありがとうございます!!ものすごく勉強になりました!!ムービーの情報もとても興味があるので参考にしたいと思います。。それにしても生命はおくが深いです。だからこそ面白いんですよね!本当にありがとうございました!!

お礼日時:2004/10/26 01:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!