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始めて質問させて頂きます。
地震についてなんですが、
1.予震のあとは必ず本震があるのですか?また余震とは本震のあとに必ずあるものなんですか?

2.小さい予震のあとには必ず大きな本震がくるので      しょうか?プレートからのプレッシャーがかからな
くなって(エネルギーの放出が小出しにされるので)小さな地震が数回起こって終わりにはならないんですか?

3.余震が長く続くとはどういうことなんでしょうか?
 
4.予震と余震はどういうときにおこるのでしょうか?

教えて下さいお願いします。

A 回答 (2件)

まずはざっと回答から



1.予震(余震と発音が同じなので、区別するために前震と言うこともあります)、余震とも必ずしも発生するとは限りません。

2.プレートからの応力状態と地盤の性状によって変わります。もろい地盤では大きなひずみは耐えられないので、大きなエネルギーが溜まる前に壊れますので小さな地震が発生しますし、頑丈な地盤では大きなひずみを蓄えることができるので、巨大なエネルギーが溜まってから破壊しますので、大きな地震となります。
また間隔はひずみが溜まる速度によってかわるので、断層のある部位によって地震の発生間隔や大きさが異なります。

3.余震が続くというのは、本震などでひずみを開放しきれなかった部分が、多くあるということです。

4.これらは地盤の均質さと関係があるようです。不均質な地震ほど弱い部分がありますので、その部分がまず壊れます(予震)。
壊れた部分は応力に抵抗しなくなりますので、その部分が抵抗していた部分の分も含めて壊れていなかった部分にひずみとして溜まっていきます。頑丈な部分が耐えきれなくなると大きな地震となり壊れます(本震)。
壊れなかった部分があると余震となり残ったエネルギーを解放します。
また均質な地盤では均等にひずみをため込み、壊れるときもほぼ一緒なので、大きく1度に壊れる可能性が高いようです。

 次に私の個人的な見解なのですが、人にとっては予震・本震・余震と区別して感じられますが、地球という大きなものから見ると、数年という単位は人間にとって一瞬のようなものですから、これらの連続した1つのイベント(地震)にしか過ぎず、その一部分部分を人間はいくつかの地震に区別して感じているのではないかと思います。

 ちなみに、兵庫県南部地震では2つの頑丈な部分があり、1つが壊れたことによりもう1つの部分も壊れたといわれています。この2つのパートの破壊の時間間隔がもう少し離れて起きていたならば、大地震が2回発生したといわれていたかもしれません。
 同じように東海地震と東南海地震は2つの地震として発生するときと、連動してほぼ同時に発生することがあり、次の発生の際には連動して発生する可能性が以前より高いともいわれています。
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はじめまして。


実際起こる地震活動はその規模、発生する場所(プレート間やプレート内、火山活動)などにより、
様々なパターンがあります。

おっしゃっている「予震」というのは”前震”というものと思われます。
何度か起こる一連の最大規模の”本地震”の前の小さい地震を指します。
本震に先立ち小さな地震を伴うこのパターンは、
確率的には数%程度しかありません。

そして、余震とは・・
大きな地震が起こり、その後に、プレートのずれや、
岩盤の破壊で生じる不安定な状態を解消するために起こると考えられているもので
特に、震源の浅い大きな地震が発生した場合は、
その反動の度合いに応じて余震が起きやすく、
ほとんどの場合、余震が起こりますが、
発生した場所や規模により、必ずしも起こるわけではありません。

余震のおさまり方は、本震直後は急激で、徐々に緩やかに変化します。
本震から10日後には直後の10分の1位で、
その後10日経過しても、その2分の1程度にしかなりません。
マグニチュード(地震での規模)が大きければ大きいほどその余震は長く続いてしまう所以です。

今回の新潟での地震は震源地が地下10kmと浅いのと、マグニチュードも大きかったので余震も多いのでしょう。本当にお気の毒です。

また、パターンとして、
火山の周辺などでは、特に、いきなり大きな地震が発生するのではなく、
ある地域で次第に地震の数が増えて活発になり、
その後、活動が激しくなったり、弱くなったりする群発型地震があります。
あまり、大きな地震は起きませんが、例外があり、群発地震が続く中でかなり大きな地震が起きることもあります。

ですので、
1、予震(前震ですが)、余震共に必ずあるものではありません。
2、小さい地震だけが起こる事は多々あるます。それでおさまるタイプだったということです。
3、反動が大きく、規模も大きな地震が起きたということでしょう。
4、は、上のご説明を参考にしてください。

ちなみに、
プレートのずれや、岩盤の破壊によって生まれたエネルギーは、
地震波となり、地球の内部を伝わっていく”縦波(P波)”、”横波(S波)”に分かれる「実体波」と
地球の表面に沿って伝わっていく「表面波」で伝わっていきます。
これらは進むスピードが違うため、遠くで大きな地震が起きると、
まず、最初に”縦波”が先に届き、ガタガタと小刻みに揺れる揺れが来て、
次に”横波”のややゆっくりとしたゆさゆさとした揺れを感じます。
そして、最後に、「表面波」のユラユラとゆっくりした振幅の大きな揺れが起こることになります。

また、以下のサイトにも詳しく書かれていますのでご参考にして下さい。

参考URL:http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30295/to …
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この回答へのお礼

とても詳しい説明をしてくださって本当に有難うございました。みじかな事なのに知らないことっていっぱいあるんですね。勉強になりました

お礼日時:2004/10/26 02:12

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