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慶応の商学部A方式の受験を考えています
今、青チャートに取り組んでいるのですが、近年の傾向を見ると必要のない範囲があるように感じます。
みなさんはそんな事を気にせず、全て解いていましたか?
それとも取捨選択をして必要なところだけ解いていましたか?
もしそうなのであればどこの範囲がより重要か教えて頂ければ幸いです。
今は1Aの写真しかないですが2Bの方も教えて頂きたいです。
長々とすみません

「慶応の商学部A方式の受験を考えています 」の質問画像

A 回答 (2件)

元塾講師です。

私自身慶應の商学部A方式で受験・合格経験があります。

 まず、写真ですが、これは蛍光ペンで囲われている部分が重要なのか、不要なのかどちらなのでしょう?ただ、いずれに関しても疑問符が付きます。
 蛍光ペンで囲われている箇所が重要だとすると、重要でない部分に二次関数があります。二次関数そのものはそこまで出題されませんが、微積のところで二次関数をしっかり理解できていないと答えられない問題がよく出題されます。特に慶應商学部の数学の場合、最初の空欄が埋まらないとその大問が全滅なんてこともあり注意が必要です。
 逆に、重要でないと考えるのも危険です。図形そのものとして出題されることはそこまでありませんが、グラフ(XY平面での関数グラフなど)の問題で円や三角形の性質を利用して解く場合もあります。それ自体は関数などでは鍛えられず、いったん図形で鍛えてから、グラフ問題で練習する必要があります。

 どの範囲をやるかやらないかは、できればすべてやった方がいいのは当たり前ですが、それ以上に私がお勧めなのは、「青チャート前に黄色チャートをやること」です。
 数学の定番と言えば青チャートで、青チャートをマスターすれば受験数学ではしっかり合格点はとれるでしょう。しかし、それはマスターすればの話で、多くは途中で挫折しています。そして時間の制約があることを考えると、まずは黄色チャートをやる方針にした方が、受験結果にプラスに働くと、私は考えます。

 受験生の多くは、得意科目を一生懸命勉強し、苦手科目を疎かにしやすいです。数学が得意であれば、おのずと青チャートを勉強する時間は増え数学の成績は上がりますが、他の科目の伸びがいまいちになりやすいです。逆に数学が苦手だと、青チャートでは勉強が進みません。
 黄色チャートにすることで、前者では他の科目の勉強時間が、後者では完成する確率が上がります。
 また、黄色をお勧めする理由は「黄色と青では重複している問題が多い」ということがあります。今まで青をやっていた人も、その勉強が無駄になりません。また、いったん黄色をやり完成した後に青をやった場合でも、重複したところは飛ばせるので、結果「黄色は青の易しい問題をかき集めたもの」という扱いになります。また「青は黄色より難しい問題が収録されている応用編」と区別ができ、青だけをやるより2回分の完成が得られるので挫折しにくい部分もあります。

 特に、慶應の商学部A方式というのは数学と社会が必要な、私立文系受験者にとっては少しトリッキーな試験科目です。東大や一橋志望の人ならその試験科目内で問題はありませんが、国語がない分、数学と社会は想像以上に負担に感じる人が多いです。A方式なので、おそらく他の私立大学受験も数学でしょうが、それなら国語も必要であり、現実的な勉強科目は「英国数社、小論文(慶應経済用)」 となり、商学部を第一志望としてもこれらをやることになり負担は大きめなので数学の負担を軽くすることをお勧めします。また何か質問したいことがあれば、お礼にでも書いてください。
勉強頑張ってください。
ご参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
僕は二次関数と数A全般が特に重要だと考えてます。
蛍光ペンは現役生の頃の青チャ挫折の後です。
自分は浪人生なのですが、現役の頃に基礎は身につけたと思っています。
絶対に今年慶応に受かりたいので、この一年は必要なところだけ徹底してやるという感じでもいいのでしょうか?
またも長々とすみません

お礼日時:2019/04/05 11:14

NO1の元塾講師です・



自分は浪人生なのですが、現役の頃に基礎は身につけたと思っています。
…これはあなたに当てはまるかわかるか分かりませんが、多くの浪人生に共通することなので書きますが、「基礎ができていると考える受験生ほど危ない」というものです。

 浪人生でよく「現役より〇〇(科目、特に英語が多い)の点数が下がった」と話す人がいます。こうした人が陥るのが基礎力不足、基礎部分の確認不足です。
 仮に、合格までひ必要な勉強をLV1~LV100に細分化したとします。すると、多くの浪人生は、LV1~70あたりはできているので71から勉強すればいいと感じます。しかし、そうなると以下の二つの失敗パターンになる可能性が高まります。
 
 一つは、そもそもLV1~70あたりの知識もあやふやな場合があるということです。例えば、二項定理という定理は、そこまで試験に出ませんが、出ると解けない受験生が多くいます。しかしながら、二項定理それ自体はそこまで難しい問題ではありません。そうした問題の失点は他の受験生との大きな差になりやすいです。また、こうした基礎知識がない場合LV71以上の問題が理解できない場合があり、それを「難しい部分が理解できていない」と勘違いする可能性があります。しかし、理解できない理由が基礎部分であるのにそれを克服できないのでいつまでも成績が上昇しません。

 もう一つは、応用部分だけを勉強しているので、基礎確認をすることなく忘れてしまう場合があります。英単語帳の勉強でも後半部分を勉強していると、最初の部分を忘れていることがあります。それと同じように応用部分だけを勉強していると基礎ができなくなることがあります。

 先の回答から、青チャートをやることが前提の内容と感じましたが、黄色を最初にやらないのがプライドなどの為であれば、それを捨てることをお勧めします。先にも書きましたが、黄色と青では重複する部分もあり、青だけをやることは「基礎部分をやらない」ことにつながります。また、慶應商学部は私大文系受験生としては少し特殊で、上智・早稲田を受験するとなると負担もかなりになり、数学に使える時間は思ったほど少ないです。わざわざ新しい参考書を買うのに気が引ける気持ちも分かりますが、それ以上に得られる・失うものは大きいですよ。
ご参考までに
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