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二項定理は1/2乗、1/3乗のときにも成り立ちますか?その場合どのように計算すればよいですか?

A 回答 (2件)

二項定理は


(X+Y)²=X²+2XY+Y²__①
(X+Y)³=X³+3X²Y+3XY²+Y³__②、などの形を持つ。
これを次の形に書くことができる。
(1+Y/X)²=1+2(Y/X)+(Y/X)²__③
(1+Y/X)³=1+3(Y/X)+3(Y/X)²+(Y/X)³__④
この形を二項級数という。Y/X=xとし、左辺の指数をαとすると
(1+x)^α=1+αx+α(α-1)x²/2!+α(α-1) (α-2)x³/3!+・・・__⑤
が成立する。
αが正の整数の時は、式⑤はx^αの項で終わるが、αが正の整数でないときは、⑤は無限級数になってしまう。そして、この級数は|x|<1でないと収束しない。α=1/2のときは⑥、α=1/3のときは⑦となる。
(1+x)^(1/2)
=1+(1/2) x+(1/2) ((1/2)-1)x²/2!+(1/2) ((1/2)-1) ((1/2)-2)x³/3!+・・・
=1+(1/2) x-(1/8) x²+(1/16) x³+・・・__⑥
(1+x)^(1/3)
=1+(1/3) x+(1/3) ((1/3)-1)x²/2!+(1/3) ((1/3)-1) ((1/3)-2)x³/3!+・・・
=1+(1/3) x-(1/9) x²+(5/81) x³+・・・__⑦
となる。|x|≧1のときに、これらの式を使うと、発散する(デタラメの結果になる)。
⑥にx=Y/Xを入れると
(1+Y/X)^(1/2)=1+(1/2)(Y/X)-(1/8) (Y/X)²+(1/16)(Y/X)³+・・・
(X +Y)^(1/2)=X^(1/2){1+(1/2)(Y/X)-(1/8)(Y/X)²+(1/16)(Y/X)³+・・・}__⑦
となるが、|Y/X|<1であれば、⑦は近似式として成立する。
⑦が、α=1/2のときに、①②の二項定理に替わるものである。
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それを二項級数といいます


https://ja.wikipedia.org/wiki/二項級数
を参照してください
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