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3年前の正月、八ヶ岳の阿弥陀岳に行った時 御小屋尾根から来たといふ単独の人がザイルを持っていました。また八ヶ岳全山縦走中のやはり単独でザイルを持っていましたがこのザイルの使い方や雪山での固定の仕方等教えてください。以前アイゼンをひっかけて転倒したり斜面で転倒し怖い思いをしたことがあります。こんなときザイルでも使えたらもっと安全だとおもうんですが。また基本的に下りでしか使用しないものなのでしょうか。

A 回答 (5件)

経験者です。


単独の冬山、いいですね、自分の実力に見合ってさえいれば。
おおいに楽しんできて下さい。
ザイルは通常ルートなら不要です。
バリエーションルートでも、単独ならあまり使いませんね。
ザイルの末端にザックをぶら下げ、自分は空身で岩登りをして、ビレイポイントに着いたらザックを引き上げるという使い方があります。亡くなった長谷川恒夫さんなど、そうやって登っていたそうです。
簡単に引き上げられないところは、懸垂下降で荷物の所まで降りて、荷物をかついでユマールという器具の力を借りてもう一度登ったそうですから、並大抵の体力ではありませんが。
でも、普通の方はあまり要らないのではないでしょうか。
ついでに言うと、私はピッケルもあまり使いません。
滑落が予想される急傾斜の雪壁を登るときは持って行きますが、普通はストックの方がずっと便利です。
ちなみにメスナーもヒマラヤですら大体ストックのようです。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。想像はしていたのですがNo4さんの回答を読んでいて霧が晴れたような気持ちです。また長谷川さんの登攀している状況が想像できわくわくしてきます。皆さんの回答を参考にさせていただきます。No1-No4のみなさんほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2004/10/28 23:17

冬の縦走でザイルを使用する場合(私の経験)は、



ほとんどが、懸垂下降です。

ホワイトアウトになって、夏道を通れず、稜線通しに進む事しか出来ず、下降に使用(懸垂下降)しました。
晴れていれば不要ですが、悪天のためルートが稜線となり、岩稜通しにしか進むことが出来なかったためです。
ザイルは、はい松に捨て縄をかけて固定したり、ハーケンを打って下降用の支点を作った。

切り立った稜線や、岩場がある場所にはもって行きます。
西穂から奥穂に縦走したとき懸垂下降で使用しました。

しょっぱいところでは、もちろん使用します。

固定方法として、他にきのこ雪にかけて使うこともあります。剣の八つ峰(単独ではありませんが)で岩が露出しておらず、雪で、埠頭に船をつなぐ様な形に雪を掻き分けザイルを通し懸垂下降しました。

ザイルを持っていた場合、必ず使うのがテントやツエルト内での枕です。

ザイルワークは、なかなか単独では覚えられません。

登りで使用するのは、下の方々の通りです。

もちろん、単独でなければ、氷や岩などで、ザイルによる確保が有効な場所で使用します。
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他の方と同じ答えになってしまいます、単独でザイルワークの訓練をしていては、いつまで経っても訓練で終わってしまいます(歳とって)、やはり 此処は山岳会等で訓練するのが一番ではないかと思います。



チョット考えれば判る通り、冬山では包装紙一枚でもへらして荷重を少なくしようとしています、そこで重いザイルを当てもなく持ち歩くのはかなりのマイナスとなると思います。

冬山単独で使用する場合、主に下りに使用する事と思いますが、ザイルの出し入れ・フィックス・回収等を考えれば体力的にも時間的にも重荷となります。

特に冬山でのザイルワークはピッケル・アイゼン・歩行術等との総合的な技術です、単独行でザイルを持っている登山者を見かけたとのことですが、おそらくその方は、十分な技術を山岳会や同好会で習得されている方ではないでしょうか。また何かの目的を持って携帯していたのだと思います。

十分な訓練は単独では中々達成できません、一つ間違えば安全の為の訓練で命を落とす事にもなりかねません。

この質問をされると言うことは、ザイルワークの訓練を十分されていないのだと思いますので、早速 どこか近くで、自分に合ったサークルを探す事をお勧めします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。皆さん(No1-No4)のおっしゃる通りだということは十分わかっております。まず知識として知っておきたかったのです。それから自分もやってみようか、出来るか、を判断したかったのです。近年中高年者の登山人口が増え、それとともに事故も多発しています。自分もその入り口にたっています。冬になると、いや秋ごろから冬山をどう安全に楽しもうか考えています。

お礼日時:2004/10/28 23:07

冬山を単独で登るのに、ザイルの基礎知識も持たないのは自殺行為です。


山岳部や冬山講習やベテランに付いて、何度も指導を受けることをお勧めします。

ピッケルストップやザイルは何度練習していても、
イザ使うとなると大変難しいものです。
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ザイルワークなどここで指導出来るものではありません。



生命にも関わりますので、お近くの山岳会に入会して、雪上歩行からピッケルやザイルの扱いの指導を受けて下さい。

山岳会など山用品店等に相談すれば紹介してもらえると思います。
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