アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

国語辞典を読んでいて疑問が。

まゆ…目の上に横に並んではえている毛。
眉毛…まゆ。また、まゆにはえている短い毛。
と書いてありました。眉毛の定義のまた以下の部分が引っかかります。まゆそのものの定義が毛を表しているので、毛に毛がはえているみたいな捉え方をしてしまうからです。また以下の"まゆ"はまゆが生えている場所という捉え方なら納得出来るのですがどうでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 皆さん回答ありがとうございます。
    調べたのは、レインボー小学国語辞典です。

      補足日時:2018/12/13 20:59

A 回答 (6件)

まゆの毛全体を「まゆげ」と言い、また「まゆ」とも言います。


まゆの毛1本1本を「まゆげ」とは言いますが、その1本だけを「まゆ」とは言いません。

多くの辞書の語釈は概ね「まゆ」≒「まゆげ」となっています。一見、再帰的定義のようではあります。
「まゆげ」が生える場所を「まゆ」とすれば語の構造はすっきりしますが、そういう説は見当たりません。

-------------

『岩波国語辞典 第七版』
まゆ【眉】
 目の上、ひたいの下辺に横に並んではえた毛。まゆげ。
まゆげ【眉毛】
 眉(まゆ)の毛。また、眉。

『明鏡国語辞典 第二版』
まゆ【眉】
 〔名〕まぶたの上に横長に生えている毛。まゆげ。
まゆげ【眉毛】
 〔名〕まゆ。また、その一本一本の毛。

『三省堂 現代新国語辞典 第六版』
まゆ【眉】
 〈名〉目の上のほうにはえている毛。まゆげ。
まゆげ【眉毛】
 〈名〉⇒まゆ(眉)。

『三省堂国語辞典 第七版』
まゆ[眉]
 ①まゆげ。②まゆずみ。
まゆげ[眉毛]
 目の上のほうに、弓のような形に生える毛。

『小学館 現代国語例解辞典 第五版』
[まゆ 眉]
 [1]まぶたの上に弓状に生えている毛。[2]まゆずみ。
[まゆげ 眉毛]
 まゆ。また、その毛。

『新明解国語辞典 第七版』
まゆ【眉】
 ①〔感情がそこに現われるものとして見た〕眉毛。②まゆずみ。
まゆげ【眉毛】
 目の上に横に連なり生える毛。

『広辞苑 第七版』
まゆ【眉】
 ①目の上に横に連なって生えた毛。まゆげ。まよ。②眉墨(まゆずみ)の略。③<略> ④<略> ⑤<略>
まゆげ【眉毛】
 眉の毛。まみげ

『日本語 語感の辞典』(中村明 著、岩波書店)
まゆ【眉】
 瞼(まぶた)の上の弓形の毛をさして、会話にも文章にも使われる和語。〈太い眉〉〈眉をかく〉〈眉をひそめる〉 ◇「眉毛」に比べ、全体の形を意識した感じが強い。野間宏は『崩壊感覚』の中で、「細い毛並の間にぬれた黒の色をとどめ、その下端をきつく剃込ませて、上り気味につくられている彼女の眉は、すでに険しさを含み始めている」と書いている。⇒眉毛
まゆげ【眉毛】
 眉を構成している毛の意で、会話やさほど改まらない文章に使われる和語。〈眉が薄い〉〈眉を剃(そ)り落とす〉〈眉に白いものが交じる〉 ◇永井荷風は『腕くらべ』に、「真白な眉だけは筆の穂のように長く垂れている」と、いかにも福々しい眉を描いている。この例のように、全体の形を意識させる「眉」より、部分的な毛を問題にする場合に出やすい。⇒眉
    • good
    • 0

その国語辞典は何という辞典ですか。

こういう場合はその名前を書くべきです。
因みに、「眉」で検索しました。

「上眼瞼(じょうがんけん)の上部で、上眼窩(じょうがんか)の真上にあたるところに弓状になって生えている毛で、眉毛ともいう。毛の長さは7~11ミリメートル。眉の位置にほぼ相当する左右の上眼窩縁の高まりの線を眉弓(びきゅう)とよび、その長さは5~6センチメートルである。」
   『日本大百科全書』

「人の眼窩上縁を覆う皮膚の部分に密生する毛の集合を眉といい,その毛を眉毛brows,eyebrowsという。眉は眼窩部の上縁と額の下縁とを境している。」
   『世界大百科事典』

 人によって、眼窩の上の膨らんだ部分(眉弓)を、かなり外れて「眉毛」が生えている人もあります。これはこれで観察すると、面白いですよ。
    • good
    • 0

口の説明はどう説明しますか。


唇だけ?歯は?、舌は?・・・・・。
顔の中で口と表現される機能、と理解すれば。
耳は、機能ならば、耳たぶから外耳道、中耳、内耳までになるのかな?。
見てくれだけでとらえると、耳たぶ。外耳道?。
物としてしか考えられないとそうなるのかな、目、口、鼻、耳、眉、顔の代表的な構成部分の一つと考えられないかな?。
木を見て森を見ず。
    • good
    • 0

まったくご指摘のとおりです。


少なくともネット辞書の語釈には矛盾があると言わざるを得ません。

『まゆそのものの定義が毛を表している』以外のものを見つけるのは難しかったのですが、かろうじて世界大百科事典 第2版の出典がありました。以下のとおりです。

人の眼窩上縁を覆う皮膚の部分に密生する毛の集合を眉といい,その毛を眉毛brows,eyebrowsという。眉は眼窩部の上縁と額の下縁とを境している。…

https://kotobank.jp/word/%E7%9C%89%E6%AF%9B-6357 …
ただ、これでもまだ不完全ですよね。
『まゆにはえている短い毛』という語釈の矛盾を回避するためには、

人の眼窩上縁の皮膚に密生する毛の集合、またはその集合部分を眉といい,

のように表現する必要があると思いますし、そうすれば大概の語釈にも矛盾は無くなるかと思います。
    • good
    • 0

「まゆ」は目の上に横に並んでいる毛の集合体です。


「まゆげ」は「まゆ」と同じく、集合体も指せますが、一本一本の毛も指せます。

好意的に解釈すれば、この辞書の「まゆ」の定義は「集合体」であることを強調し、「まゆげ」のほうは、「短い毛」とわざわざ書いてあるように、「毛」を強調しているのです。
まゆ:毛の「集合体」
眉毛:生えている「毛」


あるいはまた、「まゆ」は描くこともできます。
眉を剃って、描いたものも「まゆ」です。
毛は生えていませんけどね。
だから、眉毛とは言いません。
    • good
    • 0

まゆも眉毛も毛あるいはその集団を指します。


眉毛と言うのは眉の毛という事で、毛を意識(協調)した言い方です。
例えば、
眉がきれいとは、毛の集団が示す形が良い、
眉毛がきれいと言えば、一本一本がきれい、
という意味で使うのだと思います。
私見でした。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!